NHKスペシャルのオーム
数年前から電話で通話中にジージーというノイズが入るのは気がついていた。しょっちゅう電話をすることもなく、パソコンなどのサポートセンターと話すていどだから放っておいたのだが、気になってNTTの出張点検にきてもらった。通信回路に問題ないから電話器の故障だろうとの見立て。そこで、いまは電話器自体もそう高いものでもないからこの際交換しようと買ってきた。使用頻度の少ないfax機能もついてない安い機種だ。
けっきょくNTTの出張点検費用が4750円+電話器5980円かかった。
こんなことなら最初っからNTTの出張点検を外して電話器の購入だけにしておけばよかったなぁ。
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あれから17年たったのかと思う。
1995年3月20日。会社へ行くために地下鉄半蔵門線に乗っていた。最前列の車両、運転席の後ろあたりに立っていた。この位置は下車してからの地上出口へ便利だったのだ。
車内はいつもの見慣れた朝の出勤風景なのだが、表参道駅あたりから運行状態が急に悪くなった。ちょっと走っては止まりの連続だった。運転席ではひっきりなしに警告音のようなチンチンチンという音が鳴っていて、コントロールセンターでの切羽詰まった会話も洩れてくる。事故なんだろうがどんな事故なのかは誰も想像できていなかったし、運転手自身も解らなかったことだろう。
そのとき隣を走る地下鉄日比谷線では恐ろしいことが発生していたワケ。
どうにか神保町駅に着いて遅延証明書をもらって出社したのだが、誰もただの地下鉄事故としか思わず気にもせずに仕事をしていた。やがてヘリコプターの音がずいぶんとし始めた。空を見上げれば大手町方面に何機ものヘリが見える。
今日は誰か大物の裁判でもあるのか?そのていどのことしか思いつかなかった。のんきなものだ。
やがて、お昼近くになって外回りの営業の連中が帰社したころから情報が入り始めた。霞ヶ関で有毒ガスが発生して死傷者が出ているというのだ。
私が当時勤務していたのは出版物の取次店だった。つまり小売り書店へ本を卸してその口銭を得るのが商売だから、倉庫にはベストセラーから、年に1冊ていどしか動かないものまで数え切れない本が陳列してある。お客である書店からの注文に応じて全国の書店に送るし、直接来社し注文品を選ぶ都内近郊の書店もある。当然仕入れ値だから市中の書店で買うよりは何割か安いワケで、そのことを知っていて書店を装って買いにくる一般読者もいる。
・・・そういえば、、、。
白い修行服を着たオウム真理教の連中が倉庫で本を選んでいるのを何回か見かけたことがあったなぁ。
そんなことを仲間うちで話したことがあったことを思い出した。
2012年5月26日(土)/27日(日)2回にわたりオウム事件を検証したNHKの番組があって興味深く観ていた。
実写映像と、入手した700本に及ぶテープからの教祖麻原の講話、それに古参信者へのインタビューにもとずく再現ドラマという構成から、「地下鉄サリン事件はなぜ起きたのか?」を探った、実に力の入ったNHKらしい番組だったと思う。
人間にとっての最大の快感は
他人の心を自在に操ることではないか。
番組を観ながらこんなことをズ〜っと思っていた。
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本日の画像は麻原彰晃のオームだ。
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