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2009年1月23日 (金)

サンパウロからの手紙

サンパウロの叔父のアパートのベランダにはこんなモノが吊るされていて、「コレは何なの?」と訊けば、ハチ鳥のための水やり器なのだといいます。

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私に訊かれて、器具に水が入っていないことに気がついた叔父が台所で砂糖水を作り補給すると、それを待ってたかのようにハチ鳥が現れ、人影に怯えることなく模造花びらにくちばしを突っ込んで水を飲んでいる。

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一日1本の砂糖水が飲まれるそうで、砂糖水が切れると窓際でチッチッチッチと催促されるらしい。

周囲を見回すと各戸のベランダにはそれぞれデザインの異なる器具がブラ下がっています。ブラジルといえば年がら年中花が咲き乱れていてハチ鳥が蜜に困ることなんかないだろうと思えるけれど、サンパウロの都市化はハチ鳥の生態にまで影響を与えたということかな。

観光客的身勝手な見方からすれば、サンパウロはいわゆる名所旧跡と呼ばれる見所は少ない。しかし、発展拡大して都市化して行くブラジルのパワーには接することができる。その最たる例はサンパウロ市内を縦横に走る地下鉄で、この地下鉄とバスを組み合わせれば市内どこにでも移動することができるのだ。ただし、一見の短期旅行者にとって地下鉄と路線バスの利用は慣れるまで時間がかかるかな。

幸い私は叔父の尻にくっ付いて車中での庶民の生態を観察することができたが、まぁ、白黒茶黄色の人種の融合さは見事なもの。叔父が席を譲られるシーンを数回見たから、マナーの面でも立派なものです。

満員の地下鉄でキスを、、、それもディープなヤツを繰り返すカップルと、それをごく当たり前の景色として受け入れられる国民性も、、、ラテンだなぁ。

ラテンといえば、地下鉄駅構内のこんな看板や

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東洋人街のこんな落書きも

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日伯文化協会向かい側のこの建物は、『喜怒哀楽』という看板掲げた日本レストランらしいけれど、完全にラテンしています。

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『木村理髪店』という床屋さんのたたずまい。

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「写真撮って良い?」とカメラを向ければ喜んでポーズをつくる、ラテンのこの明るさは好きだねぇ。

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日伯文化協会と『喜怒哀楽』の間の上り坂をリベルタージ駅に歩いていると、「このあたりで日本の若い連中を見かけるんだよなぁ」と叔父が思い出したように言う。

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「あぁ、叔父さん。この“ペンションあらき”というのは『地球の歩きかた』というガイドブックで紹介されている安ホテルなんだよ」という説明に叔父も納得したらしい。

『地球の歩きかた ブラジル'08-'09版』によればドミトリー一晩R$30となっているから、一晩15US$というところか。私は今回叔父の家に居候しているけれど、ときと場合によってはこの“ペンションあらき”のドミトリーのベッドで寝起きしていたかもしれないのだ。

その街の人々の暮らしぶりを見るには市場に行くのが一番。

メルカドと呼ばれる巨大な市場には肉野菜魚乳製品が溢れていて、肉などは日本のようなチャチな切り身などでなくカタマリ単位でドッカーン!。カラフルな魚と果物はいかにも南国へ来たことを実感させブラジルの食生活の豊かさを表しています。

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食が満たされれば人間の表情だって豊かになるのは当たり前。メルカドの二階で食事を楽しむ親子のこの表情はどうだ?。

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幸せそうですね。

「写真に撮ってくれ!」って催促されてしまった。


  to えあじんさん、
こんにちは!

えあじんさんはブラジルの旅行が好き、うれしいです。
外国人の目で、ブラジルが危ない、あまり良くない国ですね。
悪いimageがあるかもしれない。
ブラジルに来た外国人は「ブラジルが楽しかった」って言って、
ブラジル人がうれしくなります。
またブラジルに来てください!

ところで、
東京で雪を見えますか?降りましたのかしら?
雪がきれいだと思います。見たことはないけど...
ブラジルの天気が、今、雨が降っても暑いです。
暑すぎる ・・・ 冬のほうが良いのでしょうか?

私は2005年から日本語を勉強しています。
今年、大学生になるので、日本語に行くと思っている。
VISAが怖い...出来ることが難しいそうです。

ご返事遅くなって、本当にごめんなさい。
日本語で書くことが難しし、よく書きたいので、遅くなってしまう。

ブラジル移民100周年。困難な状況下でも決して祖国の文化を忘れず、異国の原野を耕し続け根付いた移民の先達。彼らの子供や孫の世代はもはや日本人ではなくブラジル人に同化している。

そんな日系人の多く住むサンパウロで知り合った、日本語を勉強しているというブラジル人女子大生は、送ってあげた写真にこんな誠実なお礼の返信をくれ、いまどきの若者のケータイメールよりはよっぽど言葉が豊富ではないかと嬉しくなってきたのだ。

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