テキサスブロンコよ永遠なれ
ソニー・ロリンズとプロレスラーの『引退』ほどアテにならないものはない。
ロリンズこの春にはまた来るらしいじゃないですか。
『最期の日本公演』という記事をいったい何回読んだだろうか?
「これが見納め、聞き納め」とばかりにケッコーな興行成績収めるんでしょうな。
片やプロレスラーというのも『涙・涙のテンカウント』の東京スポーツのインクも乾かぬ間に、新団体発足の助っ人として馳せ参じたり、覆面剥がされ素顔晒したら引退したはずのヤツだったとか、弱小団体を渡り歩くたびに『引退試合』で最期ッ屁かましていったりとか、いかにもプロレスらしくってこういうハナシは大好きです。
さて、
この方は御歳67歳で引退だそうです。
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日本で引退試合を行う名レスラー
ドリー・ファンク・シニアさん(67)
Dory Funk Jr.
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毎日新聞もこの方にどんな義理があったのか?それとも高齢化社会への応援歌なのか、
「純粋な競技スポーツでも単純なショーでもない、『虚実入り乱れる』」
世界に身を置く一介のプロレスラーに対しては破格の取り扱いです。
ファンク兄弟の初来日からテレビで見ていたけれど、いかにもヤンチャな弟ファンクと、陰気ムードの兄ドリーという、兄弟タッグチームは陰陽キャラで上手くバランスとれていましたネ〜。
ドリーのキメワザというのが、相手の足首を掴んだまま相手の右足を軸にして自分が反時計周りに回転するというスピニング・トー・ホールドというヤツ。これをかけられると対戦相手は足首がイタイイタイでギブアップする設定だったけれど、「黙ってワザかけられていないで身体を回転すれば逃げられるダロッ!」などとツッコミ入れながら喜んで見ていましたネー。
この必殺ワザも、大プロモーターである父のドリー・ファンク・シニアが目を光らせている間は有効だったけれど、シニア亡きあとは軽いキック一発で返されたりしてそれほどの効果は上げられなかったみたい。ヤッパ!オヤジさんの威光あっての必殺ワザだったといってはあまりにもうがちすぎかな。
オヤジさん亡き後のファンク兄弟にアメリカマット界は冷たく主戦場は日本ということになって、ブッチャー/シーク組とのどこまで本気でどこまで了解事項なのか分からなくなるような凄惨な試合には大いに興奮したものです。
時代は変わり、ファンク兄弟のキャラクターでは極端にショーアップされていったアメリカプロレスとは馴染まず、第二のマーケットである日本マット界は「日本人対外人」より「日本人対日本人」のカードが人気を集めて、元NWAチャンピオンという肩書きもやがて色あせてしまったようです。
こんな、もう既に忘れさられたようなプロレスラーが日本で引退試合ですか。
この毎日新聞の記事によれば、「70歳近い今も戦える体を維持してきた」というけれど、67歳ですよ。誰と対戦するのか?「老人虐待」で告発されるんじゃないかい?
失笑されながら消える人
惜しまれて引退する人
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いずれにしても
ジャズマンも
プロレスラーも
私たち無名人も
引き際は大切ですヨ〜。
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