2010年9月 4日 (土)

トム・ジョビンのTシャツ

雨を見た最後はいつのことだったか。

熱暑の毎日、私なんぞはTシャツで仕事ができるけれど、炎天下、スーツにネクタイで得意先に出歩かなければならない営業マンなどは正に灼熱地獄だゼッ!

スイミング愛好家としては、これだけ雨が降らないと水不足でプール利用が制限されるのでは?と心配したのだが、そんなこともなかったから、梅雨時は山間地に大量の降雨があったのだろう。

夜は夜で、、、、コレだもの、、、、、、、、、。

今どきクーラーもない珍しい生活をしているからサウナ状態の中でなかなか寝付かれない。そんななかで発見したのは、このCDに耳をかたむけているとホンの数曲で心地よい眠りに入れることだ。


 
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the man from ipanema
ANTONIO CARLOS JOBIM

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たぶん日本未発売だと思うが、アントニオ・カルロス・ジョビンの3枚組CDでバイオグラフィーやエッセイ集とセットになっている。つぶやくようなトム・ジョビンの歌に名手スタン・ゲッツのサックスがからむという、60年代に世界を席巻したボサノバだ。オールド・ファッションといわれようとこんな音楽に心が落ち着き正に誘眠剤的音楽だ。

と、、、、、、ここまで書いて、、、、

「そうだ!イパネマで買ったTシャツがあったんだ!」

イパネマ海岸のトム・ジョビンが愛したカフェが、『ガロッタ・デ・イパネマ(イパネマの娘)』として残っていて、隣接する土産物屋でトム・ジョビン自筆の『♪イパネマの娘』の楽譜をプリントしたTシャツを買ったことを思い出した。

押し入れを探すと・・・・・。

出てきましたネ〜。『♪イパネマの娘』が。

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他にもこんなシャツが・・・・。

これはコパカバーナのボサノバ専門店で買ったTシャツだ。

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これはサントス在住の従妹のダンナがお土産にくれたもので、神様ペレが在籍したサントス・フットボールクラブのユニフォームだ。「他所では着るなよ!襲われるから」と注意されたっけ。それぞれのファンにヤラレることもあるんだ・・・・と苦笑いだぜ。

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これらのTシャツ、貧乏性の私としては着るのがモッタイないような気がして、押し入れに仕舞っているうちに忘れていたのだ。

こんなTシャツを
この季節に着ないで
いったい
いつ着るんだ!
早く着ないと秋になる
着られてこそシャツだぜッ!
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よしッ
浮遊層としては
早速『♪イパネマの娘』を着て
街を流すことにするか。

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2010年8月29日 (日)

スーパーよさこい2010(原宿)

誰かと出会えば、先ず最初の言葉が

「イヤ〜、、、暑いですネ〜・・・」

「ホントですネ〜、、、いつまで続くんでしょうかネ〜・・・」

だ。

何だカンだ言っても確実に秋はやってきて、“新宿エイサーまつり”が終わり、“原宿スーパーよさこいまつり”が表参道を揺るがせば季節はすぐに交代する。その“原宿スーパーよさこいまつり”も今年は10回目だそうだ。新宿のエイサー、原宿のよさこいとすっかり定着したようだ。

浮遊層としては、行ってきましたヨ!原宿へ!

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よさこい愛好団体が何組も表参道交差点から明治公園交差点まで練り歩くのだが、この天候だから演ずる方も大変だけど、観ている方もタ・イ・へ・ン。

その暑さにヤラレたワケでもないだろうが、この男性なんかは“ひとりよさこい”。延々と内なる世界とセッションしていましたね。

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まだガンバってますよ。

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イヌだっていつもと違う雰囲気に戸惑い気味だ。

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マダムもお疲れのご様子。

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そんな観客の事情など関係なく、キレイどころがぞくぞくやってくる。

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アラッ????
中山ラビさんでね〜か?
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パレードは延々と続き、よさこいダンサーの熱気に当てられてバテ気味だ。渋谷アップルショップでパソコン見て帰ろうと向っていたら、NHK前から代々木公園に至る道路もよさこいダンサーが占領している。

