シェムリアップでこんなものを食っていた
シェムリアップのアンコール遺跡群に立ち入るためには、あらかじめツーリストオフィスのような場所で顔写真入りパスを購入しなければなりません。私の購入したのは40ドル/3日間有効パス。この40ドルというのもカンボジア一般国民の生活レベルとはかなりかけ離れた値段で、一般にシェムリアップの外国人観光客向け施設は高く設定してあるようです。
もっとも、バイクタクシーのワット君を2日間チャーターして20ドル弱だったはずですから「安いモノは安い」というところか。
このワット君、口数少なくたんたんとルートをこなし、マージン狙いで土産物屋へ誘導するということもありません。昼飯どき「ご馳走するから何か食べよう」と誘うと、「良いんですか?」とうれしそうな顔をしてついてくるこのあたり、観光客ズレしていない好青年のようでした。
私はサンドイッチをワット君は地元の“ブッカケ飯”を頼むと、ワット君はバイク座席下から日本語テキストを持ち出してきて「日本語を教えてくれ」とのハナシ。訊けば、一時期日本語学校に通って、ひらがなは大体読み書きできるようになったけれど漢字の読み書きができないのだと言います。そこで、日常会話の漢字部分を読んでやるとひらがなでルビをふる作業を始めます。
お金が続かなくなり日本語学校もやめてしまったけれど、こんなふうに日本人観光客とNHKBSなどで日本語を勉強して、将来は日本語ガイドの資格をとりたいと夢を語るのでした。こんなふうに向学心あふれる若者が教育を受けられる環境さえ充実していればこの国ももっと発展していくのに。
そうこうしているうちにサンドイッチの出来上がり。
フライドポテトの厚さからみても、とても大雑把なサンドイッチでありました。カンボジアはフランス植民地だったこともありパンはとても美味しい。
これは、別の日の昼食でオムレツつきチャーハン。
こんな昼飯を食べてワット君の分を払っても8ドル程度で済みます。
ここまで書いて、「アレ?夕飯はどんなの食ってたっけ?」と気になり写真を見てたら思い出した。シェムリアップで泊まったホテル(ゲストハウス)は1泊朝食つき12ドルだと思っていたら、1泊2食付き12ドルだった!!!。
そこである日の夕食がコレ。カリフラワーと豚肉炒め、スープ付き。
これはカンボジア風チャーハン。
これでも、いちおう外国人観光客施設での食事で割高になっているけれど、滞在費を安く上げようとすればいくらでも安くできるというのが、東南アジアがバックパッカーのメッカとなった理由でしょう。
表からはわからないが、一応観光客を連れてきたということで、店から僅かながらのバックがワット君に入るだろうことは想像できるけれど、そのことには目をつむって、ジュースを飲んでいると、隣りのテーブルで薄皮センベイをポリポリと美味しそうな音をたてて食べているヤツがいます。
モノ欲しそうにして見ている私に気づいたその男は「食べるか?」と何枚か恵んでくれたけれど、歯触りはいいけれどチョッと甘過ぎなセンベイというところか。
タクシーの運転手をしているこの男、お客が遺跡見学から戻ってくるのを待っているのだといいます。名前はナンタラカンタラなどと当たり障りないハナシをしていて、彼の異様な指先に気がついた。
チョッとチョッと・・・兄ちゃん!!!
そんな指じゃ運転しづらいんじゃないの?
(まことちゃんポーズをとるタクシードライバー)↓
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どんな立派な遺跡よりも
こんなふうに街でスレ違っただけのミョーな男を
いつまでも憶えていて
ニヤニヤしているのです。
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久しぶりのひとりYouTubeは
バイヨンの四面仏の遺跡を
ワット君のバイクで1周したときの動画です。
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バイヨンの遺跡
カンボジア・シェムリアップ
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