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2008年11月30日 (日)

ブラインドネス/フェルナンド・メイレス監督

リオのファベーラ(貧民窟)を舞台にしたバイオレンス映画、『シティ・オブ・メン』『シティ・オブ・ゴッド』でその名を轟かしたブラジル人映画監督フェルナンド・メイレスの『ブラインドネス』を観に渋谷へ。

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朝の交通ラッシュの中、車を運転中の日本人ビジネスマンが突然失明し、救出した青年、診察した眼科医など、ビジネスマンと接触した人々は次々に失明する。原因不明の感染症が拡大することを恐れた政府機関は罹災者を収容所に隔離するが、奇病は社会全体に広まっていきます。

ただ一人失明を免れていた眼科医の妻は収容所を脱出するが、彼女が見たものは、食料を奪い合う失明者と、屍体を貪り喰う野犬が群れる修羅の世界。かつて繁栄を謳歌した社会はそこにありません。

映画の3/4ほどは陰惨なシーンの連続に、「どうせ作り物の世界だから」という余裕も失い、現実のことのように錯覚してしまい、「もう帰ろうかな、、、」と何度も思ったくらい。

この奇病の原因は何なのか?

眼科医の妻だけが何故失明しなかったのか?

そんな原因追及は放っといて、ただただひたすら極限に置かれた人間をリアルに描き出し、最後の僅かな光明へ引っぱっていこうというのが監督の作戦だと見た。『シティ・オブ、、、、』同様、ザラザラした映像で曝け出される世界は、娯楽映画でもないし、サスペンス映画でもないし、、、どんなジャンルに組み込んだら良いのか?ちょっと辟易した作品でした。

(渋谷ロフト向い 渋谷シネパレス)

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