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2008年9月22日 (月)

渋谷ラブホテル街の雪山獅子旗

熱しやすく冷めやすいのは日本人の常。あれだけ燃え上がったチベット問題もオリンピックが始まってしまうと「日本チャチチャッ!!!」の声に上書きされたかのように消えてしまい、いつのまにか「食の安全」というもっとも身近かな問題へと軸足が移ってしまったようです。

いま起こっている“中国産毒入り食品”問題も元を辿ればチベットを侵略した中国の社会システムに行き当たるのです。

 2008.09.21(日)

チベット音楽を聴きに渋谷のライブハウス・アジアへ。

日本人にとって過去になってしまったチベット問題も、「チベットの受けている苦難はいずれ日本も味わうことになるから中国への監視の目を怠ってはいけない」と思うべきだし、チベットを祖国とする人々にとっては“将来の苦難”どころか“現在の苦難”だということを忘れてはいけません。

そんな思いを共有する人たちが作り上げたイベントがこれ。


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日曜日の夕方はあいにくの雨模様。東急デパートから文化村方面に向っていると、オー、前方を歩くのはチベットの民族衣装を着た女性。彼女もこれからチベット音楽を聴きにいくのだなッとストーカーのように後を尾けて文化村前ちりめん亭を左折。

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ラブホテル街を道玄坂上に抜ける細い坂道を上れば、右側にはこんなお店。

このあたりのアヤシィ淫風ただよう街並にはお似合いのショーウインドウです。

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この地区には数年前からライブハウスが数軒できて、かつてのラブホテル街が徐々に表情を変えてきてるようです。事情通によれば、これも皆東急文化村の波及効果らしい。

といったところで、オー!懐かしい雪山獅子旗。

ここが今日のライブ会場になるクラブ・アジア。私は初めてのお店です。

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外観の落ち着きと異なって店内はタルチョ(経文の書かれた小旗)が張り巡らされていて、カトマンズあたりのライブハウス気分。予想に反してお客さんも多い。雪山獅子旗やらTシャツ、お香など物販フロアーもあって賑わっている。その壁に貼られたA4サイズほどのダライ・ラマ14世写真をにガン飛ばしていたら、なんとその写真がカタッと傾いてしまった。私の超能力はまだまだ健在を確認。

超能力使ったら小腹が空いたのでチベット名物モモで腹ごしらえ。

羊の匂いを押さえているのが嬉しい。

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さて、

本日のライブは、ダラムサラから来たペムシ、サンフランシスコから来たテチュンの2人のチベット人歌手がこの東京で共演するという趣向。

ペムシ

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テチュン

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若い方のペムシはポップス感覚あふれたオリジナル曲をカラオケにのせて歌い、兄貴格のテチュンは民族楽器の弾き語りで、チベット伝統音楽にこだわった歌い方。ふたりの方向性に若干の差はあるけれど、共にチベットの歴史を誇り高く歌い上げる点では同じだ。

ふたりともダラムサラにあるチベット文化継承者を育成する学校を出たらしく、発声法などの基本はマスターしているから、この程度の小ホールだったらマイクいらずの感じ。そりゃぁ、ヒマラヤの青天井の下で歌声を轟かそうというのですから、生半可な訓練ではなかったはずです。

会場は350人ほどの客入りで、長野とか代々木公演デモで日本人参加者を先導したチベット人も多くみられます。彼らチベット人は喜怒哀楽をあからさまに表さない民族だと思っていたら、皆さんケッコーノリますネ〜。2人の歌に合わせて大合唱になるあたり、日本のポップス歌手のコンサートと差はありません。

それでは、

文章の稚拙なところは動画で補おうといういつものテで、本日のひとりYouTubeは、アンコールを受けた2人がそれぞれ民族楽器を手にしての熱唱シーンです。私はカラオケではなく、こういうスタイルが最も好ましいステージだと思っているのです。

ひとりYouTube

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このコンサートで私がいちばん印象に残っていること。
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それは、、、。
上の動画の1分50秒ころに出てくる女性。
.
この女性は
コンサートの最初っから最後まで
この場所でこんなふうに歌に合わせて
小さな雪山獅子旗を振っていました。
.
異国の地で
誰はばかることなく
祖国の旗を振り
祖国の歌を歌える歓びを
身体いっぱいで表現しているように思えたのです。
.
世間が
メディアが無視しても
長野426事件の現場にいて
町を埋め尽くした五星紅旗の
真っ赤な津波を知っている私は
中国の蛮行忘れないゾッと改めて思った夜でした。
.
Tibet

@nifty動画共有サービスが2011年6月30日で終了します。
したがって、それ以降この動画は表示されません。
(2011年5月5日:えあじん)


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