小銭をかぞえる/西村賢太/友川カズキ
世界はスッカリオバマモードになってしまって、もはやブッシュ息子は過去の人。金融危機という最後っ屁スカシて、このままフェードアウトさせるのも面白くないから、イラクでもよいしアフガニスタンでもよいから、何年間かの兵役果たさせて学習させる必要がありそうです。まだ若いんだから。
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オバマさんというと、当選を大喜びの小浜市の皆様には申し訳ないが、私が真っ先に思い出すのは小汀利得(オバマリトク)さんという爺さん()初めて知ったときはすでに爺さんだったから仕方がない。このオバマさん本名のトシエより、通称のリトクという名前の方が座りが良い評論家だった爺さんで、若い人は知らないだろうが、ある程度の年齢で音楽ファンだったら「アレッ?どんなヒトだったっけ?」と少しは記憶に残っているはず。
そう、ビートルズ初来日公演のおり、
「ビートルズごときくだらんタレントを呼ぶのはケシカラン、
ゴミ捨て場“夢の島”ででもやらせればいいんだ!!!」
などと、『時事放談/TBSテレビ』でビートルズが武道館を使うことに異を唱えた爺さんなのです。
今でこそロックバンドが武道館でコンサートやることは珍しいことでもなんでもなく、ごくごく当たり前のことだけど、なにしろ1966年のことですから賛否両論大きな反響を呼びました。オバマの爺さんの発言も考えようによっては、世代交代に不安を感じる階層の気持ちを代弁していたようにも思えます。
できることなら、オバマの爺さんを草葉の陰から引っぱり出してきて、爺さんが“エテ公”と吐き捨てたビートルズが社会に与えた影響を見せてやりたいものです。
こんなふうに「オバマ!オバマ!」の連呼聞くたびにに小汀利得さんのことを思ったりするワケです。
さて、本日は朝から生憎の雨模様で出ばなをくじかれ、プールの帰りに駅前の本屋で買ってきた本がこれ。

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小銭をかぞえる
西村賢太
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文藝春秋
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新しい私小説
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男女の間にある深い溝が、
これほどまでに強烈に
描き出されたことがあっただろうか?
爆笑を誘うほどに悲惨な、二つのよるべない魂の彷徨。
“私小説の救世主”が贈る、心に突きささる傑作。
西村賢太という名前は私にとって初めて知る作家。そんな初めての作家の本をなぜ買ってきたかというと、今朝の新聞の書評欄を呼んで興味を持ったもの。異能のフォークシンガー友川カズキが書評を担当して、初っぱなから「大変な作家が登場したものである」と絶賛しているのだ
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たぶん他人の作品を誉めることなんて10年に一回くらいだろうと思われる彼が絶賛するくらいだから、ありきたりの恋愛小説ではないだろう。極限まで追い詰められた人間の本性むき出しのデスマッチが描かれているのでしょう。
それは、友川カズキの作品と共通する世界のはず。そんな期待をもってこの本を買ってきたワケです。
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友川カズキ
ライブ2005
大阪バナナホール
PSFD-8022
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