横浜でこんなCDを買ったのだ
今日も“横浜シリーズ”の続きになってしまうけれど・・・・。
インドカレー屋のポップな看板の中に団丸団発見してニヤリとした横浜馬車道。
その向かい側にあったのが中古レコード・CD屋のディスクユニオン。
古本屋とか中古レコード屋をみかけると、中に入ってかび臭い匂いを嗅がないと落ち着かないという病気持ちの私だからチェックを入れましたよ。まぁ、どこにもあるディスクユニオンの品揃えで、特に目ぼしい掘り出し物もなかったけれど、ジャズのバーゲンコーナーで見つけて買ったCDがコレ。
以前神田神保町の交差点近くに「響」というジャズ喫茶があって、そこのマスターが思い入れの強いブルーノート レーベルから12人のジャズジャイアンツの12曲を選曲したコンピレーションアルバムがこのCD。
デクスター・ゴードン、バド・パウエル、デューク・ピアソン、ジミー・スミス、マッコイ・タイナー、ソニー・ロリンズ、リー・モーガン、ルー、ドナルドソン、ジャッキー・マクリーン、ホレス・シルバー、アート・ブレイキー、アイク・ケベック。
これらの50・60年代のジャズグレートの名盤から、ダレでも知っている超有名曲を外し、ちょっとヒネリを効かせた選曲はいかにもジャズ喫茶の店主らしい。また、店主自身によるライナー・ノーツは、ジャズへ、あるいはジャズファンへの愛情が溢れていてほのぼのとさせてくれます。このCDは1990年(平成2年)に発売されたことになっているから、その時には『響』も健在だったことになります。でも、この『響』も、いつ閉店したのか知りませんが現在はありません。何百円かのコーヒー一杯で2時間3時間居座る儲けの薄い客を相手に、よくもまぁ、これほどのレコードコレクションを充実させられるものだと感心する膨大なレコード量でしたが、やはり経営的には厳しいものがあったんでしょう。
私自身純然たる昔ながらのジャズ喫茶には20年くらい行ったことがないけれど、ジャズ喫茶という商売もどんどん消えてしまって、今でも残っているのはほんの数軒らしいというハナシ。ワシントン条約で保護されるとか、世界文化遺産に登録されるというような冗談が出そうな日本特有の商形態であったことは確かです。今さらながら、こういうジャズ喫茶の経営者が日本のジャズシーンの一角を支えていたんだなぁと実感したのが、神保町『響』のマスター選曲のCDを聴き、解説を読んでの感想です。
ふと、思ったんだけれど、昔のほとんどのジャズ喫茶はA面、B面の単位でレコードを交換していたわけだけれど、その後のレコードからCDへという変遷の中で、現在のジャズ喫茶はどんなルールで曲をかけてるんだろうか。CD1枚70分ほどの単位で盤を交換してるんだろうか?
そんなことが気になって、20年ぶりにジャズ喫茶探訪にでかけようかと思ったけれど、さて、どこに行けばジャズ喫茶があるのか分からないほどになりました。愛する街神保町の安い定食屋などはいくらでも思いつくけれど、現存するジャズ喫茶は思いつかないなぁ。
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コメント
どーも、授業にも出ず「響」に入り浸りだっていた者でございます。あの外観写真なつかしいですねぇ~。バーボンの味を覚えたのも、背伸びして初めてボトルキープをしたのもあの店だった。僕にとっては青春の思い出が詰まった店でしたね。「響」が店をたたんだのは経営的なことではなくて、マスターの奥さんの体調がすぐれなくてやめたのだと聞いています。
でも、その後、湘南で自宅を改装して「響庵」という定員6名の小さなジャズ喫茶をやっています。「響庵」で検索するといくつかヒットしますよ。あまりに遠いので未だに足を運んではいませんが、元気な限り続けて欲しいものです。
吉祥寺あたりにまだいくつかジャズ喫茶は健在のようですが、
時間があったらCDではなくてLPレコードが聴ける店に行きたいものです。しかし、今どきカートリッジなんか売ってるのかなぁ。
http://www.hot-jazz.net/hibikian
投稿: 消えた冥王星 | 2006年9月 3日 (日) 午後 10時13分