聖天さまを拝んできた
黄熱病の予防接種を受けたら、背骨あたりに違和感がある。接種後に渡された注意事項を読むと、まれに現れる症状で一日ていどで治まるらしい。
黄熱病はアフリカ大陸・南米大陸の赤道直下あたりの国に今でも残る風土病で、アマゾンに行くときには、強制ではないけれど接種したほうが安心だというアドバイスに従ったもの。11,000円とかなり高価な注射代金でした。
黄熱病という名前で唐突に思い浮かんだのが「一個二個サンコン!」のオスマン・サンコンさんのお顔。
「野口英世先生のことを知らないアフリカ人なんていませんよ!」
彼が初来日したとき福島の野口英世記念館を真っ先に訪ねたエピソードを熱い口調で語っているのを聞いたことがあります。日本人にとっては馴染みの薄い黄熱病の研究に命を捧げた野口英世博士はアフリカ人にとって特別な存在なのだということをサンコンさんから聞いて、日本人として嬉しく思ったものです。
黄熱病は1回の接種で10年間の有効だそうだから、この先10年後の2,018年にもう一度接種を受けて赤道直下の国を訪れるだけのパワーは残っているかな?それとも黄熱病自体が根絶されて予防接種なんて過去のハナシということになっているのかな。
「顔が青ザメたのが解ったでしょ?」
歯を剥いて笑うサンコンさんを最近はお見かけしませんがお元気でしょうか。
さて、
古里からダンボール箱が送られてきた。
お菓子が入っていて、ブラジルの叔父へお土産に持って行けということだ。
そして、そのダンボール箱に入っていた2通の封筒。
1通にはドル札が入っていて、これは以前兄が外国へ行ったときの遣い残しだから叔父へ渡してくれというもの。なるほど新札やらしわくちゃのドルが無造作に入っている。
もう1通は我が母親から私への餞別だという日本円。母にとっては末弟にあたる叔父へ何かお土産を買っていけということなのでしょう。ありがたく頂戴してデジカメを買って行こうかな。
そしてその封筒には母から叔父へ宛てた手紙も入っていて、チラッとみると兄弟姉妹の消息などが綴ってあります。90才になる母が異国に暮らす75才の弟にあてたひらがなとカタカナの手紙は普段の語り口調そのまんまの方言混じりでホロリとさせます。
ビザも取ったし黄熱病の予防接種も済んだし、思いがけず増えてしまった荷物を納める大型のスーツケースも買ったし、あとは行くだけだ!ブラジルへ。
なにかとお世話になっているインドのガネーシャは、日本に渡って11面観音菩薩として衆生の足下を照らします。その11面観音菩薩が大聖歓喜天として祀られているのが、浅草の待乳山本龍院。本殿の奥の奥に鎮座ましますご本尊様は普段は扉で遮られているから直接拝むことができないけど、12月8日は年に一度のご開扉のめでたい日です。
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マッ
こうして健康で
ほどほどに仕事して
ほどほどに遊んでいられることが
ガネーシャのご利益だと思って
今年もまた半日有給休暇をとって拝んできましたよ。
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