« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月31日 (金)

ラビの追いかけ渋谷編

 2007.08.28(火)

中山ラビを聴きに渋谷クロコダイルへ。

その前にディスクユニオンへちょっと寄り道。

そこで見つけたのがこのCD。

70830_5
.
COUNTRY DREAM
KIYOSHI SUGIMOTO QUARTETT

.
Recorded  Dec.7,1969

この杉本喜代志というギタリストも渋谷オスカーでよく聴いた人です。1960年代のハナシですけどね。日野皓正グループに在籍していたこともあった人気ギタリストで、このアルバムのバックは全員当時の日野バンドのメンバーだったと思います。杉本喜代志の純ジャズのリーダーアルバムとしては他に何があったか思い出せない。

混沌の60年代を反映してか、ジャズ界にもフリージャズの嵐が吹き荒れて、その挙げ句に演る方も聴く方も皆疲れてしまって、着地点を見つけられない迷走時代。その反動のようにシンプルなメロディが、現代でいうところの“癒し系音楽”として流行した時期がありました。杉本喜代志のこのリーダーアルバムもそんな流れの延長線にあって、タイトルの『カントリー・ドリーム』は正にタイトルどおりの牧歌調メロディラインをもつ曲でした。今になって振り返ればあの頃は皆ムリしてたのかもしれません。

その70年代初期の私の愛聴盤がCDで再発されていたんだなぁ。

ムカシ、ムカシ、、、所有していた自慢のレコードコレクションも、生活のために処分してしまった履歴をもつ私ですが、かつての愛聴レコードがこんなふうにCDとして復刻されているのを見つけると、ついつい買ってしまいます。

失ってしまったかつての思い出を呼び戻そうとしてるような気がします。

ムカシは、フォークの時代があったり、ロックの時代があったり、ジャズの時代があったりと偏った音楽一辺倒だったときもあったけれど、今ではジャンルにこだわらずあらゆる音楽に無節操に首を突っ込む日々となりました。

その方が自由で楽しいということにやっと気がつきました。

ということで、本日のネタはフォークということになります。

フォークシンガー、翻訳家、音楽評論家というマルチな才能で知られる中川五郎プロデュースによる2夜連続の企画がこれ(私が行ったのは中山ラビさんの出演する2夜目)。


70830_1
.
福なる
音楽士たちの系譜

〜歌の果樹園〜
フォーク界の重鎖(ママ)、中川五郎とその仲間たちが集う、
渋谷クアトロで繰り広げられる真夏の二日間。
言葉を大切に歌い続けるアーティスト達、
世代を超えた今宵限りの豪華競演です。

ユニークな活動を続けるミュージシャンを同一ステージに上げることで、どんな化学反応を起こすか?起こさないか?という企画の、中川五郎のおメガネにかなったのは7グループ。それぞれ、メジャーとは言えない位置づけながら「好きな人にとっては病的にスキ!!!」という一癖も二癖もありそうな個性的メンメンのそろい踏み。

ニール・ヤングの『LIKE A HURRICANE』が突如鳴り響いたかと思ったら、トップに登場したのはマーガレット・ズロースというギター、ベース、ドラムスの3人組。こういうタイプの青年バンドって、新宿駅南口とか代々木公園あたりにゴロゴロいるなぁ、などと思いながら右から左にスルー。

2番目は謡象というグループ。このバンドでひとつビックリしたのは、チェロ奏者が楽器をギター状に抱え、手に持った電気グラインダーを楽器のエンドピンに当てて火花を飛散させるパフォーマンス。この芸当、もしかすると、どこかのバンドのコピーだったのかも知れないけれど、それまでオツに澄まし顔だったバンドの豹変ぶりには笑いました。ちなみに、謡象と書いて「うたかた」と読ませ、タイコは頭脳警察のトシだったということからも、このバンドのクセモノぶりが理解できようというものです。

3番目はピアノ弾き語りの鈴木亜紀嬢。古今東西普遍的テーマのオトコとオンナのスッタモンダ関係に、出身地の焼津ドメスティックネタをからませ、初期矢野顕子を小型にしたようなピアノで熱演。

