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2011年11月30日 (水)

日本を捨てた男たち/水谷竹秀/集英社

1)用事を済ませようと道を歩いていたのだが、

 途中でその用事が何だったのか忘れてしまいしばらく考えていた。

2)借りてたビデオを返しに行こうとレンタル屋へと歩いていたワケだ。

 TUTAYAに着いて気がついた。

 返すべきビデオを持っていなかったことに。

3)手紙をポストに入れようと手に持って部屋を出たのはイイんだが、

 なぜか?

 その手紙を自分の郵便受けに入れていた。

・・・・・・・ボケ、、、たかな?

道端に捨てられていた人形

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最近読んだ本

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日本を捨てた男たち
水谷竹秀

集英社
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居場所を失った日本を捨て、彼らはフィリピンへ飛んだ。
待っていたのは究極の困窮生活。
しかし、フィリピンは彼らを見捨てなかった。
2011年第9回開高健ノンフィクション賞受賞

東南アジアに沈没してしまった男たちのルポルタージュとしては、最近だと『老いて男はアジアを目指す』があって、書かれた男たちと同世代の私としては身につまされる思いをしながら読んだのだが、これは、そのフィリピン版だ。

アテとフンドシ寝てても外れる、、、、

フィリピンに渡ったはいいが、有り金使い果たし(最初っから有り金なんか無かった男もいる)、日本に帰るに帰れず、現地人のユルイ気性にすがって極限の生き方をしているという、タイトルは『日本を捨てた男たち』となっているが、“日本を捨てた”のではなく、むしろフィリピンで“日本に捨てられた”経済大国の男たちがテーマ。

私なんかも、チョコチョコ東南アジアあたりを遊び歩いていると「永住先を探してるの?」などと訊かれることもある。私の場合は、こんな日本の社会情勢を見ると逃げ出したいと思うこともヤマほどあるが、あくまでも、ヒモの端っこを日本に固くつないだままにしてプ〜ラプラと浮遊している凧の身分が気に入っている。

というワケで、

こんどインドに行くのだが、先日インド仲間4人で『シリ・バラジ』という南インドの神様の名前を冠した南インドのカレー屋で会い、インドトークで盛り上がった。。

シリ・バラジという神様の像

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中目黒『シリ・バラジ』のカレー

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最初にインドに行ったのは1972年。会社員時代有給休暇を利用した、交通公社主催の今では懐かしい響きのLOOK。何の不自由もない殿様旅行だった。

2回目のインドは1973年。会社を辞めてリュックを担いでの、今でいうバックパッカー。このときの旅は、ネパールだセイロン(現在のスリランカ)だ中近東だサハラ砂漠だとのロングウェイ。ケニヤのモンバサから船で性懲りもなく再びインドに入り1年半かかって日本に帰ってきたワケだ。

ロングウエイは終わったと思ったら、日本に帰ってからが本当のロングロングロングもうひとつオマケにロングウェイが待っていた。

犯罪を犯したり借金を踏み倒して逃げ回ったりこそしなかったが、自分で呼び込んだであろう4989をどうにかこうにかやり過ごし、3回目のインドは1999年。『サイババ・インタビュー確約ツアー』というアゴアシサイババつきの不思議な旅だった。

インドなんてどうしようもない国だと思いながら、若いときから、ちょっとモノ忘れを自覚するこの年になるまで、インドのことがアタマから離れないまま何十年も生きていた。その最たるものが『街のオーム』シリーズだ。

どうしてこんなにインドが気になるのだろう。

その理由がこの旅で解るだろうか?

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『印度には呼ばれる者と呼ばれない者がいる』
なんて、そんなモン信じるもんか!
と言いながらも
印度伝説の残りカスがまだ自分の中にあるのが
ちょっと
恥ずかしい!!!
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チャンチャン!
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Sikiri6_aum
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2011年11月27日 (日)

「天才談志」もう一度

立川談志さん死亡のニュースを聞いて、約40年前に談志さんNHK出演の1時間番組を、15分ずつ4分割してYouTubeにアップしたのだが、2日ももたずに「著作権ナンタラカンタラ・・・」で削除されてしまった。他をチェックしてみるとNHKのテレビ番組を録画したものがたくさんアップされているのだが、どういう基準で私のものが削除されてしまったのだろう?とムッとしてしまった。たぶんNHKにも資料として残っていないだろうと踏んで、著作権については承知の上でアップした貴重な映像だっただけに多くの人に見てもらいたかったのに残念だ。

マッ!談志さん騒動が治まった頃に改めてトライしようか?などと思っている。

談志さんのCD、DVDが売れているそうだ。

「天才談志」もう一度

CD・DVDの注文殺到

21日に死去した落語家・立川談志さんの芸を収めたCDやDVDの売り切れが続出している。死去が報じられてわずか1日で各メーカーの在庫が底をついたほどだ。(東京新聞)

2011.11.26(土)東京新聞夕刊

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どうやら談志特需状態らしい。

以前ヤフーオークションに立川談志さんのCDセットを出品したことがありました。

旅行の足しにしようと思って3セット出品したのだが、そのときは応札者ゼロでオークション流れになってしまったのだ。もちろん中古品だから定価よりかなり安い値段でスタートしたのだが、それでも値段がつかなかったということは、立川談志に関心持つ人なんていないんだろうなとそのときは思ったワケだ。

ところが・・・・・。

  注文殺到

ということは!

