渡辺貞夫〜待乳山聖天〜ラッキー・デューベ
渡辺貞夫/日野皓正/山下洋輔というジャズ界御三家の名前は私にとっては永遠に神様のようなものです。この人たちがこうして現役で演っているあいだはオレも頑張らなくっちゃという思いを常にもっているのです。それにしても、あまりにも偉大過ぎるこの御三家がアタマにいるせいか、蹴落としていく若手が現れないのが残念です。
そんな御三家の筆頭渡辺貞夫が珍しくテレビに出ていたので正座しながら観ていた。
『NHK ようこそ先輩』は、学界・実業界・スポーツ界・芸能界等々の第一線で活躍している有名人が、母校の小学校で後輩を前に、専門分野についてかみ砕いて解説しながら、失敗することを恐れずに進もうと励ます内容。
とうぜん、企画発案演出がいて放送されることを前提にした番組だから、“式次第”にのっとって番組は進行するけれど、ゲスト個々の素顔や、演出では収まり切れない子供たちのリアクションが垣間みられることもあって、日曜朝の結構好きな番組です。
それで、今日は貞夫さんがサックス片手に後輩たちに向っていたというワケです。
後輩たちにタイコに乗せて貞夫さんがサックスを吹き一曲仕上げようというのが目論みなんだけれど、人見知りで顏を引きつらせた後輩たちはサンバのリズムをつかみ取れません。子供たちを覆うバリアを吹き飛ばして、なんとか心を開かせようと苦労する貞夫さん。
そして、、、心配無用!
子供たちは最後は『世界のナベサダ』と共演を見事にやりのけるのです。
そのエンディングで演奏された『♪黒い瞳/渡辺貞夫』の演奏シーンがこれです。
↓
黒い瞳
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最初は戸惑いをみせ、どうなることか?と思われた内向的な子供たちだが、ちょっとしたヒントを与えられることで、困難を解決してさらに前進させようとする能力をチャ〜ンと秘めていたワケだ。
ナベサダのサックスとサンバのウキウキするリズムが聞けた朝、スイミングプールで泳いでいて、ふと、ガネーシャに会いたいと思いついた。
「ガネーシャに会いに、、、」と言ったって、別にインドに行こうということでもなく、インドの象面ガネーシャ神が日本に渡来し十一面観音あるいは聖天様として敬われている、浅草の待乳山聖天様(まつちやましょうでん)のファンであるのだ。
浅草というと、浅草寺がランドマークとして君臨し、ポピュラーな人気を集め大混雑しているのに、ここはまったく静かなものです。
「ホラ、『夢を叶えるガネーシャ』って本が話題になっているでしょ?
ガネーシャっていうのは象の鼻をもっている
ご利益のあるインドの神様なんですが、
そのガネーシャがこのお寺に祀られているんですヨ」
浅草寺を起点に名所巡りのコースを走っている陽焼けした人力車夫が、お客に最近のベストセラー小説を取り入れて説明しているが、このお嬢さん方、そんなことには関心薄い様子。
待乳山聖天様は、一夜にして山が盛り上がったという逸話はマユツバの匂いがするけれど、私は隅田川沿いの静かなこの一角は好きなポイントなのです。
参拝を終えて、ココロしずかに落ち着き「いずれこの近くに引っ越そうか?」と売りマンションなどの貼り紙を眺めながら歩いていると、、、。
アラッ?!
前回来たときはこんなモノは無かったのに!
ちょうど聖天様の入り口のところに十字架の看板。
???
+日本アセンブリーズ・オブ・ゴッド教団
リバーサイドチャペル インターナショナル
???
外の看板などを読んでいると、奥の女性と目が合った。
こういうバックパッカー御用達風お店の雰囲気はキライじゃないから、その女性からハナシを引き出したところによると、アメリカに本拠を持つ教団で、この場所に2ヵ月前に拠点を設けた。1階は喫茶店を兼ねた広報スペースで2階が黒人牧師のいる教会になっている。
この1階ではゴスペルの練習もやってますので
ヨロシかったらあなたもいらっしゃいませんか?
イヤ、、 ソノ、、、園マリ、、、
(聖天様方向を指差して)ワシはアッチの神様専門ですから、、、。
えぇ、そうですか、構いませんヨ、
カミサマはひとつですから
ガネーシャをお参りにきてキリストさん関係者とセッションしようとは思わなかったゼ〜。
浅草から渋谷に出ようと思い地下鉄銀座線に乗っていて、アメ横に寄ってみようと上野で途中下車。
♪あぁ上野駅/伊沢八郎の面影は外資系喫茶店でケバイ看板でスッカリ薄められたが、アメ横だけは相変わらず終戦後のヤミ市状態。水産物関係者の「今日だけ1000円だよ〜!」の呼び込みを避けて通りからちょっと奥に入れば4畳半ていどの店が密集している。
あてもなく歩いていて、聞こえてくる嬉しいレゲエのリズムにたぐり寄せられた一軒のジャマイカショップ。音の元である頭上の小さなテレビの映像を観ていると奥からメタボなロークが出てきた。
「アメリカも日本も景気は悪いけれど、6ヵ月後には回復する」
レゲエから景気のハナシになりじゃ毎巻ジャマイカンを名乗るそのメタボなロークに励まされたあと、テレビで流れていたDVDを買ってきた。御徒町アメ横に何の違和感もなくレゲエが溶け合っていたのだ。むしろアメ横の雑然さがレゲエのリズムを引き立てていたようにも思える。
LUCKY DUBEなるミュージシャンについての予備知識は何も無かったが、ネット情報によれば、南アフリカの有名なレゲエ歌手で、2007年10月に強盗に襲われ43歳で命を落とした人だそうな。そういえばアメ横のメタボなロークが、「この人は現在も活動しているのか?」という私の問いに「数年前に死んだ」と答えたのを思い出した。
来日公演をしたこともあったそうで、かの有名な『きっこの日記』のきっこ嬢。
あまり気の進まなかったアフリカ関係のコンサートに行ったらLUCKY DUBE(ラッキー・デューベ)がサプライズ出演。ボブ・マーリーのメドレーで昭和大学音楽堂の人気を独り占めした場面に立ち会ったということを、LUCKY DUBEの訃報に絡めて感動的にレポートしています(2007年10月21日『きっこの日記』)。
そうか亡くなっちゃったのか、、、、。
これからはCDとかDVDで聴くしかできない人なのか。
ならば!
アメ横のメタボなロークから2000円で買ってきた、いかにも海賊盤というDVDからひとりYouTubeとして1曲アップしましょう。
超有名ブログ『きっこの日記』のきっこ嬢が惚れた
ラッキー・デューべには
超ミクロブログ『空気人的身辺雑記』のワタクシ
えあじんも惚れた!
↓
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渡辺貞夫
ラッキー・デューベ
両巨匠の動画を
大急ぎで加工アップした日曜日でした。
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