4番目はギター弾き語りの田辺マモル。この人もまた古今東西普遍的体験ネタ。途中、停電というアクシデント(大雨が原因だったらしい)に見舞われながらも動ぜず、フテブテしく「ヤルときはヤルゾッ!」とばかりに自己主張したのはお見事。

5番目が、やっとこさ中山ラビがピアノの高橋誠一を伴って登場。

それまでの出演者とは格の違いというところをみせて、6曲歌ったのかな。

70830_2

1000人集まれば1000人の体験があり、その中にはホレたハレたのストーリーもあります。だからといって1000人が私小説作家になれるワケで もなく、フォークシンガーになれるワケでもありません。しかし、類いまれな表現者の作品に触れて、未だに昇華しきれずにいる己が貧しい失敗を慰撫することはできるワケです。

70830_3

6番目に登場は金子マリ。それまでの出演者の“疑似恋愛ソング”に苦笑するかのように、名人・森園勝敏のブルーススピリッツに満ちた鋭いギターと、北 京一(私の知らなかったヴォーカル)を伴っての「オトナのショータイム」という趣きのパフォーマンス。

そして最後の7番目に登場したのは日本フォーク界の巨人早川義夫。自らのピアノとヴァイオリンのHONJIによるコラボレーション。早川義夫は前日まで北陸ツアーをしていたらしい。紆余曲折を経ながらもこうして復活し、歌に賭ける並々ならぬ情熱を見せつけられて圧倒的ステージでした。それにしてもバイオリンのHONJIは日本のスカーレット・リヴェラと言っても良い貴重な存在です。

現代では自己表現の手段として誰でもが簡単にCDやDVDを制作できる時代です(売れる売れないはともかく)。しかし、60年代/70年代のフォークシンガーが、自分の主張をこめた1枚のレコードを世に出すのはそう簡単ではなかったことを体験しています。これら先駆者がこり固まった社会システムに抵抗し味わった屈辱、あるいは勝ち取った喜びの延長線上に現代の日本ポップス隆盛があり、彼らフォークシンガーの蒔いた種が近年になって実を結んだと断言してしまいましょう。

ということで、、、、、。

当夜のコンサートのスタートが午後6時45分。7組のグループが出演するワケだから、1グループ25分の持ち時間だったらしい。しかし、セッティングやらナニやカヤで押せ押せになるのは当然のこと。トリの早川義夫のステージが終わった時には11時を過ぎ。それからおヤクソクのアンコールに応えるため、ナビゲーター役の中川五郎が出演者全員をステージに呼び込み『グッド・ナイト・アイリーン』を歌い始めたのは11時20分ころ。聴く方としてはいい加減疲れたというところ。

70830_4

このあたり、ウイークデイのコンサートとしては進行に配慮が足りません。

私としてはナンでもカンでも詰め込まれるよりは、1-4の若手ミュージシャン(もしかすると実年齢は若手ではないのかもしれないけれど)はパスして、5中山ラビ、6金子マリ、7早川義夫の3人衆中心で、それぞれの歌をもっとジックリ聴きたかったという不満の残ったコンサートでした。

彼らの歌は、20代時の旧レパートリーといえども、50代になった今でなければ表現できない世界を展開しているのです。これは「復活」だとか「懐古」を蹴飛ばし、現代を生きる我々へのメッセージなのです。

a

a

| | コメント (0)

2007年8月29日 (水)

ラビの追いかけ四谷編

  2007.08.24(金)

中山ラビを聴きに四谷3丁目SOKEHS ROCK=ソケース・ロックへ。

開演が8時からということで、時間に余裕があったので新宿ヨドバシカメラへ寄り道し、カメラコーナーやらマックコーナーなどをヒヤカシ。マックのニューモデル、薄〜いキーボードのおシャレなことにビックリ。新商品は買えないからこんな扇風機を買ってきた。パソコンのUSBに差し込むタイプで顔面だけに微風が当たる。

買っては見たものの、、、夏も終わりです。

70824_4

四谷3丁目に向うべく地下鉄駅で電車を待っていてもなぜか電車は来ません。駅員の説明によれば、四谷三丁目駅構内で異臭騒ぎがあって丸の内全線運転見合わせ中だと言います。