今だったら、

ヤフオクにもっと高い値段で設定してもさらに競り上がっていくかもしれないなぁ。

立川談志ひとり会
(CD10枚セット)

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立川談志ひとり会 第二期
(CD10枚+1枚セット)

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立川談志ひとり会 第三期
(CD10枚+1枚セット)

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でも
売らないよ〜
永久保存盤として在庫にしておくぜッ。
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2011年11月26日 (土)

クタ・バリの巨根オトコ

バリの写真を探していたらこんなヤツを見つけた。

クタ・バリのジャラン・レギャン通り。工事中だったブティックのオープン前夜祭のパーティーに出現した盛上げ屋だ。


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万事に控えめだと思っていたバリムスメたちも、巨根オトコの奮闘でケッコーハメを外して騒いでいましたね。

他の写真を探していて、この巨根オトコの写真を見つけたのだが、「この写真は何だったけッ?」としばらく悩んだ写真があった。撮ったからには何か意味があってシャッターを押したはずと、、、しばらく考えてから思い出した。

これはバリ島の州都デンパサールで撮ったものだった。


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何の変哲もない写真だが歩道に口をあけていた穴なのだ。

この日の昼頃、カメラぶら下げてデンパサールをプ〜ラプラ歩いていて、この穴ぼこに気がつかずにズボッとハマってした因縁ある穴ぼこだった。近くの商店のオヤジや通りがかりのムスメさんがビックリして飛んできて助け出してくれ、申し訳なさそうな表情でズボンの泥など払い落としてくれたのだ。腰までの深い穴だったが、ヘタすると大けがをするところだった。よほどタイミングよく落ちたのだろう。

コチラもムッとしたが誰に怒ってよいのか解らない。ともかく怪我もなく首のカメラも問題なかったのでその場を立ち去ったのだが、その後、同じ場所を通りかかったら穴ぼこの注意喚起の意味だろう、ハシゴのようなものを差し込んであったのだ。

それで証拠写真を1枚撮っておいたワケだ。

バリ州都のデンパサールのメーンストリートでこれだから、他の田舎町はもっとスゴい。

ウブドを歩いていて気がついたのだが、松葉杖姿や車イスを押してもらいながら観光している旅行者を何人も見かけた。皆いま巻いてきたというような真っ白な包帯のところを見ると、たぶんアレはウブドで怪我したなッと読める。

バリでは車道と区別して一応歩道はあるのだが、道路の両側の排水溝の上にコンクリートのフタが敷いてあって、それが歩道となっている。ところがそのコンクリートのフタが割れていたり外れていたりで、穴があいている箇所が何ヶ所もあって危険極まりないのだ。あんな穴につまずいたりしたら、捻挫や骨折で病院に担がれることになるのは間違いない。

日本だったら区役所なりに電話すれば「すぐやる課」がふっ飛んで来て補修工事やるんだろうが、どうもバリでは歩道の穴なんか別にナ〜ンともないモンねッと放ったらかしの感じ。つまり、お金が入ってくることには即手を打つが、金にならないことは後回しと見た。

これからバリに行こうとする人は足下に気をつけて歩かないとタイヘンなことになりますよ。

さて、

初冬の暖かな日に駅から家に向っていた。

両手に買い物袋を持って歩いていたのだが、そうしたら、歩道のわずかな出っ張りに靴の右足引っかけバランス崩し蛙状態で地べたに這いつくばってしまった。周りを何人も歩いていたのだが、皆遠巻きにビックリしたような顏で眺めているだけ。こっちはもちろん怪我もなかったのだが、誰一人手を貸して助け起こそうとするヤツもいなかった。

バリ島ではインフラ整備は遅れているけれど、少なくとも穴ぼこに落ちた人間を見つけたら助け出そうと何人もの人たちが駆け寄ってきたぜッと思ったりしたワケだ。

 「年寄りは風邪と骨折が命取りになりまっせ!」

と、歩く時はちゃんと靴ひも締めて足下を固めるようにしているのだが、それでもチョッとしたことでバランス崩すことが多くなったような気がする。帰ってからチェックすると両膝に擦り傷ができていたし、首にかけていたカメラのプロテクトレンズにヒビが入って使い物にならなくなっていた。

このていどで済んで良かったが、

やはり、自分が思っているほど若くはないんだろうな〜。 

そんな気がするこの頃だ。

というワケで
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厄落としにクタ・バリの巨根オトコをもう1枚サービス。

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夜のジャラン・レギャン通りだ。
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2011年11月24日 (木)

立川談志さん死去

落語の世界ではバクチや吉原にはまり込んで身上つぶした若旦那のハナシはよくあること。そんな若旦那でも知恵者の番頭さんの働きで最後には改心し「おあとがヨロシーようで」となるのも、これまた落語の世界です。これが談志さんのいう『業の肯定』ということなのかな。

今回の井川の若旦那の件、談志さんだったらどうコメントしただろうと興味あるところでした。

あんがい『総額150億円』と聞いた談志さん、『アッパレッ!若旦那!」と誉めたかもしれません。

 ンなことないかッ!!!