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そして、代々木公園ステージも入れ替わり立ち替わり。

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コリアンデレゲーションまで現れて

♪土佐の高知のハリマヤ橋で

 ボンさんカンザシ買うを見た〜

 よさこいヨサコイ

だ。

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代々木公園は「高知フェスティバル」のようなイベントをやっていて、屋台が出たりして大賑わい。何か冷たいモノを、、、、と思い、屋台を見て回れば、、、、、、、、。

アッ!オームだ!
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まぁ、エスニックショップでよく見かける布で、グレード的にはCクラスだけど、この暑いさなかにワザワザ肩にかけて私の前に現れてくれたことに感謝。いちおう「アナタのオームを撮らせてくれ」とコトワリを入れて撮影したワケだ。

暑いアツイ!
とにかく暑い。
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今年中には
パソコンの容量が満杯になるのがわかっているから
アップルストアーに寄って買い替えの下調べ。
27インチのiMacを買うつもりだが
お店で見る分にはそんなでもないけれど
イザ部屋の机に据えたらデカイだろうな〜。
そんなことを考えながら帰ってきた
猛暑日の日曜日だ。

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2010年8月18日 (水)

残暑残暑そうザンショ!(その2)

前回に続き夏枯れネタ切れ補充の写真公開。

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朝、出かけようとした時点でこの空だもの。

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こういう絵ヅラはなにやらカリフォルニア〜。
(行ったことはないけれど)

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これもまたカリフォルニア〜。
原宿表参道のラルフローレン。

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表参道ヒルズへ。

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ファンである梅佳世さんの写真展を観にきたのだ。

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この写真を表紙に使った写真集もあるのだが、
「この子たちは何故泣いてるのだッ?」と気になっていたので
写真展会場の受付嬢に訊いてみた。
どうやら
お化け屋敷から出てきた恐怖醒めやらぬ子供たちのショットらしい。

カメラブームと言われるこの頃だ。

老いも若きも首からカメラぶら下げて街歩きする人も多い。

私なんぞもその一人。

そんなカメラブームのキッカケになったのも、梅佳世さんの出現と成功にあるのではないか?と見ている。写真編集ソフトの力で、ありえない世界を捏造してしまう写真家が多い中で、梅佳世さんの写真は、たんにその場に居合わせてシャッターを押したというシンプルなもの。誰にでも撮れそうだが、どうしてどうしてこんな瞬間を切り取れるというのも梅佳世さんの才能だ。

私も梅佳世さんのようなユーモアを含んだ写真を撮りたいと思うのだが、なかなか撮れない。興味の対象なんかは似通ってると思うのだが感性の差なのだろう。

「どうだスゴイだろう」的雰囲気の写真展が多いけれど、学園祭の延長のようなじつにユッタリした写真展だった。

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表参道ヒルズから明治通りに出て渋谷方面へ。
ファッションの街とはミスマッチなお寺のお地蔵さん。

炎天下、ブ〜ラブラと渋谷まで歩く。

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ジム・ジャームッシュ監督の『イヤー・オブ・ザ・ホース』のビデオを観てから、『ハリケーン/ニール・ヤング』を聴きたくなって、レコファンでニール・ヤングの中古ベストアルバム購入。

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今春、身の回りの整理をしたいと、レコードCD類を殆ど処分したから手許にはボサノバのCD数枚しか残っていないのだ。久しぶりに骨太なサウンドを聴いて過ぎさりし70年代をしのびたい。

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黒人と白いバイク(渋谷センター街)。
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この暑さを乗り切るにはやはりシッカリと食べることが第一です。

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西新宿小田急ハルク裏『満来』のチャーシューラーメン。
これで1400円也。

ついでに、

もうひとつ。

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上野御徒町昇竜の餃子ライス。
650円也。

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こんなふうに
チャンジー浮遊層は
きょうも行く行く
明日も行く。

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2010年8月 1日 (日)

