ジャパーン!ナカータ!ナッカムーラ!
モロッコをバスで走っていると、どんな小さな集落のはずれにも整地されたサッカー場があるのに気がつく。そこでは数人の子供たちがボールを蹴っているし、30人くらいの子供たちがひと固まりになってボールを追いかけているスゴイ場面を見たことがある。
日本の子供のサッカーは、ウエアーやシューズのブランドにこだわることから始まって、あくまでも塾通いの息抜きという感じに見えるけれど、モロッコの子供たちのサッカーはすでに男の誇りを賭けた戦いになっている。
カフェに入ればTVの衛生放送は欧州サッカーを放送していて、男たちが真剣な顔をして見ている。
ドライブインのレストランでは、青年が「ジャパーン!ナッカータ!ナッカムーラ!フォト!フォト!」と写真をせがむ。
というワケで、奇岩怪石茶色い世界と溶け合ったバスはまだまだ走り続ける。
朝夕は5−10℃と冷え込む1月の気候も、昼は結構な暑さでこのワンちゃんもダウンした様子。人間がチョッカイ出しても「もう、どうにでもして!」という感じで動こうともしない。
こんな写真ばっかりで、パソコンも砂を吹き出しそう。
わずかの草を求める羊の群れと、子羊を愛おしそうに抱いた羊飼いの少年。
メルズーカの大砂丘でアラビアのロレンスの気分を味わい、エルフードのホテルに戻りチェックアウト。バスは東へ430kmの世界遺産の古都フェズへと向かう。
何度も何度も言うけれど、茶色の世界をバスは走り続け、フェズのホテルに着いた夕方にはボディ・アンド・ソウルまッ茶ッ茶!。元バックパッカーには相応しくないようなこんな豪華な部屋に荷物を置くと、いつもの病気で即市内探検。
フェズは1000年以上前に作られた道が迷路のように入り組んだ旧市街が世界遺産として登録されているけれど、ホテルのある一帯はいわゆる新市街。フランス人によって整備された町並みはパリを思わせる(行ったことないけど)整然としたもの。この写真を見ただけではこれがモロッコとはとても思えない。オープンカフェに座って往来を眺めていると、オー トレビア〜ン!でもちょっと寒い。
底冷えのする中ヤシの葉影から覗くお月様を写真に撮っていると、、、。
すれ違うプジョーからは、又しても「ナカータ!!!ヒューヒュー!!!」
30年前のバックパッカーだったころ、日本人と見れば「クラータ(倉田保昭)」「ブルース・リー」「セイコー」が相場だったけれど、今では欧州リーグに参加する日本人サッカー選手にとって替わったらしい。
明朝はメディナ(旧市街)を観光した後
メクネスから首都ラバトを経由してカサブランカ一泊
早朝日本へ強制送還の飛行機に乗る
大詰めとなってきた。
.
| 固定リンク

コメント