2011.11.24(木) 東京新聞

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それにしても、

  つかってみたいゾッ150億円

     夢でもいいから。

さて、

談志さんの訃報を受けてメディアはしばらく立川談志情報が溢れることになるでしょう。

談志さんの功績などについては事情通にお任せして、ミーハーないちファンとして私なりの追悼動画を公開いたしましょう。

この動画は1981年(昭和56年)3月27日に放送されたNHK特集のLD版を加工した映像。談志さんの狂言回しで、古今亭志ん生の生涯をドラマ仕立てで再現するという動画ですから、志ん生さんの生き様を知り、30年前の談志さんの颯爽としたお姿も見れるという珍しい作品です。

びんぼう一代
〜五代目古今亭志ん生〜

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以前、このブログで部分的にアップしたことがありましたが、その動画はプロバイダー@nifty動画サービス廃止に伴い現在は試聴不能になっているはず。今回は全1時間の映像を4回に分割してYouTubeにアップいたします。

楽しんでいただければ幸いです。

(2011年11月25日記)

動画をYouTubeにアップしたのですが

残念ながら著作権「ナンタラカンタラ」で削除されてしまいました。

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2011年11月23日 (水)

ジョージ・ハリスン

前回はベンちゃんゲンちゃんの犬のハナシでしたから、今回は猫のハナシです。

日比谷交差点交番の裏側にはたぶん江戸時代あたりの石垣が残っていて、小さな沼を見下ろせるベンチも設置してあります。この近辺には野良猫が住みついていて、その猫たちにエサを与えて面倒見ている人もいて、猫たちには居心地が良さそうな場所に見えていました。

暖かな初冬の一日、猫と遊んでいこうか?と石垣のベンチに座ると、目の前に小汚い猫がひなたぼっこしていて、呼びかけたのだが反応なし。

「愛想のないヤツだなぁ」


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そう思いながら観察するとこの猫、眼をつむったまま舌を出していて、その舌を伝わってヨダレ垂れっ放し。

隣に座っているオジさんに訊くと「猫イラズでも食っちゃったんじゃないか」との反応。

「猫イラズなんて今でも売ってるんかなぁ〜」

もはや死語だと思っていた言葉が出てきた日比谷公園の朝だった。

Sikiri

この方が極悪非道人間のようにいわれて連日メディアを賑わしたのは記憶に新しいけれど、、、、。


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いつのまにかこんな一流デパートの広告塔になっていて
あの騒ぎは一体なんだったんだろう。

さて、

急にハナシは変わるけれど、

私がどうして日比谷公園だの有楽町に行ってたかというと有楽町ビックカメラの上、『角川シネマ有楽町に映画を見にいったのだ。

マーティン・スコセッシ監督
GEORGE HARRISON
LIVING IN THE MATERIAL WORLD

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GEORGE HARRISON
(1943.02.25-2001.11.29)

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だれでもが
インドに呼ばれる時期がある
インドに行く時期がある
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などというセリフを信じているワケではないが
再びインドに行こうと意図したとたん
藤原新也が現れ
ジョージ・ハリスンが現れ
ラビ・シャンカールが現れ
サイババが現れ
40年前と同じ状況になってしまった。
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これって・・・・
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「呼び込んでいるのか?」
「呼び込まれているのか?」
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不思議な気持ちがする。

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サティア・サイババ
ラビ・シャンカール
ジョージ・ハリスン


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2011年11月22日 (火)

ベンちゃんとゲンちゃん

被災地応援のニュースが溢れているが、私のような根性ワルなオヤジには、

「これってサー、被災地応援に名を借りた要は営業活動じゃないの」

と言いたくなるような美談仕立てもチラチラ見えたりして

シラケることも多いワケよ。

もっとも、美談でも偽善でも、少しでも被災地のためになることだったら良いことなんだろうけどね。

さて、

数年前まで駅近辺を歩いていると見事な毛並みの犬が散歩しているのを何回か見かけたことがある。毛並みも立派だけどとにかくデカイことでも人目を引く犬だった。自分ではペットを飼えるだけの住環境にないから、野良猫を見つけてはチョッカイ出したり、他人様の飼い犬を呼び止めて種類を訊いたりのペット愛好家だ。

だから、この中国獅子舞風巨大犬にもナンパしかけて、種類はピレネーで名前はベンちゃん。名前の由来はアメリカ映画の『ベンジー』からとったとリサーチを済ませ、散歩のベンちゃんに出くわすと背中をさすっては「ベンちゃん?チャックはどこにあるの?」などとオヤジギャグかましては一人で喜んでいたのだ。

