ホテルはリバーサイド、アマゾン・リバーサイド
マナウスを基点にしたアマゾン観光には専門のホテルに宿泊して、そのホテルのプログラムに任せてしまうのがいちばん効率が良くて安心だ。一旅行者がハイキング気分でジャングルに入り込むにはアマゾンを甘く見ているような気がする。
私が利用したのは辻さんという日本人が経営するAmazon Riversaide Hotel Mainan。
宿泊客の日程によってツアーをそれぞれ組んでくれる。私の場合は、マナウス空港出迎え→マナウス市内観光→マナウス宿泊→アマゾン探検→リバーサイド・ホテル宿泊→マナウス空港送りの全3泊4日のプログラム。サンパウロの叔父が手配しておいてくれたものだ。
マナウスの船着き場で迎えのボートに乗り、ホテルに向ったときからすでにプログラムは始まっていて、黒いネグロス川と白いソリモインス川の合流地点で2つの川の水温を比べてみたり。
途中立ち寄った村では、増水時の痕跡を大人の背丈よりも高く残す木々に自然の凶暴さを見せつけられたり、
まさにアマゾン体験エコツアーの始まりハジマリ〜だ。
リバーサイド・ホテルはマナウスの船着き場からスピードボートで約1時間。当然ながら正面にはアマゾンの滔々たる流れ、背面は原生林が覆い被さっているというロケーション。
.
けっきょく、このホテルを基点に2泊3日を過ごすことになるのだけれど、アマゾンを知り尽くした日系人のガイドつきツアーはじつにキメ細かく進行し、アマゾンの大自然に触れることになるのです。
(餌はナマの牛肉で素人でも簡単に釣れる。夕食は釣ったピラニアの刺身)
↓

.
(夜、ボートでワニの生息地まで行き、素手で見事にキャッチ。
モチロン、ワニはアマゾンに放す)
↓

.
ワニ生息地までたどり着くまでのボート内。
水辺にはホタルの光が点滅し
ガイドが懐中電灯で照らした上空に光る4ツの点はツガイのフクロウ。
ゴム採取の見学
↓

.
かつて、アマゾンを潤したゴム採取を再現してくれる。
(実演中のお父さんは『地球の歩き方』にも載っているシビリーノさん。
現在、この採取方法は彼しかできないといいます。
頭に被っているのは灯り取りのカンテラ。
ゴム採取は夜の作業だったとのこと)
a
↓

.
薫製状にして固めた
↓

a
『地球の歩き方』にも載っていない貴重なネタはコレ!!!
↓

↑
この妖しぃ雰囲気の女性はシビリーノさんの奥方。
シビリーノさんがゴム採取を再現している間
キッチンに陣取って観光客にビールをすすめたりして仕切っている。
(ちなみにシビリーノさんは、この3人目の若い奥方にアタマがあがらないという情報入手)
他人様の夫婦関係詮索してもしかたないからハナシをエコツアーに戻すと。
↓

.
ポイントまで行く間アッチコッチでピンクのイルカも跳ねている。
(アマゾンのピンクイルカは鴨川のイルカと違って愛想がないから一瞬で消えてしまう)
a
木の割れ目に棲息するタランチェラが這い出し
↓
a
↓

↑
ナマケモノの移動するところを写真に撮りたいと待ち構えていたけれどピクリとも動かない。
オマエはいったい何を考えているんだ?!
.
心地よさを感じたスコールもあがり、、、、行く手には
OH!オー!
アマゾンに架かる虹だ!
↓
アマゾンの一羽の蝶の羽ばたきが
そのタイミングによっては
地球の裏側に大洪水をもたらすこともある。
「キッカケは小さなことでも重大な結果を生むと」いう比喩に使われる、『バタフライ現象』という言葉そのままに、耳にするようになったのが地球温暖化の原因をアマゾンの乱開発に結びつけようとする動きだ。つまり熱帯雨林の伐採が結果として地球全体を温暖化させ異常気象を世界にもたらすというワケだ。
私がアマゾンにいたのはわずか数日で、その間に目にしたものは、太古の昔そのままと思わせる圧倒的ジャングルと、その中を縫うどこまでも続くアマゾン河の流れ。喧伝される、「アマゾンが危機に陥っている」という切羽詰まったような印象は受けなかったけれど、広大なアマゾンのどこかでは「一羽の蝶の羽ばたき」を超えて「カラスの大群が一斉に羽ばたいている」ことになっているのかも知れない。
そういえば、工場誘致で発展拡大するマナウスの街は、住民増加のためにかなりの住宅地が造成されていたことを思い出した。
アメションならぬアマションていどの経験で地球規模のハナシをするにはおこがましいから、さっさと「アマゾン・ビューティ」へと移りましょう。
本日のアマゾン・ビューティは、ピラニア釣りの途中に立ち寄った村でのナマケモノを抱いた少女です。さりげなく手にもっているボールは写真撮影のチップを入れるもの。観光客ズレした押し付けがましさもなく、恥ずかしそうなその笑顔はじつに好感のもてる少女でした。

.
a
| 固定リンク

コメント