新宿エイサーまつり2010

暑い熱いとフーフー言いながらも、風のチョッとした吹きかた加減の中に秋の気配も感じて今日から8月だ。

昨日は『新宿エイサーまつり』を追いかけて半日新宿の街をウロウロしていた。

“エイサー”ったって、安いパソコンじゃなくって、ここでいうのは、お盆にご先祖様の霊を迎えそして送り出そうという沖縄のお祭りのことだ。南国のことゆえ湿りっけナシ、とにかく賑やかに歌い踊りご先祖様を慰撫しようという行事が新宿の街にもすっかり定着した。

新宿駅東口アルタ前から伊勢丹デパートまでの新宿通りをステージにしてエイサーグループがパフォーマンスを繰り広げる。

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沖縄伝統のエイサーをそのままに継承するグループもあれば、伝統に現代を融合させて新しいエイサーを創作するグループもあって、演者も老若男女混合だ。

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タイコに合わせてノリノリの女性グループにシャッターを切ったのだが
後ろのオヤジにピントが合ってしまった。

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暑さも少し治まってきた夕暮れどき、妖しいムードを発しながらどこかから現れた二人連れの女性。

ンッ?フォトッ?
イイワよ。
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昼から夕方までは新宿通りを中心で、夜になると今度は歌舞伎町や西口の何ヶ所かにステージを移してのパフォーマンスだ。

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新宿西口小田急本社前の路上。

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イヤハヤ、、、、、。
この暑さの中
演ずる方も大変だけど
追いかける方もタイヘン。
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一日中
勇壮なエイサー太鼓のドンドコ!ドンドコ!が
街を揺るがせた新宿でした。

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2010年7月19日 (月)

祝・コロンビア独立記念日2010〜ラテンのひとよ

去年のちょうどいまごろのことだ。『山下洋輔トリオ4結成40周年記念コンサート』を聴きに日比谷野音へ向っていると、公園入り口近くの小音楽堂から聞こえるラテン音楽。「今日は何があるの?」と訊けばコロンビアの独立記念日を祝うお祭りだといいます。なるほど、このラテンな顏はコロンビアの人々だったのかと納得。興味あるイベントだったけれど「今日は山下トリオを聴きにきたのだから」とパスしたことがありました。

そのとき、来年のお祭りには来ようと決めていたのだが、そんなこともスッカリ忘れて1年が経過。7月になってから、このブログに『コロンビア独立記念日/日比谷公園』をキーワードにするアクセスが増えて、昨年のことを思い出したワケだ。

2010年7月18日(日)

コロンビア独立記念日のお祭りを見に日比谷公園へ。

関東地方は昨日ツユ明けした“模様”で、ウダルような暑さとはこういうことを言うのだろう。頭頂部のお皿も乾ききってヘロヘロになりながら日比谷公園へ行けば、名物の噴水は子供たちの格好の遊び場となっている。

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日本人の子供たちはここまでやらないから、ラテンの子供には敵わんぜ。

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そんなラテンのガキどもが元気に遊ぶ姿を見ながら、「豆の煮込みかけご飯+ソーセージ+コロンビア餃子」で腹ごしらえ。

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そうこうしている間にバンドの準備も終わった雰囲気で会場に入ってみれば、とにかくラテンラテンラテン。ラテンのひとよ。日本にコロンビア人てこんなにいたの?と思えるほどのラテン顔だ。

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アルコールと軽快なリズムに煽られて、すでに、気分だしています。

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老いたりといえども、そこはソレ、ムカシとったキネヅカ、若いモンには負けはせん。東洋のセニョリータにステップ指導だ。

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バンドとダンサー入れ替わるたびにリズムも段々激しくなっていく。

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昼酒に手元が震えたか、それとも「シャッタースピード優先モード」に設定するのを忘れたからか?こんな写真ができあがった。

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でもこのブレの雰囲気ケッコー気にいってるのだ。

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ステージ脇でズ〜ッと踊り続けたセニョリータ。

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「オレを写してくれ」のリクエストで撮った写真。アー・ユー・ハッピー!

