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2010年6月20日 (日)

『クレイジー・ハート』には泣いたぜ。

『クレイジー・ハート』を観てきた。

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バッド・ブレッドは人気者のカントリー・シンガーだったが、弟子だったトミーにその地位をとって替わられ、今ではオンボロのヴァンにギター一台だけを乗せてのドサ回り。“ムカシの名前”だけが頼りの彼に用意されているステージはボーリング場だったり場末の店の片隅という扱い。そして彼を待ち受けるお客も、往年のヒット曲に薄れかけた想い出を重ねたいわずかなオールドファンだけという侘しさだ。

そんな旅ガラスのバッドのもとにジーンという女性記者が取材に訪れた。

何回かインタビューを重ねるうちに、無頼派を気取るバッドと、才気活発なシングルマザーのジーンの間には、お互いに引かれ合うものがあって・・・・。

「栄光→失意→再生」

「人生はいつでもやり直しがきくんだ!」という、アメリカ映画定番のテーマだと皮肉に思いながらも、バッドの再起を願うかつての弟子トミーとの師弟愛を絡めた展開に、私はすっかり感情移入して最後のシーンには不覚にも涙ぐんでしまった。

『クレイジー・ハート』予告編をどうぞ。


そういえば
この映画には悪いヤツが一人も現れなかったな〜。

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ジーンはもちろんのこと
日替わりのバンドメンバーも
スターとなったトミーも
ブッキング・マネージャーさえも
かつてのスターを引き上げようと
手を差し伸べていたもの。
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明るくなった館内を見回せば

お客の平均年齢は50歳台というところか。
ちょうど
バッド・ブレッドとリンクする世代だった。

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