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2009年1月29日 (木)

イグアスの滝で水だらけ

18世紀中期、南米大陸でのキリスト教宣教師による布教活動を描いたロバート・デ・ニーロ主演の『ザ・ミッション/1986年/イギリス』という映画があります。

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冒頭、十字架に縛りつけられた男が川に流され、やがて谷底へと真っ逆さまに落下するというショッキングなシーンがありました。この男は宣教師で、布教に赴いたインディオの土地で処刑され川に流されたというのが映画の導入部。

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18世紀当時の南米でのスペイン・ポルトガルの陣取り合戦の犠牲になってい追い詰められるインディオと宣教師の姿を描いていて、ロバート・デ・ニーロは冷酷な奴隷商人としてインディオに恐れられながら、やがて“神の愛”に目覚め、インディオとともに侵略者と戦い殉死するという男。

「インディオの反乱」として歴史的事実を元にした映画だそうだけど、辺境への布教が純真な使命感だったにしても、ヨーロッパ人による植民地獲得の先兵になったのが宣教師だったということはまぎれもない事実ではあります。

マッ、そのことの詳細については他の専門家のサイトにお任せすることにして、このブログでは『ザ・ミッション』の舞台になったのが、南米大陸ブラジルとアル ゼンチンの国境にあるイグアスの滝だったことを話題にいたしましょう。

ブラジル有数の観光地イグアスの滝へはサンパウロから空路約2時間、フォス・ド・イグアスが玄関口になる。機内から見える目にも鮮やかな緑の絨毯は、あとで訊いたら大豆畑だったらしい。観光によって開発された比較的新しい町だけに整然と区画整理されている街並が美しい。

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何はともあれ空港からバスでイグアスの滝へ直行。徒歩でルートを回ることになるが、滝音がだんだん大きくなってきて一挙に滝の全景を見渡せるポイントにたどり着いたとき、そのスケールの大きさに見惚れてしまった。

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しばらくその圧倒的迫力をご覧あれ。

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お次はボートで滝の落下点近くまで行ってみようという趣向。雨合羽で身を包み救命具を装着、カメラはビニール袋に入れての完全装備。それでも滝の水しぶき容赦なく降り注ぎお客はヒーヒーいっての大喜び。船首からビデオカメラ向けて撮影している男がいて、彼はお客の喜ぶ姿ビデオに収めてのちほど販売しようという万国共通の商売人。

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イグアスの滝はブラジル・アルゼンチンの両国に跨がっていて、この川の真ん中が両国の国境ということになります。私はブラジル側のボートに乗ったわけだけれど、川向こうのアルゼンチン側からも遊覧ボートが出ています。

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よく観察するとブラジルのボートより、アルゼンチンのボートの方が滝の真下に近づき急旋回くり返したりの大サービス。このあたりにブラジルとアルゼンチンの国民性の違いを見た。まさにファドとフラメンコの違いそのものだゼッ!

雨合羽着ていても首筋あたりから水が漏れてきて全身びしょ濡れ。それでももともとTシャツに半ズボンだから特に困ることもない。ボートから上がり次のジャングル探検をしている間に乾いてしまった。

Sikiri

というワケで、パソコンから水がしたたり落ちそうなところで、本日のイグアス・ビューティはこのお嬢さん方。

男の右腕タトゥーが『エスウ』なのに気がついて写真に撮ったら、「アタイたちも撮って!」と割り込んできたのがこのお嬢さん方なのです。

このラテンのノリ、、、好きです。

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Boa Sorte !
幸運を!

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