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ラテンのパワーには圧倒されるぜ。

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昼の12時から夜6時30分までサルサのリズムに全身を揺すられ、そのナガレでケツ振りながら地下鉄で帰ってくれば、駅前の空き地では盆踊りの最中だもの。

♪木曽のナ〜なかのりさん

♪木曽のおんたけさんはなんじゃらホイ

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サルサと盆踊りという、異質なリズムに身体を揺すられ、体内の毒素も汗と一緒に蒸発したのではないか?そんな爽快感を味わえた猛暑の一日だった。

来年の夏もまた日比谷公園に遊びに来よう。

というワケで、

本日の最後は、

狂乱の『祝・コロンビア独立記念日2010』日比谷公園編の動画を見てみましょうか。

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早速ネットの『地球の歩き方/コロンビア編』で
コロンビア情報を収集した
浮遊層のワタクシでした。
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2010年7月 9日 (金)

50・60は鼻たれ小僧

数年前、テリー・ファンク引退の新聞記事を読んで「プロレスラーの引退とソニー・ロリンズの引退はアテにできない」などという記事を書いたことがありました。何回目かの引退宣言と引退興行の記事をから「プロレスラーの引退とソニー・ロリンズの引退はアテにできない」と皮肉ったつもりでした。

テリー・ファンクというのは、兄のドリー・ファンク ・ジュニアと共に馬場さん時代の全日本プロレスで活躍したプロレスラーで、ブッチャー/シーク組との“血の抗争”は語りぐさとなっている。そして、ソニー・ロリンズは言わずと知れた“ジャズの巨人”だ。両者とも、サカリの過ぎた晩年になっても来日して、義理堅い日本人ファンを喜ばせたものです。

ドリー・ファンクの消息はその“引退”記事のあとは聞こえなくなったから、彼は本当に引退したのだろう。

対するソニー・ロリンズの方はというと、数年前に「これで引退!最後の日本公演」という広告を読んで、「やっと引退するのか」と、なんだかホッとした気分になったのを覚えている。

やっと引退したと思ったそのロリンズだが・・・・・。

まだ引退していなかったぜ。

2010.07.06(火) 読売新聞夕刊
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モダン・ジャズ“最後の巨人”のステージを見逃すな!!
ソニー・ロリンズ
“80歳記念ツアー2010
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“日本の皆さん電気ですか?現在ニュー
アルバムの準備に取りかかっています。
2011年の春までには皆さんにお届けで
きると思います。今回のツアーではその
中からオリジナル曲も披露する予定なの
で、楽しみにして下さい。”
あああああ

80歳だってよ。

80歳が悪いというワケではない、かつて先鋭的な音で観客を畏怖させた巨人が、鋭い姿勢を捨て、好々爺然の顔で♪セント・トーマスなどのヒット曲を吹く姿を想像するのはイヤなのだ。「引退」「最後の引退」をウリに過去のビッグネームにすがって出稼ぎに来ているように思えてならないのだ。

もっともロリンズ本人にすれば「オレは引退宣言などしない!生涯現役!」だということなのかも知れないが。

人間
フェードアウトするタイミングは難しいなぁ。
偉大な過去をもつひとの晩年をみると
特にそう感じるのだ。

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2010年7月 7日 (水)

新宿ブルースナイト2010!また呼んでください!

選挙が近いというのに、メディアによる当落予想の白々しい数字が見出しに踊るだけで、昨年の政権交代を果たした衆院選挙のときとは明らかに熱気が違う気がする。裏切られっぱなしの日本の政治にはもはや期待すべきものはない、、、、国民は完全に醒めきってしまっているのだ。

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土日の『新宿ブルースナイト2010』で大騒ぎして、しばしの間ツマンナイ世間から逃避していたのだが、それにしても、、、宇崎竜童・・・64歳ですよ。「上手にトシとっているなぁ」と惚れ惚れしました。ギター1本で完全に会場をコントロールしていましたね。

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また、竜童さんはなかなかトークもイケて。

たとえば、医者に行ったハナシ。

健康診断に行ったら話し好きな医者で、診察そっちのけで故郷の京都のことなど延々と喋る。そして、おもむろに「イモアライをしたことがあるか?」と訊いてきた。「イモアライ?・・・“芋洗い”の経験はありません」と竜童さんは答えるワケだ。それほどのトシではないと。

