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2006年2月12日 (日)

外交を喧嘩にした男

北朝鮮が日本に対してなにか楽しくなることをしてくれたことがあっただろうか?と探していたら気がついた。

「そうだ!力道山は北朝鮮だった!!!」

私には不思議でならないことがあります。
それは、かつて、アメリカ国民を恐怖のどん底に落としいれ、アルカイーダへの憎悪を駆り立て、アフガン→イラク攻撃へとやみくもに突き進むキッカケになった、あの炭疽菌はいったいどうなったんだろうということ。

「生物化学兵器を持っていなかったし、作るだけの能力もない」ことは承知してたのに、それでもイラクを攻撃したアメリカですから、炭疽菌事件というのも、もしかすると、さるスジの自作自演で、最初から犯人探しをしようなどという気はなかったんではないだろうかと疑ってしまいます。

そんなアメリカの尻馬に乗り、国際貢献の名の下に、オチャラケた国会答弁で自衛隊まで派遣することになった小泉首相の外交姿勢を検証したのがこの本。

2

外交を喧嘩にした男
小泉外交2000日の真実

読売新聞政治部

新潮社

『小泉劇場』、
世界の檜舞台へ!
戦争に負けても外交で勝つ歴史はある
外交の勝者は喧嘩の要諦を心得る者である。

   第1章 日朝外交 極秘交渉の真相

   第2章 日米外交 戦後最良のとき

   第3章 日中外交 大いなる蹉跌

もし、小泉さんが首相になっていなかったら、「靖国参拝」は“一政治家の身分”だから中国との軋轢にもならなかったことだし、イラク問題にしても「派兵反対!」で反米の立場を明確に主張して国民の人気を集めただろうと私は見ているのです。そんな小泉さんの外交姿勢を検証したこの本に“えあじん的”に面白いエピソードがあったので紹介しておきましょう。

それは、小泉首相の第一印象を語ったパウエル国務長官の次の言葉。

 「コイズミは本当に面白い。私に会った途端『I want you, I need you, I love you』と口ずさみ出したのだから」
小泉は、誕生日が同じ1月8日のプレスリーの大ファンで、この年の8月には、自ら選曲したプレスリーのCDが発売されたほど。プレスリーが1958年に米陸軍に一時入隊した時の上官がパウエルだったことを意識した上での周到な発言だった。

なるほどなるほど、、、、、。
紺色のシャツ着てブッシュ大統領との初会談に臨んだ小泉首相は、『真昼の決闘』 で大統領の心を掴み、国務長官にはプレスリーで攻めたワケだ。
やるもんだねぇ、、、、、。

2

Junichiro Koizumi
Presents

My Favorite Elvis Songs

BMGファンハウス

この企画に小泉さんがどの程度参加したのかよく分からないけれど、じつに良くできたCDでプレスリーのエッセンスが詰まっています。

あのころは、「今までにないタイプの指導者が現れた」と思えて、もしかすると明るい道筋をつけてくれるかもしれないと期待もしたけれど、いったん握った権力の座を維持するためには結局誰でも同じになってしまって、薄い唇から吐き出されるその場しのぎの言葉に目くらましされている間に、なにかトンデモない方向へ誘導されてしまったような気がします。

芸術に造詣の深いなんてことウリモノにする政治家なんて信用したらダメなのかな?

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