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2010年9月 1日 (水)

脳ドックを受けてきた

「富士山の主要な登山口である山梨県の吉田口から入山した今夏の登山者数が28日午後6時、247,083人となり、過去最多となった」そうだ。

この山梨ルートに加えて、静岡側からの登山者も10万人を上回る見通しだというから、富士山頂上のあの混雑ぶりもむべなるかなというところだ。

2010.08.29(日) 東京新聞
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私は旅行会社主催の登山ツアーに参加したのだが、総勢28人のうち7合目でリタイアした一人を除いての登頂成功だった。この記念写真を見てもわかるように年配者がけっこう多いことから富士登山は決して難関な登山ではないと思う。

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ただし、

意地と根性が要求されることになる。

厳しかった富士登山の経験のなかで「まだまだワシの耐用年数はあるぜ〜」と安心したようなところがある反面、これから先の過ごし方も意識せにゃぁならんなぁとも思う。いつまでも若い若いと思っていても実年齢からくる身体の老化は年相応にきているはずだもの。

『生涯バックパッカー』などとアッチャコッチャ出歩いているが、「旅先の安ベットの上でそのまま倒れてしまったらどうなるだろう?」という思いがよぎることもある。ポックリと逝ってしまう分にはドッチューことないが、「意識はハッキリしてカラダが動かない」などということになったら最悪だな〜と不安感が湧くこともあるのだ。街を歩いていて、半身が不自由な状態の人を見かけたときなどは特にそういう思いが強くなる。

そんな健康に対する不安感もあって、自分の身体のどこがどうワルいと予兆を感ずるワケではないが脳ドックの検査を受けてきた。キッカケは2ヵ月くらい前、サッカー全日本オシム元監督の脳卒中予防啓蒙新聞広告を見て「一度受けておこう」と思ったものだ。

インターネットで『脳ドック』と打ち込めばその情報はヤマほどヒットし、そのなかから選んだ大学病院にアクセスして2ヵ月くらい先の空き日を予約。こんなふうに病院の予約もインターネットでできるのが現代というものだ。

私の受けた脳ドックは、尿検査血液検査心電図と一般的な検査項目の他に頸部の超音波検査、そしてメーンのMRIだ。土管のオヤブンのようなトンネル状の中で頭部と頸部の撮影を受けるワケだ。

「閉所恐怖症はないですネ?」と念押しされた理由がわかった。このトンネルに入っているあいだ器械の発する音にパニックに陥る患者もいるらしいのだ。たしかに頭を固定されたまま耳元で電動ノコギリがたてるような音を断続的に聞くのは不安になる。私の場合は特にトラブルもなく約20分でMRI終了。2時間ほどで全検査メニュー終了だ。

検査結果は後日かな?と思っていたのだが、最後に脳専門医との対面があって結果を診断してくれた。

それによれば、

「現在のところ脳に異常は見られない。同年代の人に比べればとてもキレイである。ただし、糖尿病のケアをちゃんとすること。糖尿病の悪化が脳梗塞を招くこともある」

というものだった。

この『脳ドック』は健康保険がきかないから金額は張るが、脳専門医が検査画像を示しながら説明してくれて、こちらの無知な質問にも懇切丁寧に答えてくれ、安心感を得られたのだから、高い費用を負うことにも納得だ。

「まぁ、ひとまず安心だな

しばらく旅は続けられそうだな」

そう思うと、病院からの帰路駅ビルの本屋に立ち寄って『地球の歩き方』を立ち読みしたりしたワケよ。

「短いようで永いのが老後」
「永いようで短いのが老後」
.
身体が衰えていくのはしかたないこと
身体の発する信号に耳を澄ませながら
せめて
好奇心だけは衰えさせず
磨いていきたいものだと思う。

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