そのデカさとは反対に性格は温厚、通りがかる人のケータイ写真のモデルになり、子供が毛並みにアタマ突っ込んでもイヤがらない。とにかく、出会う人々すべてがハッピーになり笑顔で見送る駅前のアイドルがベンちゃんだった。

2007年秋のベンちゃん

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そのベンちゃんとしばらく会ってないなぁと気にかけていたのだが、、、、。

「アレッ?あれはベンちゃんでないか?ちょっと違うかな?」

ベンちゃんパパが白い大きな犬を台車に乗せて歩いているのを遠目に見かけた。

なにしろ巨体だったから、老いて自分では歩行困難になったベンちゃんが台車に乗せられて散歩しているのかな?とパパに声をかけてみた。

あ〜どうも。

これはベンちゃんではないんです。ベンちゃんは3年くらい前に死んじゃったんです。老衰でした。14歳でしたから長生きしたほうですよネ。

これはゲンちゃんという名前で同じピレネー種なんです。

じつは東北の震災からしばらくして、「ピレネー種がこっちの動物管理センターに保護されているゾ」と現地の友人から電話を貰って、それで見にいったんです。

ベンちゃんを亡くしたあとは、ペットを飼うことは無いと思っていたんですが、実際に触れてしまうとダメね、情が移っちゃって。

・・・そのまま東京に連れて帰りました。

飼い主とはぐれたか、捨てられたかしたワケですから、実際の年齢は解りませんが4歳くらいじゃないかと思います。

名前のゲンちゃんですが・・・保護センターではタマちゃんと呼ばれていたんです。でもタマちゃんじゃちょっとアレだな〜と女房と相談して“元気”という名前にして、それでゲンちゃんなんです。

台車に乗せているのはネ〜、別に足が悪いワケじゃないんです。ゲンちゃんは散歩が好きで何時間でも歩くくらいなんです。それで、帰ろうとする気配を感じると地べたにヘタリこんで動こうとしないんです。だから台車に乗せてこれから家に帰るところなんですヨ。

たぶん、

ゲンちゃんは散歩しながら

誰かを探しているんじゃないかと思います。

それじゃ、また見かけたら声をかけてください。

ゲンちゃんはベンちゃんの匂いがタップリ染み着いた東京の家で可愛がられ、今はまだ短い毛並みもそのうちフサフサになり、そして、通りかかったヘンなオヤジに

「ゲンちゃ〜ん!チャックどこにあるの?」

などと背中をさすられることになるでしょう。

2011年秋のゲンちゃん

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被災地では飼い主とはぐれたペットが野性化していると聞きます。
ゲンちゃんパパのように
それぞれができる方法で
被災地と関わり合うのも
目立たないけど
立派な被災地支援となるんだなぁ。
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2011年11月21日 (月)

再び『書行無常展』へ

アップルのカリスマ、スティーブ・ジョブズの“最初で最後の決定版伝記”が売れているようだ。その下巻にこんな記述があった。

ジョブズの終末期、休養に出かけるジョブズに著者がiPad2でなにを持って行くのか聞いたそうだ。

まず映画が『チャイナタウン』『ボーン・アルティメイタム』『トイ・ストーリー3』の3本。もっと彼らしいと思ったのが本だ。ダウンロードされていたのは1冊だけ。『あるヨギの自叙伝』だった。ティーンエイジャー時代に初めて読み、インド旅行中にまた読み、そのあと、毎年必ず読み返してきた瞑想と精神世界への道しるべだ。

なるほど、カリスマのバイブルはパラマハンサ・ヨガナンダだったのか。

そういえば、意外にもバリ島でもビーチパラソルの下でこの本を熱心に読みふけるオーストラリア青年を見かけたことがあったっけ。

2011年7月 バリ島クタビーチ

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死を意識していたであろうスティーブ・ジョブズのバイブルだったなら、私も再読してみようか?と、ダンボール箱をヒックリ返しながら、「アッ、そうか!」既に古本屋に売っぱらっていたことを思い出した。定価4千数百円の高額な本だったが、かなり率の良い値段で引き取ってくれたので確認したら「この本売れるんですよ」とスタッフが言っていたっけ。

そんなワケで『あるヨギの自叙伝』は処分したから無かったが、背表紙が陽焼けしたこんな本は出てきた。

かつて、アップルコンピュータが巨人IBMへの挑戦を決意したときのCMを活字化した本で、

    異端であれ!