どうしようかな?今夜のライブは止めようかな?。

予約はしてあったけれど、「どうも最近のラビライブはマンネリ気味になっているなぁ」という思いがあって、地下鉄不通を言い訳にライブをパスしようとしたもの。

というのも、ラビファンとして“追っかけ”をやっていると、ギターの最初の一音聴いただけでそれからの展開が即読めてしまって、ライブに対する興味が薄れつつあったのだ。私としては次に何が出てくるか?というスリルを味わいたくてライブに行ってるようなものです。

そんなことを思っている間に「運転再開!」のアナウンス。異臭騒動は収まったらしい。

けっきょく、入ってきた電車にそのまま乗り込んで、会場へと向ったのでした。

会場のSOKEHS ROCK=ソケース・ロックは四谷3丁目交差点から、四谷警察を背にして100mくらいのビル2階。キャパシティ60ほどのお店。ふだんどんなライブをやってるのか知らないけれど店の奥には立派な厨房もあり、「食事をしながら音楽を楽しめるオトナのお店・・・」というところか。そういったポリシーがライブスタート8時というところに反映されているのでしょう。

ほぼ満席の店内にすばやく席を確保し落ち着いて店内を観察すれば、平均年齢40歳超の常連らしきお客さん、それぞれが和やかにラビさんを待ち受ける雰囲気が伝わってきて、「今夜のライブはオモシロくなりそうだ!」という期待がわいてきます。

70824_1

で、開演前のそんな期待を裏切らなかったのが当夜のライブ。

70824_2

バックはラビ組の高橋誠一(P)に、「ムカシの仲間がたまたま遊びに来たので久しぶりに演ろうかということになった・・・」という鈴木茂行(perc.)の組み合わせ。

70824_3

鈴木茂行はラビさんの初期レコードに参加したことがあるらしい。結果的にこのパーカッションが一人入っただけで、これまで何回となく聴いてきた曲が別の表情を見せて、最近の中山ラビライブでのベストパフォーマンスと聴いた。

ラビさんはオリジナル曲を数十曲も持っているのに、実際の弾き語りではそのうちの10数曲を“マワシ”ているだけのステージでは、熱演は分かるけれどどうしても単調になってしまいます。「ラビ組」のような大掛かりにしなくとも、ピアノ、ベース、ドラムスのシンプルなピアノトリオ形式のバンドにするだけで、再び甦る曲の数々があるような気がします。

過去の郷愁を呼び覚ます「ラビ弾き語り」

現代を暴走するパンクな「ラビ組」

 そして、

ピアノトリオをバックの「ラビ JAZZ 」

こんな多様な表情を見せる中山ラビを聴き続けたい!

四谷ソケース・ロックで感じたことです。

a

| | コメント (0)

2007年8月28日 (火)

ディーヴァからの残暑見舞い10

UA

「70827ua.mov」をダウンロード

a

70827ua_2

a

UA
AMETORA'98

.
1998年
.
VIVL-230より

a

a

| | コメント (0)

2007年8月27日 (月)

ディーヴァからの残暑見舞い9

中山ラビ

「70829nakayama_rabi.mov」をダウンロード

a

70829nakayama_rabi

a

中山ラビ
ええ海〜おぼくり

.
2004年12月3日
初台ドアーズ

a

a

| | コメント (0)

2007年8月26日 (日)

ディーヴァからの残暑見舞い8

朝崎郁恵

「70826asazaki_ikue.mov」をダウンロード

a

70826asazaki_ikue

a

朝崎郁恵
千鳥浜


2004年12月3日
初台ドアーズ

a

a

| | コメント (0)

2007年8月25日 (土)

ディーヴァからの残暑見舞い7

サラ・ヴォーン

「70825sarah_vaughan.mov」をダウンロード

a

70825sarah_vaughan

a

SARAH VAUGHAN
&
FRIENDS

.
(1986年 ニューオーリンズ)
.
VALZ-2053より

a

a

| | コメント (0)

2007年8月24日 (金)

ディーヴァからの残暑見舞い6

ジョニ・ミッチェル

「70824joni_mitchell.mov」をダウンロード

a

70824joni_mitchell

a

JONI MITCHELL
SHADOWS AND LIGHT

.
(1979年9月)
.
MPO86-15Aより

a

a

| | コメント (0)

2007年8月23日 (木)

富樫雅彦さん逝く

「残暑見舞い」としてDIVAたちのパクリ動画を自動送信に設定して放っておいたけれど、本日の夕刊を見てしばらくぶりに更新する気になった。

2007.08.23
毎日新聞夕刊

70823_1

富樫雅彦さんの凄さについて、山下洋輔さんは名著「ピアノ弾きよじれ旅/徳間文庫」の『おれはマジに音楽を語った/ギャラリー・ミーティング'65・渡辺貞夫との出会い』の章にこんなふうに書いています。

70823_2
.

