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2008年1月27日 (日)

いざプノンペン

アンコール遺跡群の歴史的背景や価値などについての詳しいことは他のガイドブックに任せて、私はそそくさと荷物をまとめてシェムリアップを出る準備。外からクラクションがきこえてどうやらピックアップの車がきたようだ。

ホテルの清算は昨夜中に済ませてあったので大急ぎでスピードボートの発着場へと向うバンに乗り込む。シェムリアップから首都プノンペンまで、陸路をバスで行くのも当たり前過ぎるような気がして、トンレサップ湖を船で縦断し首都プノンペンへ入城しようというもの。海賊に襲われて外国人旅行者が身ぐるみ剥がされたこともあったらしいけれど?とチケット(25ドル)を手配してくれたホテルフロントに訊くと、「そんな事件はムカシのこと、現代のカンボジアはどこも問題ない」と彼は笑って応えた。

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シェムリアップ市内からバンで小1時間、漁の水揚げで忙しいこんな景色に到着。

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OH!!!いかにも、メコンデルタだぜッ!!!というフローティングビレッジ。

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待っていたボートに乗り込み、「バカとケムリは高い所をヨロコブ」のデンで屋根の上にバックパックを下ろして航海の居場所を確保する。

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朝飯を食べていなかったので、売り子から買ったのがパンにチーズにバナナ2本の朝食セット。これで1ドル也。

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トンレサップ湖は、湖というより海のような巨大なもので、屋根に陣取った多国籍軍の連中とささやかな朝飯を食べているあいだに、ボートは一挙に沖に出て360°水平線のド真ん中。水の色が茶色く波の少ないのが海とは違うな?と感じるようなもの。

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横になって、遮るもののない太陽の光と湖面からの照り返しを楽しみながらウトウトしていたら、いつのまにか船のエンジンが止まっているようだ。

レディス・アンド・ジェントルマン!船長のチンです。現在当船は予期せぬエンジントラブルに見舞われトンレサップ湖を漂流中です。クルー一同懸命に復旧作業中ですがメドがたっていません。地上事務所との連絡をしようにも無線機の故障でこちらも通信不能状態です。最後の手段としてさっきから通りかかる僚船を探して沖合をみつめているのですが未だに発見できません。最悪の場合このまま湖上で夜を明かす事態も考えられます。トンレサップ湖の夜は想像以上に冷え込みますので、皆様個々に防寒の準備をしてこの困難に立ち向かうようお願いいたします。

私はこんな妄想をしながらコトの成り行きを伺っていたら、エンジンに詳しいらしい白人旅行客が機関室と操舵室を何回か出入りしている間にエンジン始動。その白人は多国籍軍の連中に拍手を浴びてテレたりしていたワケですよ。

 (上の船長スピーチは私の作文ですから誤解なきように)

そしてもうひとつ私の妄想がコレ。

エンジントラブルを解決し、ようやく船が動き出したと思ったら、今度はスピードを落としてボロッチィ小舟へと寄っていきます。小舟の甲板では真っ黒な少年がペットボトルほどの容器を振っています。

船長!!!気をつけろ!!!甲板のそのガキはガス欠を装っているけれど、舟底には武装海賊団が潜んでいて、この船が近づいたときの飛び出すタイミングを狙っているんだぞッ!!!

ヒマに任せてストーリー組み立てたけれど、これもハズレ!

ガソリンをわけてもらったその小舟は海賊船でもなんでもないただの漁船。真っ黒いケムリを吐きながら、船体に似合わないほどの巨大なエンジン音響かせて去っていきやがった。

3時間ほど航海するとボートは湖を抜けて両岸の見える河らしい景色の中へと入っていきます。高床の並ぶ家は、このあたり乾季と雨季では水位が極端に違うからなのでしょう。

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岸辺で遊ぶ子どもたちが手を振るノンビリとしたメコンデルタの中、両岸に大きな建物が混じり始めて首都プノンペンが近づいてきてることがわかります。

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エンジントラブルで湖上夜明かしすることもなく、海賊の襲撃で身ぐるみ剥がされることもなく、ごくごく平穏に6時間の航海でプノンペン到着。船着き場にはどこでも同じ顔をしているタクシーマンやホテル客引きがカモを求めてフレンドリーさを装って手を振っています。

トンレサップ湖からトンレサップ川になって、メコン川と合流した場所に拓けたのがカンボジアの首都プノンペンのはず。ゆるやかなメコン川沿いにはかつての宗主国フランスコロニアル風ホテル、カフェ、土産物屋の街並み。

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バックパック背負いながら、メーンストリートの探索を終えて、小ジャレたオープンカフェで昼飯。

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もはや外人仕様になっている巨大なタマゴサンドを貪り食ってやっと気分が落ち着いた。

さて、私の昼飯の終わるのを外で辛抱強く待っていたタクシーマンがいて、「ホテルなんかどこでも良いや!」と、彼の案内するホテルへと向えば、これがじつに大アタリ!!!繁華街からちょっと離れた場所にある真新しいホテルで1泊10ドル。ホットシャワー浴びてベットに横になっているうちにウトウトしてしまった。

まだ旅に出て数日で
大して強行軍でもなかったのに
ヤッパリ・・・
トシだな!!!
.
それでは
本日のひとりYouTubeは
トンレサップ湖出航の
短い動画を見てもらいましょう。

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ひとりYouTube

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@nifty動画共有サービスが2011年6月30日で終了します。
したがって、それ以降この動画は表示されません。
(2011年5月5日:えあじん)

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