世間の常識に反逆することで新しいものを創りだすという、ジョブズのアップルの姿勢を宣言したものだ。

クレイジーな人たちへ
三五館 
1998年刊
定価(本体1000円+税)

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ところで、

こんな本が現在でも売られているんだろうか?と興味を持ってアマゾンで調べてみたら、中古本2冊が出品されていて、1冊は16,000円。もう1冊はナッ、ナンとチャパティダルカレー!40,000円の値付け。

これじゃぁボリ過ぎ。

どうせ売れないだろうけど。

あまりにも浮世離れした値段にクチをアングリというワケだ。

Sikiri

2011.11.20(日)

東京のこの時期にしては珍しい暖かさでTシャツ1枚でもOKな陽気。再び『書行無常展/藤原新也』を観に秋葉原へ。


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展覧会開催期間中の日曜日ごとに行われる藤原新也×ゲストのトーク、20日の内容は、林なつみ井原美代子A-CHAN(アーチャン)の3若手女流写真家を招いてのセッションだ。

90年代から女性写真家が急激に増え、2000年になると写真家の男女比が逆転して女性写真家の方が多くなった。それまで一方的に『視られる側』だった女性が『視る側』に廻ったということだ。

女性写真家が増えたことで男性では思いもつかない写真表現方法も現れてきたという藤原さんの視点が語られ、それが当夜のテーマとなる。

3写真家の作品をスライドショーで見ながら、女性写真家の感ずる職業性差別、デジタル派とフィルム派、創作の姿勢などなど、現在の写真界の状況を絡めて藤原さんの感想あるいはアドバイスを聞くのだが、

あなた・・・・基礎体温はいくら、、、低いでしょ?

写真作品から基礎体温にまで立ち入られてしまう。

しかも、それが当たってしまうのだから本物のプロは恐ろしい。

3写真家の個性ある作品は上記名前でネット検索して見てもらうことにして

『藤原新也の現在 書行無常展』は2011年11月27日(日)までだ。

トークセッションも23日(祭)→「瀬戸内寂聴」、27日(日)→「内容未発表」の2回開催される。『藤原新也』とか『写真』とか『書』に対する興味が薄くても、「生きるとはどういうことだろう」という思いがふと心をよぎったことがある人は必見の展覧会だ。


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ただひたすら生きようというエネルギーが
60歳を超えてから湧いてきた。
(藤原新也)
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2011年11月19日 (土)

姜尚中を批判する/鄭大均/飛鳥新社

公園脇を歩いていたらこんな車を見つけた。

どうやら保育園での移動動物園の運搬車のようだ。

微笑ましいのは

犬も豚も山羊も羊もポニーも一緒の荷台に乗せられて諍いが起きていないこと。

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子供たちの歓声が聞こえてくるような秋の朝だった。
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Sikiri.

a最近こんな本を読んでいる。

尚中を批判する
鄭大均

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飛鳥新社
1200円+税


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「在日」の犠牲者性を
売り物にする進歩的文化人の功罪

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正義の徒か
偽善者か?
半島と列島のタブーを
日韓関係論の第一人者が解剖する

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「聖人気取りの俗物をこれ以上、
野放しにするわけにはいかない」

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これだけクソミソに書かれちゃったんだから
姜尚中さんにはぜひ

尚中を批判する/鄭大均』を批判する/姜尚中

という反論本を出してもらいたいものだ。
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2011年11月17日 (木)

中野ブロードウエイのオーム

中山ラビ&ラビ組ライブで吉祥寺スターパインズカフェに行く前に中野駅で途中下車。久しぶりにオタクの聖地中野ブロードウエイの魔窟を探検する。

以前“精神世界”関係の本を乱読していた時期があって、このブロードウェイ4階のこのテの本雑誌専門の古書店『大予言』に希少本を探しによく来ていたのだ。しかし、数年前には閉店してしまい、ユニークな古本屋が消えちゃった!と残念に思っていたのだ。

もっとも、『大予言』閉店の時期には、本などによって知識を詰め込む式の“精神世界”熱はスッカリ冷めて“俗世界”専門になっていたから閉店の影響はなかったのだが、その後の『大予言』はどうなっているだろう?と気にかかっていたもの。

もはや『まんだらけ』ビルと言っても良いくらいアニメコスプレやフィギュアなどに占領されてしまったビルを4階に上がってみると、ナッ!ナンとサモサにダルカレー!潰れたはずの『大予言』が復活しているではあ〜りませんか!

店名は同じ。中に入って品揃えをチェックするとカテゴリーも同じなんだけど、以前とはちょっと違うなぁ。そんな感じがしてスタッフに確認すると、やはり以前の『大予言』は消滅し、『まんだらけ』が店名もそのままに新規開店したものだという。

新『大予言』

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初代『大予言』がオープンしたときには『まんだらけ』の社長が応援したという経緯があり、閉店のときも相談を受けた『まんだらけ』社長が在庫を受け継ぎ吸収。『まんだらけ』グループの“精神世界”専門古書店として再オープンしたらしい。

そういえば『まんだらけ』の社長というのは在日宇宙人だったもんね〜。

そんな風なメガネでビル内を歩けば、、、、

いるいる、アイツもコイツも、、、。

在日宇宙人の連中が一般人のあいだをアヤシい光を放ちながら闊歩しているぜ。

ET連中とあまり関わり合うと可笑しくなりそうなので、早々にズラかろうと1階に下りると、エスニックショップがあって、その看板にサイババのステッカー。

NAMASTE インドの店

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そして、サイババのステッカーをよく見ると右の手の平に、、、。

