今夜はサマータイムを
8月になり学生さんが夏休みに入ったせいか、朝の通勤電車の混雑具合もいつもの7割程度でイイ按配。今日あたりの日中はそれほど暑いこともなく過ごしやすい一日だと思ったら、夜になったらやはり蒸し暑い。亀田のボクシングは、アナウンサーの盛り上げよう盛り上げようと煽りがウルサく、ますます蒸し暑くなるから音声は消してパソコンに向かっている。
こんな夜のBGMは何が良いか?となると、やはり「♪サマータイム」がベスト。
まず1曲目に選んだのがジャニス・ジョプリンの「♪サマー・タイム」だ。
この、CHEAP THRILLSの唯一の聴きものが「♪サマー・タイム」。
このアルバムはジャニス・ジョプリンの初リーダー・アルバムということになっているけれど、実際はBIG BROTHER AND THE HOLDING COMPANYというバンドのリードボーカルという扱いだったはず。レコーディングデータを読むと、この曲は1968年3月の録音となっているから、ジャニス・ジョプリンのボーカルのお陰でこのバンドが注目を集め始めた時期だったろうか。
ジャニスのふり絞るような「♪サマー・タイム」は、子守唄というよりむしろ苦痛の叫びで、この歌1曲にジャニスの全生涯が凝縮されているように聞こえてきます。
次の「♪サマー・タイム」はこれ。知る人ぞ知る、アルバート・アイラーの「♪サマー・タイム」です。
「マイ ネーム イズ アルバート・アイラー、、、、」という自己紹介のあと、すぐに「♪バイ・バイ・ブラックバード」が始まってしまうという、あまりにも有名なフリー・ジャズの名盤。
収録曲はジャズのスタンダードばかりで、そのスタンダード曲をアイラーがズタズタに引き裂いて聴かせてくれます。
録音は1963年1月となっているから、ジャニスよりも5年ほど早い録音だけど、私が実際にこのレコードを知ったのはジャニスの後。いったい何のウラミがあって「♪サマー・タイム」をこんなにしなければならないのだっ?!。ジャニスの「♪サマー・タイム」にはまだまだ、この曲に対する尊敬の念を感じられたけれど、アイラーの「♪サマー・タイム」は既製の権威をすべて否定しようとするかのようで、テナー・サックスのその暴力的な音は正に臓腑を抉るというヤツ。
それでも、それでも、、、ときどき、聴きたくなるアイラーの音なのです。
壊すことに関してはアメリカ軍にヒケをとらない日本人がいることを忘れてはなりません。ジャニスより凶暴で、アイラーよりもっと過激に「♪サマー・タイム」をブチ壊す男。その男の前ではジャニスもアイラーもおしとやかに聴こえたりすることもあるのです。
その男こそ青森県北津軽郡東京村出身の三上寛!!!
三上寛にとってはスタンダードも名曲も、目につくものを手当たりしだいに掴まえてはグジャグジャにすることこそが“男の本懐”。さらにベースの吉沢元治にギターの灰野敬二が絡んでしまうと、これがホントの破壊の無制限1本勝負になってしまうのだ。
それでも、それだからこそというべきか、私は70年代から変わらずに三上寛信者。
三上寛がいてこその日本のフォーク、日本のロックだと私は思っているのです。
さて、
7時30分に放送が始まった亀田TBSで実際に試合が放送されたのは9時。
オイオイ、あまりにも引っ張り過ぎじゃね~かい。
「♪サマータイム」聴きながら、音声を消したテレビをチラチラ見つめれば、横綱と、元チャンプと、あの長髪は伝説の呼び屋か?それに江守徹、マザコン狂言師ばかりが目につきます。それだけならまだしも、デブの森、小池渡り鳥上手の組み合わせはナンジャ?コリャ。
そのあげくに亀田の勝利を見せつけられたんじゃなぁ?
いったいどういう基準をもってすれば亀田が勝つんじゃい?
TBSルールか?
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