『欲望という名の電車』に乗って行けば
朝の散歩の途中、マックに立ち寄ってコーヒーを飲めば、どういう秘伝のワザを使えばこれほどマズイものができるのかと思えるほどの味だ。120円だから休憩のショバ代としてあきらめるしかないか?
マックのコーヒーで一挙に目が覚めて店を出れば「♪見ろよ〜青い空〜白い雲」と、故植木等さんの気分だ。
そして、
OH!Mt.FUJI!!!
東名の向こう、丹沢連峰越しに真っ白い雪をいただいた富士山が見える。
この夏10年ぶりに登って、富士山をあなどるとエライことになると再確認したワケだが、この雪の季節でも富士山に登る人はいるんだろうか?
さて、
いったんリセットしたい気分に陥って、本もレコードもCDもすべて中古屋に処分したのだが、処分できずに今でも狭い部屋に鎮座ましましているのがレーザーディスクだ。600枚くらいはあるだろうか。
当時としてはそれなりのお金をかけた貴重なソフトだったのだが、DVD時代になってからは下取りの価格がつかなくなってしまった。
それでも、愛着があるコレクションだからときどき棚から引っぱり出して観ているのだが、昨日観たのがこのLDだ。
監督:エリア・カザン
1951年
↓
欲望という名の電車に乗って
墓場で乗り換えて
六つ目の極楽で降りる
名女優ヴィヴィアン・リーが演じるのは、名門の家に生まれながら生家が没落してからは精神に不安定をきたし、妹を頼ってニューオーリンズに流れてきたブランチという役柄。ニューオーリンズ駅で道を訊ねたブランチに親切に道案内してくれた水兵さんの答えが上の言葉だ。
“極楽”という場所の妹夫婦の家に居候することになるのだが、上流階級気取りのブランチと、妹の夫で直情径行なスタンレーとはなにかとソリがあわず、ことあるごとに衝突を繰り返す。見せかけだけの体裁を拒否するスタンレーによって、それまで拠り所としていた価値観はズタズタにされ、ついには発狂するブランチ。
幻想にとらわれ徐々に壊れていく女と、本能のままに生きる男。両者の叫びの重さが観る者に迫ってくるのだ。
墓場で乗り換えて
六つ目の極楽で降りたら
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地獄を見た。
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