ボロブドールのLove & Peace
そのうち何処かに行きたいな〜と思っていたのだが、世界各国から支援が広がって、たとえば、バンコックのスラム街でも義援金が集まっているというようなニュースを見ると、「オレたちは・・・なけなしのお金を寄付したのに、オマエはここで遊んでいるのか?」と言われそうで、ちょっと出にくいなぁ、、、とも思ってしまうのだ。
だから、古い写真を整理して過ごしていたらボロブドール遺跡のことを思い出した。
世界遺産ボロブドール
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ムラビ山の噴火被害でボロブドール遺跡が立ち入り禁止になる可能性もあると聞いていたのだが、現地に行ってみればそんな心配もものかわ、人々のごくごく普通の生活があって、世界遺産を目指した団体観光客の大型バスがズラ〜ッと並んでいた。
ジョグジャ空港のホテル案内所で紹介されたマノーハラ・ホテルはボロブドール遺跡の中にある、一番設備の整ったホテルだった。生涯バックパッカーを名乗る私にはちょっと贅沢な感じもあるのだが、そろそろ旅の終わりに近づいて、バスタブで足を伸ばして湯に浸かる誘惑には勝てなかった。
こんな豪華な白いテーブルクロスのあるレストランで遺跡を目の前にして食べる朝飯というのも、もはやバックパッカーとは言えないかな?
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朝飯はそんな豪華なレストランでも、昼や夕飯を食べたのは大体こんなローカル食堂だったと言い訳しておこう。
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いくつか並んでる鍋をコレとコレと指差せばこんなふうに盛りつけてくれる。
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氷入りスプライト付きで日本円200円くらいのものだった。
氷は下痢の原因とも言われているが私の場合は平気の平左。これまで旅に出て下痢になったことはないほど、鉄の胃袋を持つオトコなのだ。
さて、
夕方遺跡内を歩いているとマッサージの青年から声をかけられた。
クタのバイク事故のせいで首筋に痛みを感じていたのでちょうど良かった。
世界遺産の緑の芝生に敷かれたシートに横になり、「痛くてもいいからキツくやってくれ」とリクエストして彼に身体を預けた。この細い身体のどこにこんな力があるんだと思えるくらい指先を突き立ててくる。こっちが痛さに唸ると緩めるから「ストロング・ストロング、もっとヤレ!」と催促すると、彼もその気になってグイグイと攻めてくる。その痛さがまたキモチ良い。
「ウ〜、、、それで良いんだ、グッドグッド、、、効く〜ッ」
そんなときだ・・・・・・・
「オニサン!オニサン!」
耳元で囁く女性の声が聞こえる。
「オニサン?鬼さん?」
マッサージの青年に逆エビに固められながら薄目を開けて声の方を見ると、土産物屋の女じゃないか?
「鬼さん!」じゃなくって「お兄さん!お兄さん!扇子を買って!2本で1000円!」というワケだ。商売熱心な土産物屋だ。
その愛嬌顏の写真を撮らせろ!
マッサージを一時中断して撮ったのが下の写真。
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再びマッサージを始めてもらったのだが、写真を撮らせたことでおネーサンは見込みありとみたか、さらに耳元で囁いてくる。
「オニさん!オニさん!3本1000円!」
今度は値下げしてきやがった。
うるさいので顏の向きを変えたのだが・・・・・・。
ン・・・・
私の視線の先では猫のラブ&ピースだ。
「ヤイ!ネコ!ここは世界遺産の中だゾッ!時と場所を考えろ!」
ホ〜・・・猫はあんなふうにしてヤルんだなぁ。
マッサージの青年の逆エビ固めでヒーヒー言い、扇子売りのおネーサンには「オニサン!オニサン!」と攻められながらも猫が愛を交わす一部始終を見ていたワケだ。
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マッサージの青年は、猫のナニの写真を撮る私を、あんなモンのどこがオモシロイんだ?というような顏をして見ていたっけ。
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あんなふうにして
種の保存をして
現在にいたっているワケだな。
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