自分はミュージシャン特有の難聴になっていて“MRI”が“芋洗い”に聞こえたというオチをつけて場内大爆笑。たぶん他のライブでもしょっちゅう使っているネタなんでしょうが、オモシロかったですネ〜。

なにしろ、観客も平均年齢がケッコー高いから健康ネタは受けるのです。

そして、最近三浦友和百恵夫婦と久しぶりに会ったハナシなんかも面白かったなぁ。

山口百恵さん現役時代のDVDを作る企画の打ち合わせ絡みで両人に会ったのだという。

TBSの『歌のベストテン』で百恵さん出演シーンだけを取り出して何枚組かのDVDを作ったのだそうだが、その2/3くらいは自分の作品。こんな高価なセットが売れるワケないと思っていたのだが、、、計算書が届いてビックリ。

   オレ!コレモンだよ!

左手で扇ぐマネをするのでした。

このハナシはさらに続いて。

次にフジテレビの『夜のヒットスタジオ』からも、山口百恵特集というTBSと同様の企画が持ち込まれ、やはりその大半は宇崎作品。「そうは売れないだろ」と思っていたら、、、これが・・・・・。

  オレ!コレモンだよ!

今度は右手でも扇ぎ始めて、つまり、両手で扇ぎ続けるのでした。

こういうハナシがまったくイヤミに聞こえず、場内祝福モードの拍手喝采になるのも竜童さんの人徳というものだ。

当夜の竜童さん、“大トリ”としてギター1本で会場を圧倒したのだが、最後の1曲だけはサックスの梅津和時が参加して、さらにブルージーな世界を表現したのでした。このドクトル・梅津、中山ラビに客演したときもそうだが、こういう設定になると、ちゃ〜んと主役を引き立て、そして最後には自分がオイシいところをサラってい くという、正に職人技です。

というワケで、

宇崎竜童×梅津和時の『♪ブルースで死にな』の動画がありますから貼付けましょう。

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竜童さんが前回この『新宿ブルースナイト』に出演したときは

酔客の多さに呆れたのか

「新宿ブルースナイト最高!もう二度と呼ばないでください!」

と、悪タレそのじつ愛情表現してステージを下りたのだが、

今回は

新宿ブルースナイト!また呼んで下さい!

だってさ。

次の出演を楽しみにしているヨッ!
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70歳になっても80歳になっても
『新宿ブルースナイト』がある限り
歌い続けて下さい。
そして
聴き続けたいのだ。

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2010年7月 6日 (火)

新宿ブルースナイト2010(その2)

狂乱のうちに終わった『新宿ブルースナイト2010』1日目の熱気が身体から抜けきらないのか?それとも熱帯夜のせいなのか?なかなか寝付かれないうちに、カラスがカ〜と鳴いて、当然のように『新宿ブルースナイト2010』2日目の朝がきた。

休日の日課であるスイミングを済ませて「新宿へ!イザ歌舞伎町へ!」

特設テントの昨日は空席が目立ったが、2日目の本日はほぼ満席。会場のアッチコッチでは缶ビールだのワインだの、あるいはおツマミだのを分け合うグループもみられ、すでに出来上がっている顔も3ツ4ツ2ツ。

「ナニかが起こりそう」

そんな期待感が充満するテントだ。

本日のオープニングは『新宿ブルースナイト』のハウスバンドともいえるお馴染み『ザ・パーマネンツ』の面々。

1)ザ・パーマネンツ

6人のダンサー従えての煽りで会場はもう沸点に達しそう。彼らからは後から出る連中を喰ってしまおうというバンドマン魂を感じられるのがウレシー。

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2)新宿コネクション

リード・ボーカルは若手俳優だそうだ。早いとこ松田優作の後追い路線から脱皮しないとネ。

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3)根岸季衣&THE BLUES ROAD

女優の余技を飛び越えたパフォーマンスにいつも思うのだが、歌うことが楽しくて楽しくて仕方がないという表情に、聴いているコチラもウキウキしてくる。

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4)恭子&YOSHI BAND

YOSHIというのは、ギタリストであり、この『新宿ブルースナイト』のプロデューサーでもある横山さんのこと。このバンド、毎年同じレパートリーなのだが、それでも幸せな気分になるのは恭子さんのキャラクターのなせるワザか。

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5)リリィ&洋二

いまが歌うことのホントの楽しさを味わっているのかもしれない。

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6)中山ラビ

我らがラビさん、本日は高橋誠一(p)梅津和時(sax)を従えての登場だ。

『♪いつまでも、、、眠れない、、、夜がくる、、、』

歌いだしのワンフレーズで会場は中山ラビ色に覆われ、寂として声もなし。

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7)山崎ハコ&安田裕美

婦唱夫弾!