アッ!オームだ。

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宇宙人に
サイババに
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いい勝負だぜ
中野ブロードウェイ
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Sikiri6_aum
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2011年11月15日 (火)

中山ラ/ビスターパインズカフェ

2011.11.12(火)

中山ラビ・ラビ組+梅津和時を聴きにスターパインズカフェ(吉祥寺)へ。

いつもながらお客の平均年齢は40代後半というところか。何十年前からラビさんの歌と寄り添って歩いてきました!という世代と、案外若い世代も混じってきている。「今夜はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか?そんなファンが見つめる中ラビさん登場。いつもいつも初っぱなの奇抜な衣装でお客のドギモを抜くというラビさん。今夜は歌舞伎の獅子頭もハダシで逃げ出しそうなアタマで登場。よく見るとニワトリの羽根が数本が刺さっているという弾けぶり。

弾けているのは衣装だけではない。

ゲストというよりはレギュラーメンバーとなりつつある梅津“ドクトル”和時の煽りに乗って、時にはしっとりと、時にはパンクにと、音も弾けっぱなし。女ミック・ジャガーここにあり!怒髪天を衝くとは正にこのことか。


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人間は60歳になると

「年をとっていくのか」あるいは「若くなっていくのか」のどちらかだ

還暦になるということは

0歳に戻って自由に何かをやれるということではないか

昂った気持ちを慰撫するかのようなアンコールの『♪ひらひら』を聴きながら、先日の『所業無常展/藤原新也』の藤原さんの言葉を思い出していたのだ。 

あなたが
自由に歌い飛び跳ねている姿を見ていると
ワタシも楽しい。

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Sikiri.
というワケで
今週のオマケ画像。


バリ島クタの路上でスレ違った青年だ。

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2011年11月11日 (金)

小津安二郎大全集

2011年11月11日(金)

111111と1並びの珍しい日、ようやく初冬という感じ。

朝からの雨空に押し入れから電気ストーブ引っぱり出しての冬支度だ。

めんくい党総裁としては、こういう寒い日はやっぱりラーメン。

下北沢餃子屋のラーメンランチ也

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醤油味のおいしいラーメンをい食べたあと、茶沢通りディスクユニオン隣の古書店へ。

ブックオフのように何でもかんでも棚に並べようという方式とは違い、店のオーナーのポリシーを強調した品揃えにサブカルファンとしては安心できる店だ。

DVDセットを見つけ「レンタルするより安い!」と購入。

小津安二郎大全集 9枚セット也

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こういうユッタリとしたテンポの映画が
ミョーに心にしみるこの頃だ。
a

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2011年11月10日 (木)

演歌よ今夜も有難う/都築響一

前回の『藤原新也の現在・書行無常展』の続きになるのだが、11月27日の写真展最終日まで、毎日曜祭日はゲストと藤原さんのトークイベントがあって、私は6日(日)の都築響一さんとのセッションに行ったワケだ。

藤原新也といえば過激派のウルサ方で、都築響一といえば“珍宝館”とか“小さなスナック”シリーズで知られた、どちらかといえば軟弱派の写真家。ご両人とも個性豊か過ぎるからトークが噛み合うんだろうか?とちょっと心配なところもあったのだ。もっともトークが白熱、感情的になった過激派が己が写真展での企画なのに憤然とステージを下りる、などという場面に立ち会えたら、それはそれでオモシロイ!とちょっとの期待もしていたのだ・・・・。ところが、さすが編集者出身の都築さんだからツッコミ上手。この写真展の元となった週間プレイボーイ連載中のエピソードなどなど、上手く藤原さんのトークを引き出し盛り上げてくれました。

作風は両極端なこの2人、ずいぶんとウマが合うなぁと思ったら、かつて木村伊兵衛賞の選考委員をしていた藤原さんが、他の委員全員が無視した都築さんの作品を「こういう視点こそ大切にしなければならない!」と強力にプッシュプッシュ、木村伊兵衛賞をもぎ取ったというイキサツが両者にあったらしい。

大震災後藤原さんをはじめ大勢の写真家が東北へ入り

津波の悲惨さを伝えてくれて・・・

ワタシも東北へ行ったけれど・・・

ワタシの場合は「震災のスナック」ですから。

場内大爆笑だったが、、、、。

どうしてどうして、

世をあげて繰り広げられる「ガンバロー東北!」の横並びキャンペーンより、こういう軟弱派のスタンスの方がよほどコトの本質を伝えてくれる場合が多いのです。

というワケで、その都築さんの新作を紹介いたしましょう。

“小さなスナック”シリーズの延長線上にある、

インディーズ演歌歌手の世界だ。

演歌よ今夜も有難う
都築響一

平凡社

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カラオケスナックで、
健康ランドで、
時には路上で。
今日も熱きコブシを
震わせる、
17とおりの
演歌人生劇場!