1965年、アメリカ留学から戻った渡辺貞夫が日本のジャズ界に与えた衝撃を語り、その渡辺貞夫グループのピアニストとして抜擢されるも、ドラマーの富樫雅彦との確執から急に退団したことを恥じ、懺悔しているのです。

富樫は既に、我々の間では伝説上のプレイヤーだった。共演できるのは実に幸運なことだったのだ。(略)富樫はこのとき25歳。15歳のデビューからすでに10年経つ。同い年のプレイヤーは全てはるか後輩であり、同輩は皆かなり年上の人ばかり、という早熟の天才にのみ起こりうる特殊な状況の中で、富樫が本当は何を感じていたのかぼくには分からない。
 が、同い年位の共演者達の熱心ではあるが、覆いようのない未熟さに対して、先輩プレイヤーとしてある苛立ちはあったろうと思う。その苛立ちをまともに受け止めるだけの度量が恐らく、ぼくにはなかったのだ。自分のことしか、考える余裕がなかったのだ。

これは渡辺貞夫リサイタル(1977年)のパンフレットに寄せた文章だけれど、渡辺貞夫に影響を受けながらも、「サダオのバンドなんかに負けるものか」という意地が自分たちの原動力だったということを山下洋輔は告白しています。

日本ジャズ創世時から、天才ドラマーとしてこれほど畏怖された富樫雅彦さんだったけれど、1969年の事故により下半身不随となる不運に見舞われます。

いまでは、富樫雅彦さんが元気だったころを知ってる人も少ないでしょうから、貴重な映像をお見せしましょう。これは東宝映画1968年作品『さらばモスクワ愚連隊/五木寛之原作/堀川弘通監督』に“酔いどれドラマー”で出演している富樫雅彦さんの珍しい映像です。



「70823togashi_masahiko.mov」をダウンロード

a

富樫雅彦さんの
ご冥福をお祈りいたします。

a

a

| | コメント (0)

ディーヴァからの残暑見舞い5

ジュディ・コリンズ

「70823judy_collins.mov」をダウンロード

a

70823judy_collins

a

Judy Collins
Live at the Forum

.
SKL-28より

a

a

| | コメント (0)

2007年8月22日 (水)

ディーヴァからの残暑見舞い4

キャロル・キング

「70822carole_king.mov」をダウンロード

a

70822carole_king

a

CAROLE KING
CONCERT

.
(1994年)
.

a

a

| | コメント (0)

2007年8月21日 (火)

ディーヴァからの残暑見舞い3

ロバータ・フラック

「70821roberta_flack.mov」をダウンロード

a

70821roberta_flack

a

ROBERTA Flack
in concert

(1975年)
.
HCL6004より

a

a

| | コメント (0)

2007年8月20日 (月)

ディーヴァからの残暑見舞い2

ナンシー・ウィルソン

「70820nancy_wilson.mov」をダウンロード

a

70820nancy_wilson

a

NANCY WILSON
With
CHICK COREA BAND

.
(1982年4月7日 ロスアンゼルス)
.
A Very Special Concert
.
G78M005より

a

a

| | コメント (0)

2007年8月19日 (日)

ディーヴァからの残暑見舞い1

キャスリーン・バトル

.

