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2010年1月12日 (火)

ミャンマーに行ってきた

この数年、年末から年始にかけて2−3週間海外に遊びに行くのが恒例になっている。

平均有給休暇消化率20%で、1日2日の休暇届けも恐る恐る提出するような雰囲気の中小企業で、「目標!有給完全消化!」と消えていく私に、会社としても同僚としてもあまりオモシロくない気分だろうが、だからといって「ダメだッ!」と公然と言う訳にもいかず、、、ツライところだろう。

どうせ老い先短いチャンジーが、やり残したことを消化するような気分でリュックサック背負って出かけるんだから、マッ!大目に見てもらいましょう。

というワケで、今年はミャンマーだ。

一般的に「ミャンマー」から思い浮かぶのは『ミズシマ、、、日本へ帰ろうよ』の「ビルマの竪琴」であり、「アウンサン・スーチーさん」であり、彼女を拘束する「軍事政権」だろうか。そして「長井さん射殺事件」の記憶が甦る人もいるだろう。私はこれらに加えて「ウ・タン・ト国連事務総長」も、その業績までは理解できないが名前だけはセピア色にスリこまれている世代なのです。

私が、なぜミャンマーだったか?というと、これが特別な理由もなく、ときどき飯を食いに行く定食屋のミャンマー人アルバイトがよく働くアタマの良いひとたちで、そんな彼ら彼女らの姿を見ていて「ミャンマーってどんな所だろう?」と興味を持ったという、例によってのミーハー視点。

ミーハーといえども、そこはソレ、ちょっと皮肉っぽく物事を見てしまうクセが染み付いた“チャンジーミーハー”だから、「日本人カメラマンが倒れていたのはこの辺りですよ」という言葉に、カメラ持った右手で空を突く長井さんの姿が生々しく浮かび上がる。

安全な建物の中から隠し撮りしたカメラマンはピューリッツア賞を受賞したが、真に栄誉を与えられるのは、自ら被写体になり死をもってミャンマーの現状を世界に伝えることになった長井さんではなかったのか。あの写真はどこから撮ったのだろうか?と、周囲の高層ビルを見回した。

「この辺りですよ」の場所にカメラを向けようとしたが思いとどまった。

あそこで客待ち顏のタクーシードライバーや、タバコを吸いながらボーッとしているオヤジは、もしかすると軍関係者かもしれない。たぶんそんなことはないだろうが、敢えてコトを起こしてトラブルを招き同行者に迷惑をかけることもない。

普通に旅行していて特に軍事政権の影を感じる事はなかったが、このときだけは「ミャンマーは軍事政権」の言葉がアタマをかすめる。首都ヤンゴンのランドマークともいえるスーレーバヤーパゴダ近くでのことだ。

旅先で出会った日本人のハナシ。

彼は本業の他に音楽や映画などの、いわゆるサブカル関係のコラムを雑誌などに本名で寄稿しているそうで、今回ミャンマー大使館に観光ビザを申請したら最初は却下されたのだという。いわゆる「文筆業」という職業にあてはめられたらしい。たぶんネット検索で身辺調査しているのだろう。その後「私は政治的なことには関わらないし、完全な観光旅行である」と大使館に一筆入れてビザを取得したそうだ。

このエピソードからも「長井さん事件」のあと、日本人訪問者に神経質になっているミャンマーの余裕の無さが察せられる。観光旅行といえども「ジャーナリスト」の入国審査は厳しいようだ。ミャンマー政府としては、それが真実であれ誤解であれ公開されることに拒否反応があるのだろう。

ミャンマーでドルを遣うことは軍事政権に協力することだ。

ミャンマー政府の人権無視に抗議する。

確かにそうだ!

仰る通り!

そういう主義主張の人はそのセンで頑張ってくれ。

私は、ミャンマーはうさん臭い国だ!ということは百も承知、千も合点のうえで、好奇心の方が勝ったから、ロンジーにサンダルでキョロキョロしながらあっちゃこっちゃ出歩いてきたのだ。

そんなミャンマーについて「見たこと感じたこと」を思い出すまま好き勝手に書いていこうか。次回にビザ申請した際に拒否されたとしても、それはそれでケッコ-!ケッコー!コケコッコー。

もちろん
私のオハコである『街のオーム』も
「こんなことがあっていいのか!」を含めて
いろいろ出てきまっせ。

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ヤンゴンにて

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どこの国の指導者だって
ソーク度においては五十歩百歩、、、。
だと私は思っている。
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「軍事政権」だろうが「NLD」だろうが
風を上手に読み切る民衆は
恭順の意を示すフリしながら
したたかにたくましく生きているのだ。
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