この華奢な身体のどこからこんな声が?と思える、絶叫マシンのハコさんだ。

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8)宇崎竜童

そして大トリは宇崎竜童。

今宵の竜童さんはバンドでなく、ギター1本で勝負だ。

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じつは、竜童バンドを期待していたのだが、余計なものを排除し研ぎすましたそのパフォーマンスには圧倒されてしまった。

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64歳になったというが、正に“若き人間国宝”だ。

最後の全出演者紹介のあと、今夜のオープニングをつとめた『ザ・パーマネンツ』の面々がツナギ姿で登場。『ダウンタウン・ブギウギバンド』の♪スモーキング・ブギを再現するシャレた演出。

客席のジジババはムカシとったキネヅカとばかりに無礼講で踊り狂うけれど、そこはソレ、なにしろトシがトシだから、腰のヒネリもギコチない。明日の朝はたぶん筋肉痛で起きられないぜッ!

          アッハッハッハッハハー!

それでは、

最後の♪スモーキンブギの阿鼻叫喚シーンを見てもらいましょうか。

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というワケで
出演者は『新宿ブルースナイト』に出演できたことを喜び
観客は観客で
“アレからイロイロあったが”
今年も『新宿ブルースナイト』という同窓会で
盛り上がったことに満足できた
『新宿ブルースナイト2010』
1日目(土)5時間
2日目(日)5時間40分

ゲリラリポートでした。

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2010年7月 5日 (月)

新宿ブルースナイト2010(その1)

やっぱり、

自国の出ていない国際試合というのも

冷めた目で見てしまうものです。

というワケで7月3日(土)は

『新宿ブルースナイト2010』を観てきた。

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SHINJYUKU BLUES NIGHT 2010
新宿の真夏の夜のジャズ&ブルース
2010.07.03(土)
2010.07.04(日)

新宿歌舞伎町大久保公園(シアターパークテント劇場)

このお祭りは新宿駅周辺を会場に何回か(7回といったかな?)開催されてきたが、今回は歌舞伎町の大久保公園特設会場での開催となった。

一昨年はコマ裏のキャバレー『クラブ・グランドハイツ』が会場で、昭和の面影を残すその古式蒼然たる雰囲気は『新宿ブルースナイト』というタイトルにピタッとハマっていてライブの楽しみを倍加させてくれたようだった。その『クラブ・グランドハイツ』がコマ劇場取り壊し計画によって使えなくなったそうで、昨年の『ブルースナイト』は中止。毎年待ちわびていたイベントだけに残念に思っていたら、今年は歌舞伎町裏の特設テントに場所を移しての復活開催だという。

新宿のテント公演といえば花園神社と歴史があるワケだが、この大久保公園シアターパークテント劇場は新宿区の歌舞伎町浄化運動の一環として設営されたテントだそうで、各種の文化的イベントに提供されているそうだ。穿った見方をすれば公園内で寝泊まりする人たちへの防御対策とした行政の苦肉の策なのかな?とも思える。

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マッ!会場の謂われはどうあろうと、マスにはちょっと背を向け、我が道を貫くミュージシャンたちの、あまり聴く機会のない歌に接することは嬉しい。

テントが会場と聞いて、小中学校の運動会のテントを想像していたが、どうしてどうしてなかなか立派な作りのテントで、キャパシティは500というところか。椅子は小さめだが、客席にはちゃんと段差がついていて観やすい作りだ。

