ザンジバルの「ターラブ」を聴いてきた
2007年7月19日(木)
「ザンジバル島の大衆音楽・ターラブ」を聴きに渋谷C.C.Lemonホールへ。
まず最初に、
かつてはコンサートの殿堂だった渋谷公開堂はいつのまにか、
C.C.Lemonホールという中途半端な名前に変わっていた。

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海洋の混血音楽ターブラを代表するバンド
カルチャー・ミュージカル・クラブ来日!!
ザンジバル島についておさらいしておくと、
アフリカ大陸タンザニアの沖、インド洋に浮かぶ小島「ザンジバル」(人口約100万人)。アフリカ、アラブ、インド、ヨーロッパをつな場所に位置し、様々な文化が混じり合い、ザンジバル独自の文化が生まれた。複雑な歴史とザンジバル文化を背景に、19世紀中頃より島にもたらされたアラブ音楽が様々な要素と混ざり合い生まれたのが、ザンジバルの大衆音楽『ターラブ』。アラブ音楽のようにエキゾチック、インド音楽のようにメロディアス、そして東欧のジプシー音楽のような哀愁感が漂う、そんな魅力を持つ海洋の混血音楽。「カルチャー・ミュージック・クラブ」は、1958年に結成されたターラブを代表するバンドで、今回はストリングスを中心とする12名編成で来日する。
スペシャル・ゲストとして、世界最高齢(推定95歳)の女性歌手「ターラブの生きる伝説」ビ・キドゥデが同行する予定。(コンサートのチラシより)
こういう予備知識を仕入れたところで当夜のコンサートへ臨んだワケです。
ひな壇に並んだミュージシャンは、2バイオリン、2アコーディオン、ウード(ヨーロッパのリュート)、ウッドベース、3パーカッション、2女性コーラスに、曲によって女性シンガーが加わるという構成。
洋上貿易の中継地として栄えたザンビアは、東西の文化の交流点として独特の文化が生まれ、音楽もまた然りという解説の通り。アフリカの躍動感、アラブ中近東系の哀調、そしてシンガーのコブシ回しなどはモロにインド風というヒュージョンのされかた。
心地よいんだけれど、「小泉文夫の世界民族音楽紀行」的にあまりにも上品過ぎで、推定95歳の歌手ビ・キドゥデにしても、枯れ過ぎで「推定95歳の女性歌手」という注釈がなければ特に感心を呼ぶものでもありません。そんなことを思っているうちに1部が終了。
2部になると、服装は1部の正装からラフな民族衣装に衣替えして登場。楽器編成も1部の2バイオリンにメロディーラインを任せて他は全員リズム隊になる編成。したがって曲調もパーカッション主体の一般的にイメージされるアフリカ音楽になり、さっきの女性コーラス2人がダンサーに変身して賑やかになっていきます。
ザンビアから地球の裏側のジャパンに来て「どの程度までやっていいの?」という戸惑いの様子があった女性ダンサーも、巨大な尻をふり続けるうちにやがて本性が目覚めてきて、あとは野となれ山となれ!
「いつもより多く回しています」
ダンサーのテレが消えるとともに客席もヒートアップ。グラインドが激しくなるに応じて1000円札をヒラヒラさせた観客がステージにニジリ寄ってのオヒネリが増そうというもの。。
推定95歳のビ・キドゥデも再び登場して、朽ち木を切り抜いて加工したような背丈ほどもあるコンガをスカーフで身体に巻き付け跨がってバランスをとりながらの乱れ打ち。「ワシャ、ジャパンのステージで散っても悔いナイデッ!」。干しシシャモ顔のビ・キドゥデ背筋をピンと伸ばしてのパフォーマンスは推定95歳を感じさせない張り切りよう。

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圧倒的アフリカンパワーに
OH!AFRICA!オー!アフリカ!!!
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渋谷C.C.Lemonホールを出て
公園通りを駅方面に向う観客の腰も
心なしかグラインドしてるみたい。
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コンサート終了後
ハバリガー二
TO AIREGIN
メンバーのサインをゲット。
↓

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アサンテサーナ
クワヘリ
a
↓

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Culture Musical Club"WARIDI"
ザンジバルのバラの香り
VIVO-232
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というワケで
ザンジバルの音楽なんてめったに耳にする機会もありませんから
この際上記CDから
推定95歳の歌手ビ・キドゥデの歌をパクリましたので
サワリの部分を聴いていただきましょうか。
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実際に聴いていただければ
普通イメージするブラックアフリカの音楽とは
雰囲気が異なることを理解していただけたのではないでしょうか。
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それにしても
小節だとかコード進行などという考え方の無かっただろう時代の
辺境の地で継承されてきた音楽も
すべて現代西洋音楽の方法論に則って体系づけられていることに
改めて驚かされます。
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