「70819kathleen_battle.mov」をダウンロード

a

70819kathleen_battle_2
.
Kathleen Battle
DIVA

.
(1986年5月)
.
SKL-1001より
.
a

| | コメント (0)

2007年8月18日 (土)

WE INSIST!

a

70819_1

a

70819_2

a

70819_3

a

70819_4

a

70819_5

a

70819_6

a

70819_7

a

70819_8

a

70819_10_2

a

70819_11
.

| | コメント (0)

2007年8月10日 (金)

川崎燎+鈴木良雄/アガナ

アタマのテッペンから徐々に溶けていきそうなこの猛暑。

朝青龍はいったいどうしたんだろう。取材陣が張り付く横綱自宅マンションの画面を何回か見たけれど、天下の大横綱といってもあんがい質素な建物が意外でした。この暑さの中、あんな“箱”の中に何日も引きこもっていたのでは身体に良くありません。あれじゃ治るものも治らず、相撲取りとしての復活は無理でしょう。

それにしても、「次の参院選挙で勝てる顔」として選ばれたはずのアベのシンちゃんがアッサリとコケてしまい、角界史上最強と思われた横綱がヘディング1本で壊れるという、じつにマァ、ナニですなぁ。人間というのはモロいものだということがよ〜く分かります。

ここで、えあじん家の家訓を一本。

   アテとフンドシは寝てても外れる

ということで、

こんな猛暑の通勤にCDウォークマンにセットしていたのはこのCD。

70803_1
.
Ryo Kawasaki+Yoshio 'CHIN' Suzuki
Agana

.
Ryo Kawasaki(g)
Yoshio Suzuki(b)
.
録音:2004年6月
.
1.New Blues
2.Agana
3.Eatate
4.There Is No Greater Love
5.Freedom Jazz Dance
6.Footprints
7.Morning Of The Carnival
8.Days Of  Wine And Roses
9.Summertime
10.Blue Bossa
11.Alone Together
12.A House Is Vot A Home

川崎燎を初めて聴いたのは60年代の末ころ、渋谷道玄坂のオスカーというジャズ喫茶でした。オーソドックスなジャズスタイルと時代を先取りするようなエレクトリックサウンドを追求したりと、その当時から非常に先鋭的なギタリストでした。渡米したのは70年代の初めのはずで、間もなくギル・エヴァンスオーケストラに加入したという記事には驚いたものです。今でこそ海外で活躍する日本人ジャズメンは多くいますが、その当時は秋吉敏子さんだけという時代のことです。現在はエストニアを基地にして音楽活動をしているとのこと。コスモポリタン川崎燎らしいフィールドです。

かたや鈴木良雄というと、早稲田大のジャズ研時代に渡辺貞夫に勧められてピアノからベースに転向、その後渡辺貞夫クインテットに参加し、増尾好秋(g)とともに初期のナベサダブームを支えた人気ベーシスト。

ギターとベースのデュオというと、名作『アローン・トゥゲザー/ジム・ホール、ロン・カーター』を思い出すけれど、還暦を迎えた川崎燎・鈴木良雄も、正にアローン・トゥゲザー、二人ぽっちになって旧交を温めているようなアルバムです。

それでは、文章の至らないところは実際に二人の演奏している動画をYouTubeからパクって貼り付けておきましたので、そちらをご覧いただきましょうかね。


.
このアルバムの発売記念に全国ツアーをしたときの動画のようだけれど
二人が“来し方”を語り合っているようで
味わい深いものがあります。
やはり
ある程度年齢を重ねないと表現できない世界もあるのでしょうね。
a

70810_3
a
さて、
明日より
しばらく
夏休みに入ります。
a

| | コメント (0)

2007年8月 7日 (火)

「つばめ」から「たぬき」へ

玉川高島屋にスーツを受け取りにいく用事があったので二子玉川駅に寄り道。改札を出たところで、例のツバメの赤ちゃんはどうなっただろうと見てみるとモヌケのから。

70807_1_2

どうやら全員めでたく巣立ちが終わったらしい。

70807_2

この巣は来年になると親ツバメが再びタマゴを産むのだろうか。それとも早いもの順で他のツバメが占領したりするのだろうか。

まぁ、とにもかくにも無事ツバメの巣立ちが終わったことを喜びながら、高島屋裏の「つばめ食堂」、、、を通り越してやはり高島屋裏の定食屋「たぬき食堂」へ。

「たぬき食堂」はモンゴル系顔立ちの無口なマスターがキッチンに構え、客扱い上手な賢いママがホールを仕切る客席15ほどの定食屋。開店当初から知っている店だけれど、味の良さ、盛りの良さ、それに気取らない雰囲気に常に繁盛しています。お客は正直なものです。