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我々がフツーに見かける風景なんだけど
気にもかけていない世界にスポットを当てる
こういうテーマを見つけ出す特別な嗅覚があるひとだ。
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なお
改めて書いておくけれど
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『藤原新也の現在・書行無常展』
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絶対に見ておく価値がある写真展だと断言します。
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2011年11月 6日 (日)

藤原新也の現在・書行無常展

なかなか終息が見えてこないバンコックの大洪水だが、一段落したとしても市民生活や経済活動などなど、受けたダメージを回復させるためには容易なことではなさそうだ。

「宮殿は守らなくてよい」

「水をせき止めてはならない。自然の流れに任せなさい」

入院中のプミポン国王が現政権に対してこんなメッセージを発したと報じています(東京新聞11月6日朝刊)

さすが名君の誉れ高い国王だ。政権の洪水対策に対して「まず、民衆のことを第一に考えよ」という叱責だと理解する。

プミポン国王に対する国民の敬慕と信頼は我々日本人にとって想像もつかないほど深いものがあって、“若手将校”のクーデターや政権のゴタゴタが起きると、頃合いをみて国王が双方を呼びつけ話を聞いてやるだけで落ち着くところに落ち着いてしまうほどだった。

それだけに、この数年のタイの政治状況も、高齢の国王入院によって収束できないまま混乱に拍車をかけているように見ていただけに、久々の国王のメッセージはタイ国民にも励みになったのかなとも思う。

Sikiri

2011.11.06(日)

『藤原新也の現在・書行無常展』を観に秋葉原3331 Arts Chiyodaへ。

ここは学校を改修して作られたスタジオらしい。

3331 Arts Chiyoda

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藤原新也の新刊『書行無常・集英社』発売に連動した催しで、6日(日)は藤原新也×都築響一(写真家)のトークイベントがあるというので藤原ファンとしては見逃せない。

藤原新也という人は、もはや写真家というジャンルだけには括れない多ジャンルをフィールドに活躍をしている人で、写真と書によって現代社会のもつ歪みをえぐり出して突きつける。


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藤原・都築の対談によって『書行無常』の裏話が明らかにされ、この写真展にいたる道筋と支えたスタッフの紹介があったり、はたまた、黒髪を墨に染め人間絵筆になった女性が登場したりのサプライズ。

誰もが藤原新也と時間を共有できた歓びを語る姿が羨ましい。

66歳になるという藤原新也。

「そのパワーの源は何だろう?」の問いに

人間は60歳になると

「年をとっていくのか」あるいは「若くなっていくのか」のどちらかだ

還暦になるということは

0歳に戻って自由に何かをやれるということではないか

の後託宣。

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藤原さんの著作によって
インドに恋い焦がれた履歴をもつ私としては
改めてエネルギーを注入された『書行無常展』だった。
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もし
最近どうもバッテリーがあがり気味だと感じていたら
ぜひ足を運んでもらいたい写真展だ。
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『藤原新也の現在・書行無常展』
2011年11月27日(日)まで
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2011年11月 4日 (金)

満来情報

かつては高島屋のビルだけだった二子玉川だが、二子玉川駅の西側の再開発も完了。今では東急王国の威勢を示すかのごとくビルビルビルになってしまった。田園都市線246を挟んで東急王国と高島屋が対峙する風景だが、そんな開発の流れに取り残されたまま昔の面影を維持するのが高島屋裏の商店街だ。その商店街の入り口にあるのがこのラーメン屋。

博多 濃麻呂

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店名は『博多こくまろ』と読ませる豚骨ラーメンの店なのだが、あまり豚骨トンコツ臭のしないアッサリした味がケッコー気にいっているのだ。

博多濃麻呂のネギラーメン

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『セレブな街』とかナントカ、見せかけのきらびやかさに覆われた二子玉川と、物置き場を急ごしらえに改装したようなザツな作りの博多濃麻呂のアンバランスが面白い。

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さて、いつもいつもオームネタばかりでアキがきたので、にっぽんめんくい党総裁としての本来の職務に戻り、ラーメンネタをアップしたところ、読者からこんな投稿があったので紹介いたしましょう。

<エアジンさま>

『満来』というから、小田急線豪徳寺駅の安いので有名な『満来』かと思いました。
私が高校生の頃からーーって、何千年前か?値上げしない店で、ラーメンよりもコーラのほうが高いのです。この豪徳寺『満来』の大旦那、確か98歳とか99歳とか100歳とかでボーリングのチャンピオン、そんでもって一日一回は店に顔を出します。ちなみにエムさん夫妻も常連です。

今、厨房を仕切っているのは、イースター島のモアイみたいな兄ちゃん。高校生の頃、よく隣の純喫茶(今はネパール料理屋)で、いろんな大学の学生+『満来』のモアイ兄ちゃんとダベっていました。そうしたら、この間、呼び止められて、「あれからどうしてた?」と、意味深な質問に絶句。

ぜひ、そのモアイにおじいちゃんのこと聞いてみてくださいな。

テレビでも紹介されたからご存知かもですが、未見でしたら、ぜひ一度!なつかしのしょうゆ味です。

西新宿小田急ハルク裏ラーメン屋の『満来』極厚煮豚をネタにした記事への反響なのだ。なるほど、投稿氏が若年のみぎりブイブイいわせた小田急豪徳寺駅にも『満来』という名のラーメン屋があって、何千年前から値上げしない珍しい店だというワケだな。

知ってしまったからには

にっぽんめんくい党総裁としてはリサーチしなけりゃ!

