フリー・チベット1996
2006年1月から書き始めたこのサイトもこれでちょうど500本目。
よく続いたものと我ながら感心する。
さて、日本人は忘れっぽいから、長野“聖火”の話題も一般的には遥かムカシの出来事となりつつあるような気配がします。ところがドッコイ!ネット上ではまだまだホットな話題で、大手メディアが報じなかった、報じられなかった、“聖火”リレーの真実が飛び交っています。
私の「5月2日号 呪われし聖火〜宋さんを探せ」で、私が@nifty動画サイトに公開した動画と並べて紹介した、投稿者lawさんなる方の動画が、YouTubeでは盛り上がっています。
lawさんの動画はYouTubeの動画をコピーして@nifty動画サイトに貼り付け、私の公開した動画と並んでしまったというのがコトの経過のようですが、この本家YouTubeの動画が意外な展開を見せているのです。
“聖火”リレーの前日、関越のサービスエリアに現れ「中国支持を訴える日本人もいる」というテレビ朝日のニュースの録画がYouTubeに公開されると、2チャンネルに「アレは日本人ではない!中国人だ!」との書き込みが殺到。「ニセ日本人ではないか?」と糾弾された当の本人がとうとう「私は正真正銘の日本人だ!」とYouTube上に素顔を晒して「北京オリンピック支持」の自説を述べ反論するというナガレになるワケです。
「こうして名乗りで出るのも勇気がいるなぁ」と思ったのも束の間、今度は青年の動画が「日中友好は中国人の純粋な願いで、長野での中国人は被害者だった」と誘導する工作の匂いを感じ取った読者から
動画の青年の口と音声が合わない。
北京オリンピック擁護の論理があまりにも中国人側だ。
そのパスポート偽造だろ。
などと「この動画、、、ヤッパリ可笑しいヨ〜」とのツッコミが入り、顔出し青年擁護側とコメント欄での泥仕合という・・・いつものナガレ。
そういわれてみれば、たしかに口調が入念に推敲された文章を読むように滑らかなのも喋り言葉としては不自然だし、口元と音声が微妙にズレている。当の本人の腕が動いていないのに原稿をメクル音までもマイクは拾っているから、画面の青年はクチパクで、実際に原稿を読んでいるもう1人との共同作業のようにも想像されます。
この青年の声とサービスエリアでインタビューに応えた青年の声紋鑑定がされたりして、そのうちこの青年の身元がワレ、個人情報が暴かれることになるんだろうけれど、あんがい、私が@nifty動画に公開した動画に出てくる「神奈川から来た宋さん」周辺の人間ではないかな?と想像しているワケです。
この青年が「北京オリンピック成功と日中友好を切に希求する日本人」だとしても“非国民”として冷たい視線浴びることになるし、「日本人を騙って日本を貶めようとする中国人」だとしたら「コレが中国人のヤリクチだッ」と、嫌中派の高笑いをきくことになりそうです。
このように今やジェームス・ボンドのようなスーパーヒーローの出番はなく、そこいらの多数の無名氏のキーボードが諜報合戦繰り広げる時代で、ネット上では呪われし“聖火”の落とし物が燻っているのす。
さて、このブログは2006年1月からだけど、それ以前に発信していたホームページがあって、その中でチベットに関する映像を紹介したページがあります。
今回はこれ以降に観たチベット関係の映像を2点紹介いたしましょう。
『ヒマラヤを越える子供たち』は、チベットにいては教育を受けられないと、6,000m級の山を徒歩で数週間かけて越え、インドのダラムサラにたどり着く子供たちの姿を追ったドキュメンタリー。危険なヒマラヤ越えで凍傷に罹る危険に怯えながらも、それでも山越えに挑む子供たちは自由をつかむことができるのだろうか?

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ヒマラヤを越える子供たち
Escape over the Himalayas
Maria Bluemencron監督
2000年 ドイツ
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標高6,000メートル。
子供たちは命がけでヒマラヤを越える。
この尾根の向こうに、
未来があると信じて。
この子供たちは、ダラムサラに着いても、再び祖国チベットの土地を踏み肉親と再会することはできないのでしょう。この映像はチベットの現状にロマンなど入り込む余地がないほど切迫していることを教えてくれます。
今回の世界各地で起きた“聖火”リレー騒動は、チベット問題を一気に知らしめたし、街を埋め尽くす五星紅旗に中国の危険さを人々の心に刻み込ませることになりました。
国威発揚どころか国威失墜になろうとは中国も予想しなかったこと。かといって、途中で止めることもできず、平然を装いゴリ押ししたことで中華帝国の威信をドブに落としたようなものです。中国首脳は後ろ手にされて木から吊るされる己の姿がチラチラして怯えただろうし、これからも眠りは浅いゼッ!
今になって振り返れば、今回の騒動を予知するかのような出来事が「これじゃなかったのかな?」と思える動きがありました。
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そのビョークが出演して、チベットの人権問題を広く世界に知らしめたのコンサートを収録したのがこのDVD。

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FREE TIBET
TIBETAN FREEDOM CONCERT 1996
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史上空前の豪華アクト
第1回チベタン・フリーダム・コンサート
歴史的なライブ・パフォーマンスとメッセージが閃光を放つ!
1996年6月の開催というから12年前のことになりますから、ビョークはこの頃からチベット問題を心にとめていて、上海のステージで「チベット!チベット!」と叫ぶことになったのでしょう。
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サンフランシスコで約10万人集めたこのイベントはさしずめ「30年後に再現されたウッドストック」といっても良いかもしれません。ただし出演者も音楽傾 向もウッドストックの頃とは大幅に異なりヒップホップ系のミュージシャンが殆どだから、私の好みとは異なるものです。なぜかそんな中にジョン・リー・フッ カーと“ウッドストックの生き残り”リッチー・ヘイヴンスの顔が見られるのが懐かしい(ただしリッチーの歌ってる映像はナシ)。
映画はステージのパフォーマンスを中心に、チベットに侵攻し占領する中国軍の犯罪や拷問される僧侶の古い映像。そして現代でも行われている、絶望的拷問から逃れた僧侶たちへのインタビューで中国の蛮行を浮き上がらせています。
12年前の映画でこんな悲惨な状況が描かれて、それからもなおチベットに対する暴虐が改めれず続いていることは最近のニュースで知ってのとおりです。
この映画の中ではダライ・ラマ14世へのインタビューシーンも何編かあって、私が印象深かったのはこのシーン。「中国人を憎みますか?」の問いにダライ・ラマ14世はこう答えます。
怒りに震えるときはありますが
憎しみの感情はまったくありません
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ひとりYouTube
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中国のそんな発表などオリンピックまでのただのポーズとわかっていても
それでもなお
僅かの期待を寄せなければならないアホらしさよ。
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