イスタンブールへ愛をこめて 3
アジアアイウェイを西に向かっていると、
道路とバスがだんだん良くなっていくことでヨーロッパが近づいていることが実感できる。
インドやアフガニスタンだとバスの屋根だって立派な客席で、ロープに掴りながらデコボコ道を走るわけだから命がけです。でもイランやトルコに入ると道路は舗装され、バスの椅子だって指定席のリクライニングシートだから楽なもの。それと、走行中のドライブインで食べる物も西洋風になっていくから、インドあたりのバス移動を経験している者にとっては天国みたいなもの。楽な移動で安心しつつも、徐徐に旅の刺激が減っていくことを感じながらたどり着いたのは、アジア大陸西の果てトルコ・ウシュクダラという街。
ボスポラス海峡・ウシュクダラの波止場のイスタンブール行きのフェリーに乗れば、前方には小高いイスタンブールの街並みとモヤに霞むブルーモスクの威容。つまり、これからアジア大陸を離れ、向こう側のヨーロッパ大陸に足を入れようという趣向。
このウシュクダラという地名はある程度の年齢の人にとっては案外郷愁を呼ぶ名前じゃないかと思う。
江利チエミを知らない世代も多くなったろうけれど、メンドくさいから説明抜き、無視してハナシを進めると、ワタシなんかガキのころ意味もわからないままこんな歌を歌っていたものです。
資料によるとトルコのヒット曲→アメリカのアーサー・キッド→江利チエミという経路で、ガキの私でも知ることになった曲ですが、改めて江利チエミ版を聴いてみると、これ不思議な歌詞です。原曲歌詞の大意を日本語にしたものなのか、原曲に関係ない日本語歌詞なのか不明だけど、
どうしてオトコが可哀想なのか
それでも、不思議な旋律は何十年もアタマに刷り込まれていたワケです。
ウシュクダラという街がトルコの西にあることを知ったのはだいぶ後になってからのハナシで、ましてや、その街に実際に行くことになるとは夢にも思わないことでした。このように「ロシアより愛をこめて」のジェームズ・ボンドやマット・モンローのズ~ッと以前から、私をイスタンブールへと目を向けさせるように道筋ができてたワケです。
それほど大げさなモンじゃないってガッ!!!
チャンチャン!!!
と、、、、、ここまで書いて、
空気人的には江利チエミの「ウシュクダラ」音源を探していたら、
江利チエミが実際に「ウシュクダラ」を歌っている映像の「ジャンケン娘」を発見。
この章、
最後に外しちゃったような気がするから、
外しついでに、敗者復活戦もかねて
次回も懐かしいトルコの音楽で攻めてみましょう。
それでは、改めて、
チャンチャン!!!
。
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