再び『書行無常展』へ
アップルのカリスマ、スティーブ・ジョブズの“最初で最後の決定版伝記”が売れているようだ。その下巻にこんな記述があった。
ジョブズの終末期、休養に出かけるジョブズに著者がiPad2でなにを持って行くのか聞いたそうだ。
まず映画が『チャイナタウン』『ボーン・アルティメイタム』『トイ・ストーリー3』の3本。もっと彼らしいと思ったのが本だ。ダウンロードされていたのは1冊だけ。『あるヨギの自叙伝』だった。ティーンエイジャー時代に初めて読み、インド旅行中にまた読み、そのあと、毎年必ず読み返してきた瞑想と精神世界への道しるべだ。
なるほど、カリスマのバイブルはパラマハンサ・ヨガナンダだったのか。
そういえば、意外にもバリ島でもビーチパラソルの下でこの本を熱心に読みふけるオーストラリア青年を見かけたことがあったっけ。
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死を意識していたであろうスティーブ・ジョブズのバイブルだったなら、私も再読してみようか?と、ダンボール箱をヒックリ返しながら、「アッ、そうか!」既に古本屋に売っぱらっていたことを思い出した。定価4千数百円の高額な本だったが、かなり率の良い値段で引き取ってくれたので確認したら「この本売れるんですよ」とスタッフが言っていたっけ。
そんなワケで『あるヨギの自叙伝』は処分したから無かったが、背表紙が陽焼けしたこんな本は出てきた。
かつて、アップルコンピュータが巨人IBMへの挑戦を決意したときのCMを活字化した本で、
異端であれ!
世間の常識に反逆することで新しいものを創りだすという、ジョブズのアップルの姿勢を宣言したものだ。
三五館
1998年刊
定価(本体1000円+税)
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ところで、
こんな本が現在でも売られているんだろうか?と興味を持ってアマゾンで調べてみたら、中古本2冊が出品されていて、1冊は16,000円。もう1冊はナッ、ナンとチャパティダルカレー!40,000円の値付け。
これじゃぁボリ過ぎ。
どうせ売れないだろうけど。
あまりにも浮世離れした値段にクチをアングリというワケだ。
2011.11.20(日)
東京のこの時期にしては珍しい暖かさでTシャツ1枚でもOKな陽気。再び『書行無常展/藤原新也』を観に秋葉原へ。
展覧会開催期間中の日曜日ごとに行われる藤原新也×ゲストのトーク、20日の内容は、林なつみ、井原美代子、A-CHAN(アーチャン)の3若手女流写真家を招いてのセッションだ。
90年代から女性写真家が急激に増え、2000年になると写真家の男女比が逆転して女性写真家の方が多くなった。それまで一方的に『視られる側』だった女性が『視る側』に廻ったということだ。
女性写真家が増えたことで男性では思いもつかない写真表現方法も現れてきたという藤原さんの視点が語られ、それが当夜のテーマとなる。
3写真家の作品をスライドショーで見ながら、女性写真家の感ずる職業性差別、デジタル派とフィルム派、創作の姿勢などなど、現在の写真界の状況を絡めて藤原さんの感想あるいはアドバイスを聞くのだが、
あなた・・・・基礎体温はいくら、、、低いでしょ?
写真作品から基礎体温にまで立ち入られてしまう。
しかも、それが当たってしまうのだから本物のプロは恐ろしい。
3写真家の個性ある作品は上記名前でネット検索して見てもらうことにして
『藤原新也の現在 書行無常展』は2011年11月27日(日)までだ。
トークセッションも23日(祭)→「瀬戸内寂聴」、27日(日)→「内容未発表」の2回開催される。『藤原新也』とか『写真』とか『書』に対する興味が薄くても、「生きるとはどういうことだろう」という思いがふと心をよぎったことがある人は必見の展覧会だ。
あ
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60歳を超えてから湧いてきた。
(藤原新也)
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あ
あ
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