本日食したのはこれ。

70807_3

モツとキャベツの辛口炒め定食。

これで850円ですから繁盛する理由が分かるというものです。

さて、

朝青龍はいったいどうしたものか。

騒動初期のころは、これで総合格闘技進出だなッ!!!というようなハナシでケッコー盛り上がったけれど、もはやそんなシャレが通じないほどコトは深刻のようです。サッカーに興じて楽しそうな映像と、うつ状態で会話もままならないと伝えられる現在の症状との落差があまりにも大きくて心配してしまいます。

それにしても人間というのもモロいものです。

70807_4

a

a

| | コメント (0)

2007年8月 5日 (日)

夏川りみの『花』

今日の日曜日も終日異常な暑さでした。

毎年8月初めのこの時期、世田谷馬事公苑を会場に「ふるさと区民まつり」という催しが行われていて、正確な趣旨については知らないけれど、全国各地からの名産品のお店が会場を埋め尽くしたり、有名歌手の無料コンサートも行われる賑やかなお祭り。今年のメーンステージ出演者は夏川りみさんということで、私は行ってきましたよ〜。

7時の開演予定だったけれど、直前にかなりの夕立ち。じつは私は腹ごしらえしていたので雨に気づかず、店を出てから路上が濡れているのを見て初めて雨が降ったのを知ったというワケ。

会場の馬場にはブルーシートが敷き詰められて、先ほどの雨がシートの上に溜まっています。そんな会場を埋め尽くした忍耐強いお客さんは15000人というところか。

70805_1

開演時間を20分くらい過ぎた頃に夏川りみさんがステージに登場し、ギターをバックに『♪花』を歌ったところで、主催者のお役人が登場。「申し訳ないけれど安全確保のためにコンサートは中止します」というアナウンス。つまり、ときおり稲光の走る状況下ではコンサートを続けられないというワケだ。

会場からの「え〜ッ!!!」という失望の声に、これではマヅイと思ったか、予定通りだったのか再び夏川りみさんが登場して『♪涙そうそう』を歌って終了ということになってしまったのだ。

70805_2

これが有料のロックコンサートだったりしたら

「オドリャー!金返せ!!!」

とばかりに大騒動に発展したんだろうけれど、そこはソレ、従順なる区民としては、落胆はしたものの「無料なんだからしょうがないかな」と早々にアキラメつけて家路についたのでした。たしかにピカッ!と光ることもあったけれど、それははるか彼方の光のことで、この近辺はもう大丈夫と思えるほど回復したのに。

   「中止か!?」「続行か!?」

主催者の世田谷区としては判断の迷うところだけれど、少しでも落雷の危険が認められる状態では続行できなかったんだろうな。というワケで「夏川りみコンサート」は2曲だけで終わってしまったのだ。

a

| | コメント (0)

ツバメの赤ちゃん

選挙後1週間。各テレビ局は朝から選挙ネタで盛り上がっている様子。

メンツと衣装が変われども皆言ってることに新味なし。テレビは「消音」にしての時計代わり。

70804_4_2

モノゴコロついたときから「首相の孫」として育ち、成長しては「元首相の孫」に「首相候補の息子」という2枚貝に守られて育ったボンボンに人情の機微など理解できると思いません。

さて、、、、、。

カラスの赤ちゃんのあとはツバメの赤ちゃんというワケでもないけれど、東急田園都市線/二子玉川駅のちょうど改札を出た頭のあたりにツバメの巣があるのを発見。随分乗降客の多い駅だけれど、人間はワルさをしないこの場所がいちばん安全のでしょう。スピーカーと天井の僅かの隙間にマイホームを築いています。

70804_1

親ツバメはひっきりなしに餌を運び、そんな親ツバメの姿を認めると、子ツバメたちは餌をもらうために自分の存在をアピールして元気に鳴いています。

70804_2

この子ツバメは成長して家を出て、来年はやはりこんな賑やかな場所を見つけては自分の家を作ることになるのだな。

二子玉川駅のツバメのハナシが出たところで、、、、。

その玉川高島屋の裏側につばめ食堂という飯屋があります。周囲にカタカナ名前の洒落たレストランが立ち並ぶ中で、昔ながらのたたずまいの、要は中華から和食なんでもござれの大衆食堂。多摩川を越えれば川崎という、東京のドンヅマリの場所で営業して数十年。二子玉川という地名がセレブなイメージをもたれる前からの古顔です。

