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2010年6月11日 (金)

『ヌサトゥンガラ島々紀行/瀬川正仁』〜三省堂のオーム

自宅でパソコンをいじっていたとき、突然右脚に痛みがきて唸ってしまった。

あぁ、もしかするとこれが我々チャンジー世代で話題になる「足がツル」という症状なのか?

10分ほどマッサージするとようやく痛みは治まったが、席から立ち上がったり座ったりという膝の屈伸のときに痛みを感じる。ユックリ立ち上がって歩き始めれば痛みは気にならず、日常生活に差し障りないから仕事を休むこともなかったが、数週間経っても右太ももから右臀部にかけての一直線の痛みというか違和感が抜けない。

水泳も普通にできるから大事ではないだろうと思いながらも、気になったので健康保険組合の診療所に行ってみた。

何科なのか解らなかったので最初内科で診察を受けると、医師の説明では、痛みの原因は脳からくる場合と、脊髄からくる場合がある。脳からの場合は「内科」で、脊髄の場合は「整形」になるのだという。

なるほど、そういうふうに線引きされているのか。

内科では、「たぶん心配ないだろうが、念のために脳のCTを撮ってみましょう。その方がハッキリするから」ということになってCTを撮ってもらったのだが、内科的には問題なし。次に整形に回され背中とか腰のレントゲン写真を撮り、その結果も特に問題ないとのこと。けっきょく脚の痛みの原因は特定できないが、触診で右脚の脈が弱いから薬を飲んでしばらく様子を見てみましょうということになった。この薬というのがビタミンB1とかB2だそうで、3種のビタミン剤で血行を良くするということらしい。

「右脚の血行が良くない」と言われて思いあたるフシがある。以前から右脚に軽く痺れがくることが何回もあったから、あの痺れが今回の予兆だったのかも知れないと納得!

これまで大した病気もなく、まぁ、健康的にはツツガナク過ごし、同年代のヤツラと比べても元気な方だと自負していたから、「生涯バックパッカー」などとアッチャコッチャ出歩いてきたが、やはり年相応に細かいところにガタがきていることを実感したワケだ。

Sikiri

気になった脚の痛みも、特に心配することはなさそうだという医者の見立てに、またゾロ旅ゴコロ疼きだし、三省堂書店の旅行ガイドブックコーナーで立ち読みしていて見つけたのがこの本。

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ヌサトゥンガラ島々紀行
瀬川正仁

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凱風社
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バリ発チモール行き
ウォーレシアにいにしえのアジアを模索する。
コモドドラゴン
フローレス原人
奇祭パッソーラ
ララトゥカの復活祭
銛でクジラ獲り・・・・・
グローバリズムの辺境は

いつまで生き残れるか

著者の瀬川正仁さんといえば思い出すのが、“老後は物価が安く人情も厚い東南アジアで過ごす”という神話を信じて、人生の最終章を東南アジアに賭けた男たちの顛末を取材した、『老いて男はアジアをめざす』という傑作ルポルタージュだ。

“個人”の立場になった日本人たちのなんとひ弱なことよ。老いてもなおウブさが抜けず善意にすがる日本人男性と、迎え撃つ百戦錬磨の南国女性とのセッションには身につまされる思いがしたのだ。

そして、この『ヌサトゥンガラ島々紀行』だが、東南アジアを地を這うように徘徊する著者の初期ルポルタージュだ。

“ヌサトゥンガラ”とは、

バリ島の東に浮かぶロンボク島から、ダラダラッと続く多島海の島々、そこがヌサトゥンガラだ。舌を噛みそうな名前だが、日本語に翻訳すればあっけないほど単純、「東南の島々」という意味である。

ひとくちにインドネシアと言っても、ジャワ本島とバリ島では宗教を初めとして生活習慣は驚くほどの違いがあることは一般的に知られているが、バリ島からさらに東南に点在する大小の島々には、これまた島ごとの異なった文化が存在することを検証したルポルタージュだ。たんなるガイドブックとか紀行文を超えて文化人類学の域へと達しているのではないか。

今度はバリ島に行こうかと思っている私は、ヌサトゥンガラ全島とはいかないが、せめてロンボクまでは足を伸ばしたいと思わせた紀行文であった。

Sikiri

三省堂書店で『ヌサトゥンガラ紀行』を買い、次いでに雑誌売り場で立ち読みしていると、、、、、

「アッ!オームだ」

隣で同じく立ち読みをしていたお嬢さんの胸元のオームマークが目に入ったから速攻でアタック!このお嬢さん、オームのいわれを理解して着ているワケでもなく、こういったエスニックな感じが好きだということのようだ。

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バリ島といえばヒンズー
ヒンズーといえばオームだ。
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このところ美形のオームコレクションが続いているのがウレシー!

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