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2009年1月18日 (日)

すべては、、、ボン!だ 2

サンパウロ行きの乗り換え時間にホワイトハウス近辺を中心にワシントンDCを速攻で廻り再びダレス空港へ。クリスマス休暇を母国で過ごそうというブラジル人で満席のユナイテッド機は定刻にダレス空港を離陸。道路渋滞だとかセキュリティチェックに時間がかかって飛行機に乗り遅れたなんてことになったらどうしようと少しの不安もあっただけに上出来。

いい気分で寝ていたらミョーな気配を察したようで目が覚めた。時計を見ると離陸から2時間程度経過している。隣席のブラジル人に目で問いかけると、飛行機は機体不備でワシントンに引き返してるのだという。

オイオイオイ、、、マジかよ?

ブラインドを上げて機外を覗き込んでも翼が折れてるとか火を噴いているとかの気配もなく、ワシントンに引き返しているということはそれほど深刻な事態でもないだろう。ジタバタしても仕方ないから正に運を天に任せるという心境。

深夜のワシントン・ダレス空港に引き返したUA機はそのまま再離陸することなく、「サンパウロ行きは明日昼12時に出発するから明朝10時にC9カウンターでチェックインを」とホテル/タクシー/ミールのバウチャー渡されて放り出されてしまった。

それぞれ割り当てられたホテルにタクシーで向ったものの、それからがまたタイヘン。

ホテルに先着順にキーを渡されて事務的に部屋割りが進んでいたのに、私の番になって動かなくなった。暖房の切れたホテルの寒いロビーで散々待たされたあげく、部屋のクリーニングが終わらずスタッフも帰ってしまい、残りの皆さんには部屋を提供できないという説明に、部屋にアブれた連中(私も含めて)は怒り心頭!お客はブラジル人だから威勢がいい。

ロビー係の臨月の黒人女性がアッチコッチと電話交渉の様子で、「エマージェンシー」という声がときおり洩れてくる。さらに別のホテルへ転送ということになり、差し回しの冷え切ったリムジンバスに再び乗り込んだときにはあれほど威勢の良かったブラジル人連もアキラメてムッツリ顔。

けっきょくホテルの部屋に落ち着いたのはアメリカ時間の朝4時ころ。バスタブのない部屋でとにかく熱いシャワーを浴びて冷えた身体を温める。このまま毛布にくるまってしまったら寝過ごしそうな気がしてCNNスポーツニュースをつけっ放しにして起きていた。

そうこうしているうちに夜も明け、また熱いシャワーを浴び、人間の感情がまったくこもっていない機械的な朝飯を食い空港行きのリムジンが来るのを待つ。

9116_1

日付変更線を越えたりして時間の感覚が全くなくなってしまい、ほんとうは眠いはずなのに頭が冴え渡っている。アメリカの朝の冷たい空気がじつに気持ち良い。

昨夜出戻り機内で見覚えのあるお客を乗せたUA機は仕切り直しの再飛行。

 「昨日の飛行機とは別です」

などというアナウンスがちょっとは気休め。

サンパウロ朝10時着の予定が深夜12時近くになっていた。

サンパウロの深夜

9116_2

乗客みんな口には出さないまでも緊張していたんだろうな。ワシントン・ダレス空港発因縁のUA機がサンパウロ・グアルーリョス空港に到着したときには期せずして拍手が巻き起こったワケですヨ。

隣席のブラジル人も私に向って親指を突き立て、

ボン!
.
喜びを一言で表現してしまったゼ〜。
喜びの感情をこれ以上簡潔に表現する言葉はないみたい。
.
それいらい私も何かあれば
ボン!
ムイット 
ボン!


9114_5

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というワケで
東京→サンパウロ
40時間もかかってしまった。
.

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