逆心 青木幹雄/松田賢弥
私にとってのグレン・ミラーはふる里の映画館。
洋画専門のその映画館はグレン・ミラーの『♪ムーン・ライト・セレナーデ』に乗せて緞帳があがるのを見ながら、予告編が始まるのをドキドキしながら待ったものでした。もちろんその映画館もとっくの昔に消え去っています。

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グレン・ミラー物語
THE GLENN MILLER STORY
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監督:アンソニー・マン
ジェームズ・スチュワート
ジューン・アリスン
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1953年アメリカ
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『真珠の首飾り』『ムーンライト・セレナーデ』
永遠に愛されるナンバーの数々
ルイ・アームストロングの出演するニュー・ヨークのクラブに遊びにいき。サッチモからステージに呼び込まれてジャムセッションに興ずるタイコのジーン・クルーパとボントロのグレン・ミラーの姿など、嬉しくて楽しくて何度見ても興奮します。
アメリカもジャズもスッカリ変わりもはや後戻りできないけれど、古き良き時代のアメリカとジャズが堪能できる永遠の名作です。
こんな、なつかしいグレン・ミラーの、なつかしい名作、『グレン・ミラー物語』新品DVDが500円で売られている時代です。
3連休のいだに観たビデオで面白かったのが『グレン・ミラー物語』で、面白かった本がこの『逆臣 青木幹雄/松田賢弥/講談社』。
いきなりだけど、、、、、。
ひところの派閥の領袖というと、皆さんそれぞれ親分らしいアジな顔してたものだけれど、最近の派閥の会長などせいぜいが“部長代理”クラスのご面相で迫力も感じられません。だいいちどんな派閥があって、どんな先生が属しているのかもすぐには思いかべられません。
小泉/安倍/福田と3人も同じ派閥から首相が出て、そのことに疑問を呈する先生が出ないことに不思議に思っていました。派閥の善し悪しはいったん置いといて、かつての自民党であれば必ず叛旗を翻す勢力が現れて、まがりなりにもそのことで政治が活発化していたと思います。
皆〜んな、波風たてないように、冷や飯喰わされることがないように、そのことだけにキューキューとしているのが現代の先生方の処世術のように感じられます。

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逆臣
青木幹雄
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松田賢弥
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講談社
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「オレと一緒に手を組もう。そうすれば何だってできる。
自民党だってどうにでもなるんだから」
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竹下登の一介の秘書に過ぎなかった男は、
いかにして「参議院のドン」と
畏怖されるようになったのか!?
かつては“良識の府”といわれ衆議院のチェック機関としての機能をもっていた参議院が、今では衆議院の召使いに成り下がってしまった。その原因はひとえに青木幹雄のただ自分の権勢欲を満たすための飽くなき執着によるものだと断罪しているのがこの本。
これを読むと、日本の政治に将来を期待するのは無理だということが良〜く理解でき、ただただ絶望感だけが残ります。
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