キラー・カーンを知ってるか
ときどき、フト「アレを食べたいなぁ」と思いつくことがあって、“アレ”と言ったって特別なモノでもなく、貧しい食歴からして大体がラーメンていどのこと。「食べたい」と思い始めると辛抱たまらん、ナニがナンでも食べに行こうと、本日急襲したのは世田谷通り農大一高近くの『陸』というラーメン屋。
850円也
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厚切り煮豚で有名な『ラーメン二郎』系のナガレを汲む店で、濃いスープにやたらと厚い煮豚は見るからに身体に悪そう。しかし、この煮豚が評判でカウンター15席ほどの小さなお店はいつも満席フル回転。
先日の健康診断の数値があまりよくなかったのがちょっと気になっていたが、一度わき上がった欲求抑えらずひたすら貪り喰う。
お腹をさすりながら外に出て爪楊枝チュウチュウさせながら世田谷通り反対側に目がをやれば、、、、。
オー!
キラー・カーンだッ!!!
とんかつ屋のウインドウにキラー・カーン様のポスター。
「キラー・カーンって?」というお方のために説明すると、カーン様はジャイアント・馬場、アントニオ・猪木時代に活躍したプロレスラー。
日本リングでは小沢正志という、巨体が目立つだけの大相撲出身レスラーだったけれど、アメリカに進出して『モンゴルの怪人』という設定がハマって大ブレーク。その出で立ちはというと、革のベストにブーツ、肩口まで伸ばした弁髪揺すらせ、奇声を発して両首筋へ叩き込む『モンゴリアンチョップ』。さらに、かのアンドレ・ザ・ジャイアントを骨折させたというストーリーが加味されてメーンイベンターに化けてしまったワケだ。
日本帰国後はアントニオ・猪木の団体に参加したものの、もはや日本リングは異物対決をオモシロがる旧来のスタイルから、“団体抗争”という名の下にシリアスなファイトへと転換途上。そんな流れの中でキラー・カーンはアメリカ時代のキャラクター定着させれないままにいつのまにかフェードアウトしたはずだ。
このあたりの紆余曲折起承転結は、最近観たミッキーロークのプロレス映画の主人公に重なるものがあります。
プロレス引退後は「あの人はいま・・・・」というような扱いでときおりメディアがときおり消息伝えたけれど、それによれば、新宿辺りでちゃんこ屋を開いているとのこと。調理服姿で食器棚を背にしてレスラー時代を語るシーンをテレビで見かけたこともあり、コワモテで売った現役時代とは正反対で、朴訥としたなかなかの好人物。
『モンゴルの怪人・キラー・カーン』のキャラクターと、ちゃんこ屋のオヤジという落差にお客は大喜びで、こんな人柄の良さが客を呼びお店は盛業中のようだった。
そして、
私が見た世田谷通りのトンカツ屋のポスターは、歌手としてCDも出していて、そのサイン入り宣伝ポスターだ。
こんな多才ぶりを見せられて「引退レスラーとしてはなかなか良い人生を歩んでいるようだなぁ」。同年代の私は嬉しくなって拍手をしたい気分になったのでした。
というワケで、
帰宅後YouTubeでキラー・カーンの現役時代映像を探してみたら、笑える映像があったのでリンクさせましょう。
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キラー・カーン
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懐かしいプロレスです。
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