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2006年7月17日 (月)

駒込どぅたっちで知念良吉を聴いてきた

この3連休、朝のテレビではどこのチャンネルも秋田の母親ばかり。

数年前から気がついていたけれど。
幼い子供たちが犠牲になる事件、例えば「親がパチンコに熱中している間に車中の子供が熱中症で死んだ」などという、被害者の子供たちの名前がどれもこれもアイドルタレントの芸名からいただいたような名前です。他人様の子供の名前が何であろうと、コチラがとやかくいう筋合いのモンではないけれど、その浮世離れした名前をもつ子供たちが、親の無責任で死んだ、あるいは親によって殺されたとなると、「あぁ、この親は、最初っから殺すつもりで、かりそめにこんな源氏名のような名前付けたんではないか?」とやりきれない思いをしています。

さて、

昨日、日曜日夜は沖縄出身の知念良吉の歌を聴きに山手線駒込駅ちかくの「どぅたっち」へ行ってきた。知念良吉の名前だけは知っていたけれど、私にはこれまで未体験の歌手。沖縄出身といっても三線弾きながらの沖縄民謡というジャンルではなく、いわゆるアメリカンフォークに属するフォークシンガー。

沖縄出身のフォークシンガーというとすぐに佐渡山豊の名前を思い浮かべるけれど、知念良吉のプロフィールでは1952年コザ市(現・沖縄市)生まれとなっていて、佐渡山豊は1950年コザ生まれだから、同世代に属する両者は交流があったのかな。

ところで、

コレは2006年6月にテレビで放送されたときの画像だけれど。

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腹話術で有名ないっこく堂がふるさとコザに帰省したときのこと(彼は沖縄出身だった)。

故郷の街を散策し郷愁にひたり、ムカシよく通った定食屋で懐かしい人々と“偶然”再会。さらに母校の音楽室に行ってみると、そこには家が近所同士で憧れだった佐渡山豊が待っていて、幼いころのお互いの貧乏話にしばし盛り上がったあと、佐渡山豊がおもむろにギター取り出して名曲『♪ドゥチュイムニィ』を歌い出し、いっこく堂が感動するという、よくありがちなシーン。

プライベートで来たのはホントに久しぶりです

いっこく堂のこんな言葉の割りには、テレビクルーが同行。母校のグランドでは子供時代の野球仲間がユニフォーム姿で待っていて、いっこく堂も「IKKOKUDO]のネーム入りユニフォーム着て試合をしたり、佐渡山豊がスタンバッてたりと、随分段取り良く進行する“プライベート”に大笑い。

まぁ、沖縄だから、、、大らかに大らかにとやり過ごし、

ここでは、

いっこく堂佐渡山豊それに知念良吉は隣近所だったということを押さえて、

知念良吉ライブにハナシを戻しましょう。

当夜の会場は「どぅたっち(独立)」という沖縄物産を扱うお店。この店は沖縄の現状を広く理解してほしいという意図のもと、物品販売と並行して、年に何回か店舗内を会場にライブコンサートや講演会などを主催しているもの。沖縄といえば当然日本政府の対沖縄施策への批判も絡んでくるから、ライブなどの出演者もおのずと思想的同調者に定まっています。

物産店だから、特別な音響設備もなく、知念良吉は15人ほどのお客を前に、生歌、生ギター、生ハーモニカで約2時間あまりを熱唱。ふだんから過剰なPAに慣らされた耳にはそれがかえって新鮮に聴こえます。教則本どおりのコード進行に乗せて歌われる知念良吉のプロテストパフォーマンスの度合いは、佐渡山豊よりもう少しソフトかな。

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生まれ育ったウチナーの自然・人々、それに米軍フェンスに分断された島の原風景をベースに、自分の心情を歌にこめて表現しようというもの。気を衒ったりするところのまったく感じられない、じつに真面目なステージでした。たぶんこの人の性格そのものなんでしょう。

沖縄ブームといわれてから何年もたつけれど、チャカチャカヒヤサッサと踊るだけが沖縄ではありません。こんなふうに、自分のメッセージ携えて地道に活動している人たちの表現の場が増えることが、本当の沖縄文化の広がりなのです。

泡盛でココチよくなって帰り際、どぅたっちの主宰者から「秋に宮古島で“クイチャーフェスティバル”があるけど行くかい?」と声をかけられたので「スケジュール決まったらメール頼むよ」と応じて引き揚げてきたのでした。

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知念良吉の生歌、生ギター、生ハーモニカの歌を聴いて、
このあいだの、
リー・オスカーのハーモニカもアップしたくなりました。
私が、ボブ・ディランの『コーヒーもう一杯』とともに、
「前世を感じる歌」と書いたのがこれです。
約束の地(女の顔はひとつじゃない)/リー・オスカー

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