外こもりってホントなの
昨年秋にイラン旅行中の横浜国大生が拘束された事件がありました。事件発生当時は「青年の元気なことと拘束地域は確認できている」というようなニュースが新聞に載っていけれど、その後時間の経過とともに忘れ去られたように新聞記事にもなっていません。
日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行
させ、かつ同人に必要な保護扶助を与えられるよう、
関係の諸官に要請する。
という日本国外務大臣発行の旅券を所持して旅行中の邦人が、不当な拘束を受けているというのに、オカミにはその邦人を救出するだけの手だてもないということなのか。それとも「“自己責任”の原則による結果なのだから“自己解決”しろ」ということなのか。
自国民の生命財産を守ってくれると思っていたオカミのこのテイタラクを見て、「♪これがニホンだ〜ボクらのクニ〜だ〜」と力なく歌うしかありません。
喫茶店でヒマつぶしに「オトコを刺激する情報マガジンR25= 0円」を呼んでいたら面白い記事が飛び込んできた。

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「短期バイトなどで稼いだお金を元手に、1年の大半を物価の安い外国で暮らす人々」という定義の「外こもり」という人々が増えてきており、その「外こもり」の多い都市が、バンコック、プノンペン、ビエンチャン、イスタンブール、カイロだとこの記事は伝えます。
日本社会で暮らすことに息詰まりを感じた人々が、これらの都市の“ユルさ”にハマって再訪最々訪を繰り返すうち「外こもり」になってしまい、バンコックでは(数が把握しづらいのですが・・・)日本人だけで1万人はいると見られるのだそうです。
そして、バイトの仕事がいくらでもある若いときはそれでも良いけれど、年齢を重ねるうちにバイト先も減ってきて厳しい現実に直面するのではないか?と、生産することなく消費するだけのこれら「外こもり」の人々の将来を案じる様子を見せて結んでいます。
この記事全体が『日本を降りる若者たち/下川裕治/講談社現代新書』を元ネタに書かれているが、いうなれば著者の下川裕治さん自体が「元祖・外こもり」のような人で、「外こもり」の日々から何冊もの著書をモノするようになったと私は見ています。
「外こもり」大いにケッコー。
「外こもり」だろうが「引きこもり」だろうがダメなヤツは最初っからダメで、再生していく能力のあるヤツは、もがきながらあえぎながら自分の人生を掴んでいくのではないでしょうか。
たまたまカンボジア/ベトナムの旅から戻ってきて数日になる老バックパッカーだけど、この旅行中に現地の安ホテルや飯屋で出会った彼らは、少なくとも「外こもり」というような現実逃避の“饐えた匂い”を醸し出すような若者ではなく、皆礼儀正しく健康的で魅力的、大いにバックパックの旅を楽しんでいる若者たちに思えたのです。
だからR25のこの「外こもり」記事はちょっと眉にツバして読んだワケです。

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本日も健気に土産物屋で線香を売っています。
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