行ってきました豪徳寺。

豪徳寺駅改札を出ると迎えてくれるのが招き猫。
ここには招き猫の由来となったお寺があるのだ。

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マックのすぐ裏側に目指す『満来』はある。

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西新宿『満来』の近代的ビルとはケタ違いの
いかにもラーメン屋というたたずまい。

壁のメニューを見ればラーメン専門店ということでもなく、定食があったり、カレーライスがあったりの街の中華屋。店のイメージとしては、カレーライスを頼むとスプーンを差した水コップが出てきて、備え付けのソースをかけて食べるというイメージ(本当はどうかわからない、あくまでもイメージですよ!)

ラーメンは確かに超安200円だ。そしてコーラも200円なり。

投稿氏によれば「確か98歳とか99歳とか100歳とかで」の大旦那が店に出ている日もあるらしいが、あいにくこの日は「イースター島のモアイみたいな兄ちゃん」が厨房にいる。兄ちゃんといっても70歳というところか。イースター島のモアイとどうしてつながるのか投稿氏の感覚が理解できないが、元首相の村山さん並の眉毛をもつ異形だ。

そして本日は不在の大旦那だが、調理師免許の証書から素早く年齢を計算すると今年100歳になる模様。

「祝100歳」の写真だ。

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氷川きよしとの記念写真を眺めながら、もしかするとSK学会つながりか?などと余計な詮索していると、やってきました200円ラーメンが。

豪徳寺『満来』のラーメン(大盛り300円)

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ナルト、ノリ、チャーシュー、ホーレン草の正調醤油ラーメン。

村山富市さんとしてはこの数年来のラーメンブームなどに興味などないのでしょう。別に味の研究をしようなどという気持ちも起こらず、現100歳の父親から引き継いだ味をそのまんま維持しているだけ。

お金のないときの食いものとされたラーメンだが、今ではトッピングなどとイイ気になって具の追加などをすると恐ろしく高い食べ物になってしまうのが現代だ。そんな時代のナガレに目もくれず豪徳寺『満来』はあくまでも“我が道を行く”。

ムカシは支那そばといって、こんな味のラーメンが主流でしたね。

店内といい
味といい
ミョーにレトロで
お客もレトロで
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マッ!
コレはコレで
世界食文化遺産に登録の価値があるラーメンだ。
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Sikiri5_naruto
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2011年11月 2日 (水)

満来のチャーシューラーメン

清々しい秋晴れの続く東京。

と、なると“めんくい党”総裁となると我らの季節到来と張り切ってしまうのだ。

旅行を前に新宿駅西口のキヤノンSCにカメラのメンテナンスを依頼してあったのだが、出来上がったので引き取り。その帰りに小田急ハルク裏の“満来”でラーメンを食す。これまで何回か紹介した、同じく小田急ハルク裏の“ほりうち”はこの“満来”の番頭さん格だったひとが独立して開店したもの。だから味もチャーシューのボリュームもまったく同じなのだ。

同じ味のこの2店の距離は30mくらいのもの。詳しくは解らないが、感じとしては「円満ノレンわけ〜友好店同士」というワケにもいかず、いわば競合店と見ている。

“満来”の店内はラーメン屋というよりは、檜をふんだんに使った高級寿司店の内装。ちょうど昼飯どきとあってカウンター15席は満席で順番待ちが10人くらいだったろうか。席の空くのをまちながらピッカピカの厨房で無駄のない動きのスタッフをみているうちにすぐに順番がくる。

“満来”のチャーシューラーメン

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ごらんのように極厚チャーシューというより煮豚。

満来ビル

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アゴが痛くなるほどチャーシューを食べて、次のお客さんに席を譲るために速攻で店を出て改めてビルを仰ぎ見ればMANRAI BLDG.のエンブレムだ。

以前の木造の店の時代に稼いだんだろうな〜。

先代はエライかったな〜。

私は他人様が働いて儲けた成果を見ると嬉しくなるのだ。

チャーシューで窮屈なお腹をさすりながら紀伊国屋書店まで歩き地図を買ってきた。たぶん、インドなんて40年前の地図が通用するだろうと思えるのだが、いちおう新しいヤツを揃えておこう。

南インドエリアの地図

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バンコック経由ムンバイ行きの飛行機なのだが
バンコックの洪水騒ぎは収まるんだろうか。
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