この『新宿ブルースナイト』というイベントは歌舞伎町ゴールデン街の飲み屋絡みだから、主催者のおメガネにかなった出演者も出演者なら、お客も一癖二癖の面々。私はゴールデン街で飲んだことはないが、毎年来ているイベントだから周囲には見たことのある顔ぶれが多い。

客の入りは7割ていど、メーンは2日目だから仕方ないか。そんな会場内をチェックしているうちにやがて毎年恒例派手な衣装の「ワタクシ司会者です」が登場してスタートだ。

オープニングは『酒匂みゆき&ファンキーコネクション

お祭りの露払いを完璧にこなしていて、私は『ディラン30周年記念コンサート』のジョン・メレンキャンプを思い出していたと書いたら、ちょっとホメすぎか。

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2)成瀬昭

半径1メートルの日常茶飯事を歌っている。

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3)辻本裕之

新宿ブルースナイトには常連の歌手だが、この人は半径1.5メートルの日常茶飯事を歌っている。

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4)趙博

大阪から参戦のパギやん。韓国伝統リズム隊を含め10数名の力の入った陣容で、未だ消え去れない『日帝36年』の“恨”を新宿歌舞伎町に轟かす。

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5)頭脳警察

グループ結成40周年だという。変わらぬ反体制の前にはひれ伏すしかない。

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6)フラッパーオールスターズ・セッション

フォーク、フリージャズ、沖縄と、手当たり次第に取り込んだ“無国籍食堂”風音楽を、自分たちが楽しんで演奏しているのは解るが、プライヤーが楽しんでいるワリには聴いてるコチラはそう楽しいものでもなかった。

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7)カルメン・マキ

バイオリンとギターのシンプルなサイドメン。

カルメン・マキはまだまだ進化し続けるひとだ。

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長い間封印していたのですが、、、
ムスメが
私がこの歌を歌っていた年代になって
そのムスメのためにも
最近再び歌うようになった
私なりの反戦歌です。

この歌を
旧友でもあり
40年以上も同志だったパンタと歌います。
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『戦争は知らない』を歌う
カルメン・マキとパンタ
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8)酒井俊ジャズナイト・スーパーセッション

この人の存在、歌うことのすべてがジャズだ。

ところで豊住芳三郎、、、生きていたんですね、、、。最後には爆竹鳴らしたりして、豊住さんてまだまだヤンチャなんだから。

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9)出演者紹介のあとは浅川マキさんを偲んで出演者全員で『夜があけたら』を歌っての大団円。

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そして
『新宿ブルースナイト2010』
その2に続く。

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2010年6月20日 (日)

『クレイジー・ハート』には泣いたぜ。

『クレイジー・ハート』を観てきた。

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バッド・ブレッドは人気者のカントリー・シンガーだったが、弟子だったトミーにその地位をとって替わられ、今ではオンボロのヴァンにギター一台だけを乗せてのドサ回り。“ムカシの名前”だけが頼りの彼に用意されているステージはボーリング場だったり場末の店の片隅という扱い。そして彼を待ち受けるお客も、往年のヒット曲に薄れかけた想い出を重ねたいわずかなオールドファンだけという侘しさだ。

そんな旅ガラスのバッドのもとにジーンという女性記者が取材に訪れた。

何回かインタビューを重ねるうちに、無頼派を気取るバッドと、才気活発なシングルマザーのジーンの間には、お互いに引かれ合うものがあって・・・・。

「栄光→失意→再生」

「人生はいつでもやり直しがきくんだ!」という、アメリカ映画定番のテーマだと皮肉に思いながらも、バッドの再起を願うかつての弟子トミーとの師弟愛を絡めた展開に、私はすっかり感情移入して最後のシーンには不覚にも涙ぐんでしまった。

『クレイジー・ハート』予告編をどうぞ。


そういえば
この映画には悪いヤツが一人も現れなかったな〜。

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ジーンはもちろんのこと
日替わりのバンドメンバーも
スターとなったトミーも
ブッキング・マネージャーさえも
かつてのスターを引き上げようと
手を差し伸べていたもの。
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明るくなった館内を見回せば

お客の平均年齢は50歳台というところか。
ちょうど
バッド・ブレッドとリンクする世代だった。

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