私が持っているシンニード・オコナーのCDはこの1枚だけ。
特別にファンでもないけれど、彼女の名前は強烈なエピソードとともに記憶しているのです。
aいつごろだったか忘れたけれど、『シンニード・オコナーのたたかい』という章で『ボブ・ディラン/デビュー30周年記念コンサート』に出演したシンニード・オコナーが、観客のブーイングを受け歌唱不能に陥ったことをチョロッと書いた。その章に今でもときどきアクセスしてくれる人の足跡が見れます。
どうやらキーワード『シンニード・オコナー』でこのブログが検索エンジンにヒットするらしい。
私のシンニード・オコナー情報は『ディラン/デビュー30周年記念コンサート』関連のことしか知らないから、本日のひとりYouTubeはこの“ブーイング事件”の動画を見てもらいましょう。
1994年10月16日。マジソン・スクエア・ガーデン。
『ボブ・ディラン/デビュー30周年記念コンサート/マディソン・スクエア・ガーデン』のシンニード・オコナーはクリス・クリストファーソンの紹介でステージに登場します。ところがMSGの観客はシンニードに対して猛烈なブーイングを浴びせて妨害。始めのうちこそ余裕ある表情を浮かべていたシンニードの顔はだんだんこわばっていきます。バンドメンバーは困惑の表情を浮かべ、ハウスバンドのMG'Sのブッカー・Tがイントロを弾き始めてキッカケを作ろうとしますが観客のブーイング収まりません。
彼女は意を決したかのようにブッカー・Tを制して、観客に挑むかのようにアカペラでボブ・マーリーの『♪WAR』を歌うというシーンです。
ひとりYouTubeこのディランMSGガーデン・コンサートの直前、有名なTV番組『サタディナイト・ライブ』に出演したシンニードは、ボブ・マーリーの『♪WAR』をアカペラで歌った後ローマ法王の写真を取り出して破るという事件を起こしていたことが、ブーイング事件の伏線となっていたことを後で知りました。
ひとりYouTube
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「これから法王の写真を破るぞッ!」
シンニードのそんな気持ちの高ぶりが声の震えに表れています。
シンニード・オコナーはアイルランド生まれ。
アイルランドというとカソリックとプロテスタントの宗教戦争の絶えない国です。彼女にとってのローマ法王は“体制の象徴”で、排斥すべき人物だったのでしょう。
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というワケで
『シンニード・オコナー』をキーワードにこのブログに訪れる方は
この動画を見たいと思っているのではないか?と勝手に想像しての
補足説明でした。
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今から10数年前に起きた事件だけれど
ボブ・ディランという
反体制を標榜するシンガーのコンサートに集まった客が示した反応は
ずいぶん保守的なものだったことを知ることになります。
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アメリカ国民のディランのプロテストは許容できても
異国人のシンニードのプロテストは拒否するということです。
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9.11以降に見た
アメリカ人の偏狭なナショナリズムも
この延長線上にあるみたい。
@nifty動画共有サービスが2011年6月30日で終了します。
したがって、それ以降この動画は表示されません。
(2011年5月5日:えあじん)a
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コメント
アイリッシュ音楽を探して、そういえば・・・と思い出しシンニードオコナーを検索してこのブログを読みました。実は私もこのシーンを偶然テレビで視ていた一人です。CDのジャケットできれいなボーズだな~なんて思い衝動買いした人でした。思ったより小柄な、でも毅然とした態度と、その孤高なたち振る舞いに心が揺さぶられたのを覚えています。色々な記憶がよみがえりました。ありがとうございました。
投稿: さやかめ | 2011年6月27日 (月) 午後 09時24分