歩けば犬にもあたる
回教圏での犬は悪魔の使いとされて、不当な扱いを受けている犬をみると可哀想になる。
回教のロンボク島の犬は本当にみすぼらしくって、これだったら虐待されてもしかたないかと思えるほどヤツレている。ロンボクのビーチを夜歩いていると、自分の身体の分だけつくった窪みの中に身を横たえ、砂と同化して眠っている犬を見ると惨めなものだ。人間もそうだが、やはり、地位がその犬の威厳をつくるのかもしれない。
そのロンボクでも、ときどき毛並みよくちゃんと首輪をされて、ペットとして可愛がられていることが一目で分かる犬も見かけるが、それなんかは大体バ他所からの観光客だったりするのだ。

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ロンボク:スンギギビーチ
来世、犬に生まれ変わるのなら、ロンボクではなくバリに生まれたいものだ。少なくとも子供たちに石を投げられて追われることもない。

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床の冷えたタイルに腹這いになって涼をとっているバリの犬。
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ところが、上の犬のように大人しい小犬だったらいいのだが、ケッコー難しい犬も多くって、私のような旅行者が路地裏をジャランジャランしていると、自分のテリトリーに紛れ込んだ侵入者とみて吠えるのだ。

一匹が警戒警報を発すると家々から路上に飛び出してきた犬がズラ〜ッと並び、そんな吠える犬どものあいだを通り抜けることになる。狂犬病なんてことになったらみっともないぜ。地元の人間には吠えず、地元の人間が「シーッ!!!」と追うと簡単に家の中に逃げ帰るから、どうやら地元の人間か外国人か解るらしい。
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犬どもを警戒してジャランジャランしているうちに、やがて、ヤツらにも現地人として認知されたようで吠えられることもなくなり、フォトハンティングの楽しみも増えてくる。
「レディー・ガガよ!写真撮って!!!」とポーズを作った3人娘。
トツゼン言われて設定を間違ってしまった。
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ボブ・ディラン!
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ンッ???
この暑さのなかでは不似合い、日本ならさしづめリクルートスーツ姿の女性が歩いてくる。
あなたは・・・
日本生命ですか?
それとも
東京海上日動あんしん生命?
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ワタクシはバンク・オブ・バリです。
それがナニか?
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オー!ナットクしました。
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名所旧跡博物館美術館のたぐいには興味がないから
外国に来てもそのまんま
ひたすらジャランジャランの街歩き専門で
こんなバカなことをしてオモシロがっているのだ。
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