« 青山通りのオーム | トップページ | 『レット・イット・ビー』のオーム »

2010年12月 7日 (火)

『欲望という名の電車』に乗って行けば

朝の散歩の途中、マックに立ち寄ってコーヒーを飲めば、どういう秘伝のワザを使えばこれほどマズイものができるのかと思えるほどの味だ。120円だから休憩のショバ代としてあきらめるしかないか?

101206_1a

マックのコーヒーで一挙に目が覚めて店を出れば「♪見ろよ〜青い空〜白い雲」と、故植木等さんの気分だ。


101206_2

そして、

OH!Mt.FUJI!!!

東名の向こう、丹沢連峰越しに真っ白い雪をいただいた富士山が見える。


101206_3

この夏10年ぶりに登って、富士山をあなどるとエライことになると再確認したワケだが、この雪の季節でも富士山に登る人はいるんだろうか?

さて、

いったんリセットしたい気分に陥って、本もレコードもCDもすべて中古屋に処分したのだが、処分できずに今でも狭い部屋に鎮座ましましているのがレーザーディスクだ。600枚くらいはあるだろうか。


101206_4a

当時としてはそれなりのお金をかけた貴重なソフトだったのだが、DVD時代になってからは下取りの価格がつかなくなってしまった。

それでも、愛着があるコレクションだからときどき棚から引っぱり出して観ているのだが、昨日観たのがこのLDだ。

欲望という名の電車
監督:エリア・カザン
1951年

101206_5a

欲望という名の電車に乗って
墓場で乗り換えて
六つ目の極楽で降りる

名女優ヴィヴィアン・リーが演じるのは、名門の家に生まれながら生家が没落してからは精神に不安定をきたし、妹を頼ってニューオーリンズに流れてきたブランチという役柄。ニューオーリンズ駅で道を訊ねたブランチに親切に道案内してくれた水兵さんの答えが上の言葉だ。

“極楽”という場所の妹夫婦の家に居候することになるのだが、上流階級気取りのブランチと、妹の夫で直情径行なスタンレーとはなにかとソリがあわず、ことあるごとに衝突を繰り返す。見せかけだけの体裁を拒否するスタンレーによって、それまで拠り所としていた価値観はズタズタにされ、ついには発狂するブランチ。

幻想にとらわれ徐々に壊れていく女と、本能のままに生きる男。両者の叫びの重さが観る者に迫ってくるのだ。

欲望という名の電車に乗って
墓場で乗り換えて
六つ目の極楽で降りたら



地獄を見た。

a

a

|

« 青山通りのオーム | トップページ | 『レット・イット・ビー』のオーム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 青山通りのオーム | トップページ | 『レット・イット・ビー』のオーム »