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2008年9月20日 (土)

バイーア・レーザーディスク・コレクション

この数日、ブラジル関係のコンサートでは「日本にこんなにブラジル人がいたの?」と思えるほどのブラジルを見かけました。在日ブラジル人は少なくなりつつあるといっても、すでに滞在していた人たちは日本国内で確かなコミュニティを築いているのでしょう。

さて、ブラ熱に侵されている私はブラジル・バイーアを題材にした映像(レーザーディスク盤)を何枚か持っていたのを思い出し、このところ繰り返しターンテーブルに乗せてバイーアへの想いを募らせているのです。

きょうはそのバイーア・コレクションを紹介いたしましょう。もしかすると、すでにDVD化されていて価値的には二束三文扱いになるかも知れませんが、私にとっては愛着あるコレクションなのです。

 1)The Devil's Toothpick

これは前回紹介したLD盤で、クリード・ティーラーのプロデュースになるバイーアの景色と音楽を合体させたアルバム。

80916_3
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The Devil's Toothpick
バイーアの女神に捧ぐ
PILJ-1123

 2)Larry Coryell Live From Bahia

『ライブ・フロム・バイーア』と銘打っているから、名手ラリー・コリエルがサルバドルで聴衆相手に白熱のプレイを聴かせるものと思ったら、実際にはホテルの屋上あたりに作られた特設ステージでビデオ撮影のための観客無しのセッションをするという企画。そいうった点ではちょっと肩すかしのLD。

それでも、ラリー・コリエルとドラムスのビリー・コブハムの共演は、背景に見えるバイーアの青い空と相俟って旅ゴコロを誘います。

80920_1
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Larry Coryell
live from bahia

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1991年11月19日and20日
SALVADOR
PILJ-2034

 3)BAGUNCA

このLD盤は、写真家:繰上和美、ジャズプレイヤー:渡辺貞夫、デザイナー:石岡瑛子という、時代の先端を走っていた3人のクリエイターがブラジルに飛び作った作品。スライドショーとして流れる写真とバックに流れる音は3人が現地で実際に収録した音で、たとえば波の音、母親の子守唄など、プロのミュージシャンではない、実際に生活する庶民の音がバイーア地方の息づかいを伝えてくれます。

制作年は1980年といいますから、この当時からブラジルはクリエーターにとって注目を集めていたことが分かります。

80920_2
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BAGUNCA
(バグンサ)
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演出・撮影:繰上和美
音楽監修:渡辺貞夫
デザイン:石岡瑛子
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収録日:1980年2月
VAL-3006

 4)ILE AIYE

バイーア地方にはカンドンプレというアフリカを起源とする宗教儀式があって、今でも生活と密着して続いているとのこと。制作者のデビッド・バーンはトーキング・ヘッズのリーダーだった人だけれど、見ることはできても撮影はできない宗教儀式を詳細に記録しています。

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ILE AIYE
イレ・アイエ(生命の家)
(The House of Life)
A Film by David Byrne
1989年
SM080-3370

式が進行するごとにトランス状態に陥る信者の様子は、まるで遥か昔のアフリカの記憶を呼び覚ますようで興味深いものがあります。

いまでこそレーザー・ディスクというと過去の遺物とされてしまったけれど、これらレーザー・ディスクが発売された1980年代というのは正に夢の映像ソフトでした。そのことは当時の先鋭的なクリエイターがレーザー・ディスクを自己の表現ツールとして興味をもったことからも理解できます。

その
レーザー・ディスクの復権を計るべく
今後もオモシロLDコレクション紹介していきますので
どうぞご注目を。

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