ひさしぶりの“にっぽんめんくい党”レポートはこのつばめ食堂のラーメンを紹介しておきましょう。

70804_3

世の中は正にラーメンブームで、それぞれ奇をてらった味を売り物にしたラーメン屋が競い合っている中で、ここつばめ食堂は、親の代からのそのまんま東。ラーメンというよりは「中華そば」とか「支那そば」という呼び方が相応しいムカシの味。さりげなく浮いている青菜と薄い鳴門なんか、、、、ウレシイじゃありませんか。

トンコツだのナンだのと能書きたれエラそうな顔するラーメン屋が多いご時世、こんな素朴な味が郷愁を誘います。
.

Sikiri5_naruto

a

| | コメント (0)

2007年8月 4日 (土)

ディーター・イルク/愛のゆくえ

台風はどこへ行ったのか?猛暑の土曜日。

使わなくなったプリンターだとか机や本棚、その他モロモロの粗大ゴミを駐車場に出し、回収チケットを貼り付けてからスイミングプールへ。

本日プールへの道すがら聴いていたのはこのCD。

70802_1
.
WHAT'S GO IN' ON
DIETER ILG

.
DIETER ILG(B)
MARK COPLAND(P)
JEFF HIRSHFIELD(Ds)

.
1. WHAT'S GO IN' ON
2. PRELUDE
3. YOUNG AND FOOLISH
4. SCRAPPLE FROM THE APPLE
5. BIGFOOT
6. IN THE WEE SMALL
7. COME RAIN OR COME SHINE
8. TAKE IT TO THE BRIDGE
9. PHOTOGRAPH

ディーター・イルク(B)やマーク・コープランド(P)についての予備知識も全くなく、ただ『WHAT'S GO IN' ON』というタイトルに興味をもって買ったCDだったけれど、ビル・エヴァンス/スコット・ラファロの延長線上にある伝統的ピアノ・トリオのサウンドが心地よい。

ディーター・イルクの重低音のベースに歩調を合わせながら、日曜大工センターに寄ってみると、オー!ナンダ!、お洒落なロゴマークが気になっていたあの自転車がいっぱいあるじゃないか!!!。「ルイスアムーズ」かと思っていたら、「ルイスアミューズ」と読むらしい。

70802_2

高級品そうなイメージを抱いていたら、

メーカー希望小売価格39,600円

19,800円で売っていたから、

ケッコー庶民向け自転車だったんだ。

イヤハヤ!
このクソ暑さでは散歩もイノチがけだ。
ようやっと家に戻ると
今朝出しておいた粗大ゴミは回収されていて
これで
気分もスッカリ片付いた。
.

| | コメント (0)

2007年8月 1日 (水)

ベース・パースペクティブ/金澤英明

まさか、、、、、こんなことになるとは!

「ワタシをとるか!小沢さんをとるか!!!」などとキメセリフのつもりで放った言葉も、逆に自分自身へボディブローのように効いてきて、今では立ってるのがやっとという状態のようです。それにしてもアカギのノリちゃんもチンケな顔ですね〜。前任者のいかにも「悪代官』という顔が懐かしく思い出されます。

さて、

ツユ開け宣言が出ないままに8月になってしまった朝。

本日のCDウォークマンの供はこのCD。

70801_1
.
BASS PERSPECTIVE
HIDEAKI KANAZAWA

KICJ 287
録音:1996.08

.

人生の深遠を語り合うデュエット集。
金澤英明のベースと対峙する音楽の達人達。

ミスター・ベースマン!名手・金澤英明が、東原力哉、向井滋春、中本マリ、ケイコ・リー、近藤房之助、日野皓正等、気心の知れたミュージシャンとの1対1の対話を収録したのがこのアルバムで、ジャズ・スタンダードはもちろんのこと「♪この素晴らしき世界」からラフマニノフまで、音楽家金澤英明のフトコロの深さが伺えます。 リズム楽器と思われるベースが十分主役になりうることを証明しています。

というワケで
これをアップした後
ワタシはいつものように
アベさんよりも
オザワさんよりも
日銭の方をとるために
仕事へ出かけてきます。
a

| | コメント (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »